「善徳女王」コ・ヒョンジョン、「ホジュン~伝説の心医」パク・ジニ 主演。
衝撃の展開に目が離せなくなるサスペンス復讐劇!
キャスト・あらすじ・感想・主演女優降板の理由などをまとめました!
(トップ画像公式ページより)
韓国ドラマ【リターン】キャスト・視聴率
全話34話 (30分)
2018年1月より韓国で放送
平均視聴率 13.7%
最高視聴率 17.4%
演出 チェ・ドンミン
「お願いキャプテン」
「私の10年の秘密」
脚本 チェ・ギョンミ
【チェ・ジャヘ役】パク・ジニ
コ・ヒョンジョン(8話以降降板)
【トッコ・ヨン役】イ・ジヌク
【オ・テソク役】シン・ソンロク
【キム・ハンボク役】ポン・テギュ
【カン・イノ役】パク・ギウン
【クム・ナラ役】チョン・ウンチェ
【ソ・ジュニ役】ユン・ジョンフン
【キム・ジョンス役】オ・デファン
【キム・ドンベ役】キム・ドンヨン
【ヨム・ミジョン役】ハン・ウンジョン
韓国ドラマ【リターン】の紹介
上流階級の子息が絡んだ、謎の殺人事件を気に明るみになるおぞましい19年前の犯罪。
隠された真実を暴きながら犯人を追い詰めるスリリング復讐サスペンスです。
綿密で予想を反するストーリー展開が好評で1桁でスタートした視聴率は瞬く間に上昇し、韓国内で同時間帯1位を独占。
不調が続く国ドラマ業界で驚異の最高視聴率17.4%を記録した大ヒット話題作として反響を呼びました。
序盤にヒロインを演じ敏腕弁護士として冷静沈着に相手を追い詰めるクールで魅力的なキャラクター確立したコ・ヒョンジョンさんが途中降板したことにより、バトンを受け継いだパク・ジニさんが感情のこもった名演技で主演を見事に演じ切りました。
危険なアクションをスタントなしでこなすなど体当たり演技を披露したイ・ジヌクさんや、身の毛もよだつ狂気の演技で視聴者を震えあがらせたシン・ソンロクさんやポン・テギュさんの悪役としての演技も必見です。
韓国ドラマ【リターン】あらすじ
高卒でありがならも独学で司法試験に合格しカリスマ弁護士の座を手に入れたチャ・ジャへ(コ・ヒョンジョン╱パク・ジニ)はテレビ番組で司会もこなしながら、自ら法律事務所を開き活躍していました。
一方、元不良で刑事となったトッコ・ヨン(イ・ジヌク)。
荒々しくも、独自の方法で犯人を確保する粘り強い捜査を行い、日々格闘していました。
ある日、路上で不可解な女性の遺体が発見され、殺人とは縁のなさそうな上流階級の4人の男女が捜査線上に浮上することに。
ヘジャとヨンが真相を追うも、捜査を進めるうちに、この4人が関わった過去の事件も徐々に浮き彫りになっていきます。
過去に一体、何が起こったのか?衝撃の事実が次々と明るみになり事件は思わぬ方向へ・・・。
裏切り、裏切られ、真実の真相はいかに!?
主演女優コヒョンジョン降板の理由は!?
主演のコ・ヒョンジョンさんの5年ぶりの地上波ドラマ復帰作として放送前から注目を集め、高視聴率を記録している最中で、降板という局面を迎えることになり大きな話題となりました。
降板の理由は、プロデューサーをはじめ制作サイドとの対立で、意見の相違からの暴力沙汰など様々な憶測を含む報道も過熱しドラマの存続も危ぶまれる騒動へと発展しました。
コ・ヒョンジョンさんの途中降板で一旦、騒動は終息し、代役として白羽の矢が立ったのは第2子妊娠中だったパク・ジニさん。
ドラマの中心人物であるだけに完成度の高い演技力を求められる状況下で期待に応える演技を披露しました。
パク・ジニ コメント
コ・ヒョンジョンさんの降板を受けドラマの途中から電撃合流することになったパク・ジニさんは放送終了後のインタビューで
「チェ・ジャヘ役として最善を尽くしました。
難しく大変な部分も多かったですが、ジャヘ心情に共感するところが多く、もっと一生懸命演技しようと努力をしました。
また、今まで撮影できるように力を注いでくださった全ての方と、リターンを最後まで見て下さった視聴者に本当に感謝しています。」
と大変ながらも忘れられない作品に出会えた感想と感謝の意を語りました。
韓国ドラマ【リターン】感想・評価
ある殺人事件から過去事件や因縁がどんどん明らかになっていく感じで、単純に犯人は誰か?というものではなく計画的に設定された復讐劇の一幕であることを念頭においてみると、作りがとても巧妙であることがよく分かりました。
お金持ちで権力がある上流階級の人間が冗談のようにふざけて行う悪行が残酷すぎて目を塞ぎたくなる思いや、被害者の立場に立って考えるとやりきれない胸の苦しみや痛みが伝わる演技をされていたので、心が痛むシーンも多かったです。
主役が交代してしまうというすったもんだがあり、個人的にも違和感がなかったといえば嘘になりますが、徐々に慣れてそのあたりはクリアしたように思います。
続きが気になりどんどん見進めていくのには良かったのですが、詰め込みすぎて1つ1つの事項が軽薄になりもう少し丁寧に描いてほしかったところも、駆け足進んでいったような印象を持ったので少し残念な点です。
最後まで見終わってもっ爽快感のある後味の良いドラマとは言えないのですが、いろいろ考えさせられることも多かったドラマであったと思います。
ネットや書き込みの感想をみてもスリリングな展開と出演者の演技力を評価するものが多数寄せられていました。
最後に
大ヒットドラマ「星から来たあなた」などでも悪役をつとめ本作でも卑劣な人物を演じられたシン・ソンロクさん。
すっかり悪い奴のイメージが定着してしまったという視聴者も多いと思いますが、実際の性格はユーモア性もあり、明るく前向きに努力するタイプだそうです。
ミュージカル俳優としても活躍する彼の演技力の高さが、存在感を大きく発揮しドラマには欠かせない悪役としての役割を強く印象付けているのだと思います。
実際には好感度も高いシン・ソンロクさんの本作での恐ろしいサイコパス演技にも注目してみてくださいね。