チ・ヒョヌとイ・ボヨン共演によるラブコメディ。
貧乏な青年と財閥の令嬢の恋を描く!
キャスト一覧、作品紹介、感想、みどころをまとめました。
セレブの誕生 キャスト一覧
原題:富豪の誕生
全20話
U-NEXT全20話
平均視聴率15.0%
最高視聴率17.7%
放送年度2010年3月から韓国で放送
演出:イ・ジンソ
脚本:チェ・ミンギ
【チェ・ソクボン役】チ・ヒョヌ
【イ・シンミ役】イ・ボヨン
【プ・テヒ役】イ・シヨン
【チュ理事(チュ・ウンソク)役】ナムグン・ミン
【イ会長(イ・ジュンホン)役】ユン・ジュサン
【プ会長(プ・グィホ)役】キム・ウンス
【チュ会長(チュ・ヨンダル)役】パク・ヨンジ
【ハン・ソジョン秘書役】シン・ダウン
【ユン・マルジャ秘書役】チョン・ジュウン
【ウ・ビョンド役】ソン・ジル
【キム・ダルス役】パク・チョルミン
【ユ室長役】キム・ドンギュン
作品紹介
本作はドラマ『童顔美女』の演出家イ・ジンソさんと、脚本家チェ・ミンギさんによる作品です。
この二人はドラマ『天命』でもコンビを組んでいます。
本作の人気とファンからの熱い要望により、当初16話の予定から20話に延長されました。
主演はドラマ『イニョン王妃の男』のチ・ヒョヌさんと、『いとしのソヨン』や『君の声が聞こえる』といった大ヒット作で知られるパク・ボヨンさんです。
ヒロインとは犬猿の仲のプ・テヒを演じるのはイ・シヨンさん。『花より男子』で注目され、本作でのコメディエンヌぶりが評価されブレイクしました。
チ・ヒョヌさんとはドラマ『死生決断ロマンス』で本作以来8年ぶりに共演を果たしています。
そして本作はナムグン・ミンさんの除隊後の復帰作であり、『ある素敵な日』以来4年ぶりのドラマ作品でもあります。
このドラマのOSTには、sg wannabeのキム・ヨンジュンさんや、Wantedのキム・ジェソクさん、teiさんに、soulstarのイ・スンウさん、更にニモさんや、big mamaのイ・ジヨンさんが参加しています。
セレブの誕生 あらすじ
顔も知らない財閥出身の父親を探すため、セレブたちが集まるオソンホテルで勤務しているソクボン(チヒョヌ)。
生き別れた父親と出会うことが出来れば今の貧乏生活から抜け出せるはずと、日々セレブとしてのマナーや知識を学んでいました。
ある日、オソングループの一人娘イ・シンミ(イボヨン)の担当を買って出るのですが、ケチで有名な彼女はチップすらくれず、ソクボンは苦労の連続となってしまいます。
一方のシンミも、フロンティアグループの後継者から猛アタックを受けていたり、その後継者を好きなプホグループの娘から嫌がらせを受けていたりと煩わしいのに、更に厄介なルーム担当ソクボンまで現れて頭の痛い限り。
そんな中、ソクボンは自身がガンであることを知るのですが、手術には莫大な費用がかかる為シンミに協力することで費用を得ようとするのですが・・・。
セレブの誕生 みどころ
財閥後継者であるシンミはお嬢様とは思えないケチっぷりで、オシャレや恋にも関心がなく化粧品もサンプルで済ませるほど。
本作のヒロインは、これまでのドラマに見るセレブとは全く違うキャラクターなんです。
普通なら貧乏なヒロインがこういうキャラクターとして描かれるところを、お嬢様に当てはめたところが珍しく、本作の人気と面白さのポイントの一つでもあります。
片や主人公のソクボンは、財閥の一族であったとされる父が母に残したペンダントを手がかりに、セレブが集まるホテルで働きながらの父親探しをしています。
シンミと比べて、マナーや知識などを学んだソクボンの方が振る舞いは優雅で、このシンミとソクボンのデコボココンビのやり取りがが一番の見所でしょう。
そこに加わってくるおバカなお嬢様テヒは本作のマスコットキャラ的存在!
シンミと結婚することで財閥の規模を大きくしようと狙うウンソクや、そのウンソクに想いを寄せるテヒとの四角関係や、家族愛、サクセスストーリーなどもあり、笑って泣ける物語となっています。
セレブの誕生 感想と評価・評判
ドラマを簡単に表すと”ラブコメ”ということになるんですが、通常のラブコメと比べると荒唐無稽とも言える出生の秘密や、病気などもあり、そこに家族愛なども盛り込まれたラブコメとメロドラマのハイブリッドのような作品になっています。
想像のお嬢様像とはかけ離れたシンミのキャラクターが面白く、清楚可憐とは縁遠い”姉御タイプ”なヒロインなんです。
そのシンミに無理難題を突きつけられるソクボンも、これまでに見たことがないタイプで、お金のためにシンミや彼女の父から課題を与えられそれをクリアしていくというのは、一風変わった成長ドラマとなっています。
そんなシンミにライバル意識を燃やすテヒは、普通なら悪女担当になるところを、おバカで憎めない愛されキャラというのが最高!
このキャラクターからもわかるように、財閥の話でありながらドロドロした展開にならないのがこのドラマの特徴と言えます。
ありきたりな財閥が登場するドラマとは一線を画した本作は、変わったヒロインとそのヒロインにこき使われる主人公、人間味溢れるお金持ちたち、普段目立たない秘書や執事が目立って恋愛したりと、非常に個性的なキャラクターが多く登場する作品です!
最後に
このドラマ、主人公とヒロインのキャラクターが”主役っぽくない”というか、ちょっと特異なキャラクターでしたね。
本来は憎まれ役となるはずの2番手女優プ・テヒ役のイ・シヨンさんのキャラクターがスゴく可愛かったです!
かなりおバカで周りの人間からすればはた迷惑で、実際にいたら関わりたくないタイプの人なんですが、ラブコメの登場人物としては魅力満載の愛されキャラでした。