人気シリーズ第1弾。ユン・ドゥジュン×イ・スギョン共演で贈る食べて恋する新感覚のグルメ&ロマンスドラマ!
キャスト、あらすじ、感想、見どころ、孤独のグルメ・ワカコ酒との違いなどをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
ゴハン行こうよ キャスト一覧
原題:食事をしましょう
全16話
平均視聴率:1.29%
最高視聴率:1.68%
放送年度2013年11月から韓国で放送(ケーブルテレビtvN)
演出:パク・ジュンファ
脚本:イム・スミ
【ク・デヨン役】ユン・ドゥジュン(元BEAST、現Highlight)
【イ・スギョン役】イ・スギョン
【ユン・ジニ役】ユン・ソヒ
【キム・ハンムン役】シム・ヒョンタク
【オ・ドヨン役】イ・ドヨン
【チェ・ギュシク役】チャン・ウォニョン
【パク・ギョンミ役】チョン・スヨン
大人気アイドルグループBEAST(現Highlight)のリーダー、ユン・ドゥジュンさんのドラマ初主演作品です。
“モクバン”(食べる姿)シーンの多い『ゴハン行こうよ』は人気シリーズとなり、2018年現在シーズン3まで放送されています。
ヒロイン役のイ・スギョンさんは、シリアスからコミカルまで様々な役柄で活躍されてる女優さんですが、抜群のスタイルでも有名です。
もう一人のヒロイン、ユン・ソヒさんはデビュー間もなくして本作でメインキャストに抜擢され、その後も順調にドラマ出演しバラエティーやCMでも活躍中!
シム・ヒョンタクさんは多くの作品で良い味を出しているイケメン俳優さんですが、ドラえもんマニアとしても有名です。
このドラマは基本はメインキャスト達だけで話が進むので他の出演者はちょい役が多いのですが、この中にはチョン・ユンピョさんや、ラ・ミランさん、キム・ヒョンスクさん、オム・ヒョンギョンさん、イ・イルファさんなど有名俳優も多数出演しています。
他にもスギョンの愛犬、チェ・ゲバラ(愛称バラ)もとても可愛いので要チェックです!
このドラマの音楽は、HIP-HOPのオープニング曲「K JUN/食事をしましょう」が印象的ですが、他にも「Eric Nam/カッコいい男」や、「チョン・ユヨン/私が描いた私」などがあります。
ゴハン行こうよ あらすじ
キム・ハンムン法律事務所で事務室長として働くイ・スギョン(イスギョン)は、バツイチで一人暮らし3年目の独女。
変越しのキム・ハンムン(シムヒョンタク)から、いつも理不尽な仕事ばかり押し付けられいびられていました。
スギョンは食べることが大好きで、グルメブログで美味しそうな料理を見ることでストレスを解消していました。
そんなある日、スギョンの住む部屋の隣にキュートなお嬢様ユン・ジニ(ユンソヒ)が引っ越してきます。
彼女は引っ越し初日から酔っぱらい、自分の部屋とスギョンの部屋を間違えて騒動を起こしてしまいます。
そしてスギョンのもう一人の隣人ク・デヨン(ユンドゥジュン)は、イケメンでかなり食通な男性。
保険の営業をする人当たりのいい人物ですが、謎な面も多いミステリアスな男性。
同じマンションに暮らす3人が知り合ったことで、スギョンのシングルライフは変化を遂げていくことになります。
ゴハン行こうよ みどころ
日本でも韓国でも近年”食”を題材としたドラマがよく作られるようになってきましたが、本作は韓国においての先駆者的作品です。
日本のこの手のジャンルのドラマは、ちょっとしたドラマの流れの中でメインとして食事シーンを挟むというのが定番ですが、本作の場合はそれらの作品よりドラマパートが長く、韓国ドラマとしては外せない要素の”恋愛”もあり「グルメ&ロマンス」のハイブリッド作品となっています!
登場する料理は韓国料理だけではなく、ピザ、しゃぶしゃぶ、長崎ちゃんぽん、回転寿司、ビュッフェ、日本料理なども登場し、グルメ番組用のカメラで美味しそうに撮影されています。
他の”食”を題材としたドラマと同様に、見ていて食欲をそそられることは間違いなしですね!
それでいて、韓国料理の歴史や食べ方もわかると楽しさもあるんです。
ユン・ドゥジュンさん演じるク・デヨンの美味しそうな食べっぷりと、熱の入った解説はバラエティのグルメ番組とはまた違ったものがあって、放送後にドラマに登場した店が話題となったのも納得です。
登場人物によって食べ方にそれぞれ個性があるのも面白いですね。
そんなク・デヨンは謎の男で、当初同じマンションの住人からは不審がられているんです。
そんな男と接することでスギョンの堅苦しい性格が柔らかくなっていったり、ジニも初めての一人暮らしの寂しさを紛らわすことが出来ます。
そういう人との繋がりを描いたドラマでもあるので、グルメドラマとしてではなく普通のドラマとしても十分楽しめると思います。
孤独のグルメ・ワカコ酒との違いは?
日本の”食”を題材としたドラマだと『孤独のグルメ』や『ワカコ酒』などが有名ですが、これらは一人で食事、飲酒するのがテーマです。
『孤独のグルメ』は、いかにして美味い店を探して何を食べるのかに注力し、『ワカコ酒』は仕事の悩みや疲れを癒すために美味しいお酒と料理でリセットする、ということをテーマにしています。
しかし、本作はそれとは違い美味しい料理を食べるのは当然ですが、それを誰かに紹介したり誰かと一緒に食べることをテーマにしているんです!
それによって更に美味しく食事できたり、人間関係を築けたりする。
都会の希薄な人間関係を食事によって繋いぐ、そんなことを描いたのが本作ではないでしょうか。
ゴハン行こうよ 感想と評価・評判
この作品では、一人暮らしをしている人たちの誰かと一緒に食事をすることの喜びを描いていて、ただ美味しそうな料理を紹介するだけの作品とはテイストが違っていると思います。
勿論美味しい料理は一人で食べても美味しいんですが、誰かと一緒に食事をすることで更に美味しくなる、そして食事をした相手との関係も深まるということを描いているんです。
同じ料理を食べるにしても、誰と食べるのかどういう心持ちで食べるのかで味が変わってくるということが伝わってくる作品だと感じました。
この作品には恋愛要素もありますが、やはり本格的な恋愛ドラマと比べるとあっさりしています。
しかし、恋に対して頑なだったスギョンの気持ちの変化をコミカルに描いていて、楽しく見ることが出来ました。