ソン・イェジンとイ・ミンホというトップスターが夢の競演!
クールでイケメンの設計士と、恋愛に臆病な家具デザイナーの同居生活を描いたラブコメディです。
キャスト、ユンウネとキムナムギル出演回、あらすじ、感想をまとめました。
(トップ画像公式ページより)
個人の趣向キャスト一覧
全16話
平均視聴率11.7%
最高視聴率13.1%
放送年度2010年3月から韓国で放送
演出:ソン・ヒョクソン/ノ・ジョンチャン
脚本:イ・セイン/キム・ヒジュ
【パク・ケイン役】ソン・イェジン
【チョン・チノ役】イ・ミンホ
【ハン・チャンニョル役】キム・ジソク
【キム・イニ役】ワン・ジヘ
【イ・ヨンソン役】チョ・ウンジ
【パク・チョラン役】カン・シニル
【チェ・ドビン役】リュ・スンリョン
【ノ・サンジュン役】チョン・ソンファ
【キム・テフン役】イム・スロン
【イ・ウォノ役】ポン・テギュ
本作は、同名の恋愛小説を元に原作者イ・セインが書き下ろしたドラマです。
ユンウネはいつ出る?
カメオ出演するユンウネは第8話で、チノ(イミンホ)の元彼女役で登場!
イミンホ・ソンイェジンと3人でお茶するシーン、ユンウネのマグカップに「コーヒープリンス」というロゴがありますので要チェック!
こういう細かい演出~!うれしいですよね!
キムナムギルはいつ出る?
第11話のカフェのシーン、わずか17秒ですがキムナムギルがお客さん役でカメオ出演しています。
これはロケ先でキムナムギルがたまたまそこに居合わせたことから、出演交渉→出演という流れだったとか。
彼は別のドラマの撮影の休憩時間にカフェを訪れただけだったのに、その場で出演することになった、なんて面白いですね。
このドラマのプロデューサーと過去、仕事をしたことがあってその縁があったようです。
個人の趣向あらすじ
ヒロインのパク・ケインは、建築界の奇才として知られる父が設計した伝統家屋”サンゴジェ”で暮らす家具デザイナーです。
彼女は「お一人様向け家具」のブランド代表ですが、会社を手伝う友人がサンゴジェを担保に借金し姿を消したり、10年以上同居してきた友人に恋人を奪われたりと人間不信に陥る寸前。大雑把で飾り気もなく、まるで”干物女”ともいうべきケインは、とっつきにくい建築家のチョン・チノと何度も出会ううちにケインはチノをゲイだと勘違いしてしまうのです。
建築コンペに勝ち残るためにサンゴジェの内部に興味を持っていたチノは、ケインに誤解させたまま同居人を募集していたサンゴジェに住むことになります。
正反対な性格ともいえる二人はことあるごとに衝突するのですが、徐々に二人の距離は縮まっていき・・・。
トップスターの夢の共演で贈る、ゲイと偽るイケメンと恋愛下手女が織りなす同居ラブコメディー。
個人の趣向みどころ
ひょんなことから男女の同居生活が始まるという、ラブコメお決まりのパターンの一つですね。
そこに、ゲイだと思われた男と女っ気のない女とのぶつかり合いがありながらも、ケインが裏切り者の恋人を見返すためにチノの協力を得て女磨きに邁進したりします。
二人とも性格に問題があり、見た目を除けば視聴者が憧れを持つようなタイプのキャラクターではないのですが、こんなズボラだったり偏屈だったりする人は実際にもいそうで、見ていてイライラしながらも大いに楽しむことが出来ました。
「ゲイ」を軽く描いているのはどうかとも思いますが失礼ながら笑ってしまいますし、お互いに人間的に不器用なところも段々と可愛らしく感じてきて、舞台の設定はお決まりですがキャラ設定に関してはかなり個性的だと思いました。
それはタイトルの「個人の趣向」にも表れているように、皆が思う可愛らしいヒロインや、正義感溢れる主人公が出てくるドラマではなく、みんなそれぞれに個性的なのが特徴の人物を面白く描いているからだと思います。
韓国ドラマに登場する人物の殆どは家でもバシッと着込んでいたりするのが当たり前で、それがヒロインともなれば貧乏でもちゃんとしているんですが、このヒロインはズボラであり見てくれも構わないタイプで綾瀬はるかが主演した「ホタルノヒカリ」のようなイメージでしょうか。
そんなタイプのヒロインと綺麗好きで潔癖症のイケメンが同居するんですから、それは想像通りの面白い展開になります。
そこに元恋人や、恋人を奪ったヒロインの友人、建築デザインを決める美術館の館長や、チノの同僚などのラブコメ展開もありと、韓国ドラマのラブコメとしては地味な方ではありますが人間関係が面白い作品だと思いました。
更に主人公たちの心の傷や、家族との確執も描き、建築や家具のデザインというサブテーマもあって、全体的にキャッキャ、うふふとした作品とは違った魅力があるドラマになっています。
特に映画俳優としての印象が強いリュ・スンリョン演じる館長がすごくいいキャラで、相変わらず嫌な女を演じているワン・ジヘを見て落ちた気分を回復させてくれる程のいい人を演じていました。
個人の趣向感想と評価・評判
最後に
ヒロインのケインを筆頭に、友人のイニなど女性的に節度がなさすぎる人物が目につき過ぎて、どうも感情移入できませんでした。
ケインからイニに乗り換えたチャンニョルも理解不能ですし、チノも色んな嘘を引っ張りすぎですよね。
コメディドラマとして見ると笑えるんですけど、恋愛相手として考えると微妙です。私的には主要な4人よりも、その周りの人物たちの方がキャラ的にも面白く、彼らの存在が合って助かってるドラマだと思いました。
美術館の館長や、チノと同じくゲイを装うサンジュン、そのサンジュンと仲良くなるケインの親友ヨンソンなどは、皆キャラが良く人間的にも大好きな人たちでした。
ドラマの流れやテーマ的には面白かったので、もっと主要人物たちを魅力的にしてほしかったですね。