日本ドラマが韓国でリメイクされるとどうなる?比較&違いで国民性が明らかに!

近年、韓国ドラマが日本でリメイクされ注目されているように、実はかなりの本数の日本のドラマが韓国でリメイクされていることをご存じでしょうか?

ドラマではなく、漫画や小説を直接映像化したものも入れるとその数は更に増えます。

リメイクする際にタイトルが変更されるものも多いので、日本で知られてないものもかなりあるようです。

そんな作品の一部を例に挙げて、日本のオリジナルと韓国のリメイクを比べてみたいと思います!

全てではないですが、韓国でリメイクされた日本の作品を書き出してみました!

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目次

今週妻が浮気します

日本「今週妻が浮気します」2007 → 韓国「今週妻が浮気します」2016

この作品はドラマの内容を比べるというより、オリジナルから9年経っているのに注目です。

元々インターネット掲示板の書き込みを元に書籍化され、それをドラマ化した作品だけに、韓国版の2016年というSNSが発した時代に描くことで面白さが増したように思います。

韓国ドラマにしては登場人物の女性の性格が控目で、その辺はオリジナルに合わせたんだと思われます。

そうはいっても、圧倒的に浮気した奥さんが責められる様は、韓国の男尊女卑の表れでしょうか。現代の日本だと、浮気に走らせるまで妻を放っておいた旦那が悪い!と言われそうですが、2007年当時はまだ男が強かったのかな?

ハケンの品格

オフィスの女王

日本「ハケンの品格」2007 → 韓国「オフィスの女王」2013

このドラマは日本のドラマを韓国でリメイクした一連の作品の中でも、かなり評価の高い作品!

日本版との一番の違いは、ラブコメディの要素が加えられている点でしょう。

そして厳しい就職難と正社員と非正社員との違いを皮肉を込めて面白おかしく描いているところです。

このに点は日本版より濃く描かれており、どちらが好みかは見比べて見てください。

愛なんていらねぇよ、夏

チョインソンとソンヘギョドラマその冬風が吹く
日本「愛なんていらねぇよ、夏」2002 → 韓国「その冬、風が吹く」
この作品は日本版は視聴率が低かったものの、内容は非常に評価された作品でした。

それを韓国でリメイクし、日本を越える視聴率とその年のドラマの中でも高い評価を得た作品となりました!

メインキャストの豪華さもあり、オリジナルを知らずに本作に触れた人も多いようです。

プロポーズ大作戦

プロポーズ大作戦

日本「プロポーズ大作戦」2007 → 韓国「プロポーズ大作戦~Mission to Love」2012

この作品は基本の流れは一緒で細かなところをアレンジしてる程度でしたが、終盤の展開は韓国ドラマお決まりの交通事故や記憶喪失といった展開を見せ、日本とは違った終わりかたを見せました。

ケーブルテレビ放送ということもあり、高い視聴率を獲得した作品にはなりませんでしたが、個人的には秀作だと思っています。

オリジナルと比べても高い評価が出来るもので、国を問わない普遍性のある”初恋”をテーマにした作品は、のちに中国でリメイクされたのにも頷けます。

ドラゴン桜

「ドラゴン桜」2005 → 「ドラゴン桜」2009

日本版から4年しか経っていませんが、その間に発達したカメラ付きケータイや各種IT機器が登場しているのが特徴。そして、日本版よりも勉強のテクニック的な要素が多く含まれており、受験戦争大国韓国のお国柄を表したものになっています。

のだめカンタービレ

「のだめカンタービレ」2006 → 「のだめカンタービレ~ネイルカンタービレ」2014

この作品に関しては日本版がテレビドラマにスペシャルドラマ2回、更に劇場版前後編とあったため、韓国版よりはるかに詳細に映像化されています。

本来は日本版より放送話数が多いのが韓国版ですが、この作品に関しては例外です。

日本版がかなりポップな作品で、アニメのキャラも登場する奇抜な演出が特徴でしたが、それと比べると韓国版は地味に映りました。チュウォンさん主演作は外れがなく期待してたのですが、大傑作の日本版には遠く及ばすでした。韓国版を見て、日本版に手を伸ばしてくれることを期待します!

「花より男子」や「イタズラなkiss」「花ざかりの君たちへ」は韓国でリメイクの他に台湾でもリメイクされ、日本の少女漫画を原作とするものはアジアで人気がある傾向にあります。一度だけでなく繰り返し何度もリメイクされているのも特徴!原作ファンならそれぞれのバージョンを比べてみるのも楽しみの一つです。

その他

・「リッチマン、プアウーマン」2012 → 韓国「リッチマン」2018

・「Mother」2010 → 「Mother」2018

・「最後から二番目の恋」2012 → 「最後から二番目の恋」2016

・「ロス:タイム:ライフ」2008 → 「奇跡の時間ロスタイム」2016と「ロス:タイム:ライフ」2015の二度リメイク

・「ストロベリー・オンザ・ショートケーキ」2001 → 「S.O.S私を助けて」2014

・「家政婦のミタ」2011 → 「怪しい家政婦」2013

・「女王の教室」2005 → 「女王の教室」2013

・「親愛なる者へ」1992 → 「親愛なる者へ」2012

・「同窓会~ラブ・アゲイン症候群」2010 → 「ラブ・アゲイン症候群」2012

・「佐々木夫妻の仁義なき戦い」2008 → 「負けたくない!」2011

・「結婚できない男」2006 → 「結婚できない男」2009

・「恋人よ」1995 → 「恋人よ」2007

・「101回目のプロポーズ」1991 → 「101回目のプロポーズ」2006

・「恋ノチカラ」2002 → 「ヨンジェの全盛時代」2005

・「JIN-仁」2009 → 「Dr.JINドクター・ジン」2012

この他にも「やまとなでしこ」や「星の金貨」、「白い巨塔」なんていう名作もリメイクされてます!

まとめ

すべてを見たわけではないですが、オリジナルに忠実にリメイクした作品が思ったより多いように思えます。

そこに韓国ドラマお馴染みの設定がプラスされたり、登場人物の性格の気象が荒くなってたりと、日本人と韓国人の性格の違いが表れています。

逆に言えば韓国ドラマを日本でリメイクした際は、表現がマイルドになっていると言えます。

それにしても想像以上にリメイクされた作品が多いですね!オリジナルが好きだった方は、この機会に韓国でリメイクされたドラマもチェックしてみてはいかがでしょうか?

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