ユイ、 ソンジュン、パク・ヒョンシク、イム・ジヨン共演で贈る、上流階級を舞台に繰り広げられるラブロマンス。
キャスト、あらすじ、感想、みどころをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
【上流社会】キャスト・視聴率
全20話
平均視聴率:7.5%
最高視聴率:10.1%
放送年度2015年6月から韓国で放送
演出:チェ・ヨンフン
脚本:ハ・ミョンヒ
【チャン・ユナ役】ユイ(元AFTERSCHOOL)
【チェ・ジュンギ役】ソンジュン
【ユ・チャンス役】パク・ヒョンシク(ZE:A)
【イ・ジイ役】イム・ジヨン
【チャン会長役】ユン・ジュサン
【ミン・ヘス役】コ・ドゥシム
【チャン・ギョンジュン役】イ・サンウ
【チャン・イェウォン役】ユン・ジヘ
【チャン・ソヒョン役】ユ・ソヨン(元AFTERSCHOOL)
当初は「財閥の娘」という仮題でしたが、その後の「トゥルー・ロマンス」というタイトルに変わり、最終的に『上流社会』となりました。
【上流社会】OST情報
本作のOSTには、出演者でもあるパク・ヒョンシクが歌う「You’re My Love」や、ソンジュンによる「そうしないで」などがをはじめ、他にも「アコースティックコラボ/そうしないで」、「ジョンヨプ/まぶしい一日」「キム・ジュナ/お前なしでどうしよう」などがあります。
【上流社会】あらすじ
ユナ(ユイ)は財閥の娘として生まれながらも家族の愛を知らずに育ち、世間から向けられる偏見や経営をめぐる家族の争いにもうんざりしていました。
そんな環境から抜け出し、独り立ちするための社会勉強として、ユミン百貨店の食品売り場で身分を隠したままアルバイトしていました。
ユナのまっすぐな性格のせいで揉め事を起こすこともありましたが、友人のジイ(イムジヨン)と共に楽しく働いていました。
そんなある日、ユナは母親からお見合いを強要されることになったのですが、その相手はなんとアルバイト先の本部長でユミンの御曹司でもあるチャンス(パクヒョンシク)だったのです。
お見合いを破談にしたいユナは、わざと嫌われようとします。
やがてユナは上司のジュンギ(ソンジュン)と付き合いはじめるのですが、実はジュンギはユナが令嬢であることに気づいていて彼女を利用しようとしていたのです。
そんなある日、ユナが家族の中で唯一頼りにしていた兄のギョンジュン(イサンウ)が事故で急死してしまいます。
それによりユナは兄の想いを継ぐためにも、テジングループで働くことを決意するのでした。
一方、ジイと付き合い始めたチャンスは、はじめは軽い気持ちだったものの次第に本気になり・・・。
【上流社会】みどころ
本作は、財閥の御曹司やお嬢様、そして貧しいながらも野望を秘めた男に純情娘などが登場する格差恋愛を描いたドラマです。
この設定は韓国ドラマでは定番のものですが、他の作品と違うのは思ったほどドロドロしておらず、立場の違う4人の成長と恋愛を描いているということです。
この主演4人の絶妙な掛け合いが本作の見どころであり、それぞれのキャラクターもこれまでのドラマなどでイメージするものとは違います。
財閥の娘ながら偉ぶらず真っ直ぐな性格のユナ、クールで野望に燃えるジュンギ、御曹司だか情に深いチャンス、ごく平凡なジイと、それぞれが個性的なんです。
財閥という立場に悩み、家柄でなくそれ抜きの自分を愛してくれる人を求める者、貧しさから上流階級にあこがれを抱く者や、恋愛を遊びとしか思わない者、貧しくともその中で幸せを見出だす者、と4人がとても対照的に描かれています。
お金持ちにはお金持ちの悩みがあり、貧しい人にも人それぞれ悩みがあるというのがポイントなんです。
複雑に絡み合う4人の運命はどうなっていくのか?
韓国の格差社会をリアルに描き出したラブストーリーとなっています。
そして、様々なタイプのキスシーンも本作の見どころの一つです!
【上流社会】感想と評価・評判
このドラマを見た視聴者も同意見の方が多いようなんですが、ユイとソンジュンの二人よりも、パク・ヒョンシクとイム・ジヨン二人の恋愛の方が魅力的でした!
貧しいヒロインと財閥の御曹司の恋愛というのはド定番なんですが、やはりこの二人のキャラクターの方がメインっぽいんですよね。
財閥を嫌がるユナと成り上がりたいジュンギのカップルの方が珍しいとは思うんですが、純粋だったユナが家族からの仕打ちや裏切りから変貌していったりする流れや、野心メラメラのジュンギなどがどうにも苦手で、キャラクター設定を見ると二番手な印象なんです。
それに比べ、チャンスは一見チャラくてわがままなお坊っちゃまなのに何故か憎めず、ジイに出会ったことで徐々に換わっていくのも好感が持てますし、そんなジイも自分が好きだった人を親友に取られても恨み辛みは言わず、ユナの正体が分かっても妬んだりもしないという”THE いい娘”なんです!
なのでこの二人のカップルの恋愛模様の方が興味を引き、世間的にもこちらの方が評価が高いのも頷けました。
ユナとジュンギの恋愛だけだと普通の愛憎劇のようになってしまうところを、ジイとチャンスが居ることでバランスが取れているんだと思います。
どちらか片方だけではダメで、ベタにならず意外性をもたらしてくれていました。
まとめ:タイプの違うヒロインとイケメンの恋愛模様をうまく描いた作品です。それぞれに女心をくすぐるポイントがありますが、パク・ヒョンシク&イム・ジヨンのシンデレラストーリーが特にオススメです!お金があるからといって必ずしも幸せとは限らないと痛感します。
最後に
本作は、タイトルや概要から想像するとお金持ちと貧しい人の恋愛ドラマで、格差による親からの反対や、財閥一族のドロドロとした人間ドラマを見せられるものと思っていました。
確かに軸としてはそんな設定なんですが、心ときめいたり切ないシーンがたくさんあり、感動も出来る純愛ロマンスだったんです。
その展開を予想してなかった分、意外性も高く感動も大きくなりました。