イ・ジュンギ×パク・ハソン×キム・ソヨン×リュ・スヨン×ソン・ジェリムという豪華俳優陣で贈るサスペンスドラマ!
キャスト、あらすじ、感想をまとめました。
(トップ画像公式ページより)
TWO WEEKS【韓国ドラマ】キャスト一覧
原題:2 Weeks
全16話
平均視聴率9.1%
最高視聴率11.5%
放送年度2013年8月から韓国で放送
演出:ソン・ヒョンソク/チェ・ジョンギュ
脚本:ソ・ヒョンギョン
【チャン・テサン役】イ・ジュンギ
【ソ・イネ役】パク・ハソン
【パク・ジェギョン役】キム・ソヨン
【イム・スンウ役】リュ・スヨン
【キム先生役】ソン・ジェリム
【ソ・スジン役】イ・チェミ
【チョ・ソヒ役】キム・ヘオク
【ムン・イルソク役】チョ・ミンギ
【パク・ジスク役】キム・ヒョソ
【ハン・ジョンウ役】オム・ヒョソプ
【ハン・チグク役】チョ・ホジン
【オ・ミスク役】イム・セミ
本作はドラマ『華麗なる遺産』や『いとしのソヨン』なとで知られる脚本家ソ・ヒョンギョンによる作品です。
この方の作品は、主人公が様々な試練を乗り越えて成長していくストーリーに定評があり、本作もサスペンスドラマでありながら、同様な要素も含んだ作品となっています。
主人公テサン役のイ・ジュンギは、これまでに色々な役柄を演じてきましたが、本作では初の父親役に挑戦しています。
本作にイ・ジュンギが起用されたのは脚本家の熱望によるものだそうです。
TWO WEEKS【韓国ドラマ】あらすじ
テサン(イ・ジュンギ)は暴力団組織の組員で、質屋の店長をしています。
そこにかつての恋人イネ(パク・ハソン)が現れ、二人の間に娘がいることを知らされます。
そして、その娘が白血病の為、テサンにも検査をしてドナーになれるか確かめてほしいとお願いされるのです。
テサンはあまりにも突然の事に困惑するのですが、娘のスジンと出会い愛おしく思うのでした。
検査の結果、テサンはスジンに骨髄提供出来ることがわかり、その手術が2週間後に決まります。
しかし、テサンは悪徳実業家イルソク(チョ・ミンギ)に殺人の罪を着せられ、警察に逮捕されてしまうのです。
その後、テサンは交通事故に乗じて脱走し、刑事や検事、さらに殺し屋からも追われることに。
果たしてテサンは自らの無実を証明し、2週間後の娘の手術に駆けつけることが出来るのか!?
TWO WEEKS【韓国ドラマ】みどころ
このドラマはサスペンスドラマでありながら、逃亡劇で見られるスリリングなアクションシーンがみどころです!
いわゆる無実の罪を着せられた男の逃亡劇を描いた作品なのですが、そこに人間の心理ドラマや親子の愛、生きる意味なども描いているんです。
得意とするアクションシーンでは、激流に流されたり、手を縛られたままバイクを運転したりと映画のようなシーンの連続に圧倒され、初の父親役を演じたシーンでは心温まり泣かせる場面もありと、本作でのテサンという役は、イ・ジュンギの魅力を余すことなく伝えるキャラクターとなっています。
そんなイ・ジュンギの独壇場とも言える本作ですが、そうはいっても脇を固める役者さんたちの存在がなければ成立しないもの。
二人のヒロインのタイプの違うキャラクターも魅力的ですし、複雑な感情が入り交じった刑事を演じるリュ・スヨンも抜群なんです。
さらに、本作の癒しキャラであるテサンの娘スジンも可愛さが爆発していますね!
そして多くのベテラン勢が出演しているこの作品の中でも一番印象的だったのは、お母さん役のイメージしかなかったキム・ヘオクの怪演です。
こういう悪徳議員は大抵男性ですが、そこを女性が演じたのも珍しく、表裏のありすぎる強烈なキャラは、イメージから来るギャップもありとても衝撃的なものでした!
TWO WEEKS【韓国ドラマ】感想と評価・評判
イ・ジュンギはアクションは得意とするところですが、本作では初の父親役にも挑戦していて、この「動」と「静」の演じ分けがほんとうに素晴らしいと思いました!
サスペンスドラマ好きは勿論のこと、主人公が娘のために変わろうとする姿や、そこで見せる娘に対する愛情など感動的なシーンもあり、普通の刑事ドラマや犯罪ドラマとは違った魅力のある作品でした。
主人公が刑事や検事、弁護士などではないというのも、韓国ドラマとしては珍しいものですかね。
ストーリーが無駄にブレることなく、余計な要素も入れない、そして着地点が決まっているドラマなのに飽きさせることがないというのは、非常に優秀な作品と言えるのではないでしょうか。
個人的にはイ・ジュンギの出演作品の中でも一番好きな作品となりました。
まとめ:いわゆる罪を着せられた男の逃亡サスペンスでありながら、主人公以外の登場人物も丁寧に描かれたヒューマンドラマでもあります!
最後に
設定としてはベタなものなんですが、2週間という短い期間の中で、自らの無実を証明し、真犯人を探し、追っ手から逃げ、さらには娘に骨髄を提供するためにも決して死ねない!という極限の状態を描いたこの作品は、韓国のサスペンスドラマの中でも傑作と呼べる作品だと思います。
視聴率で評価すると本作は大成功してはいないんですが、そこだけで判断するにはおしい作品は沢山あるんです!
本作もそんな作品の中の一つで、視聴率20%や30%とる作品と比べても、なんら劣るところの無いドラマだと自信を持ってオススメ出来ます。