チェ・ジニョク主演による新感覚ゾンビコメディ!
ゾンビとして蘇った男が探偵になり殺人事件解決に挑む痛快ヒューマンドラマです。
キャスト、あらすじ、感想などをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
ゾンビ探偵【韓国ドラマ】キャスト一覧
全12話
平均視聴率:2.64%
最高視聴率:3.6%
放送期間:2020年9月21日~10月27日まで韓国KBSで放送
演出:シム・ジェヒョン
「プロデューサー」など
脚本:ペク・ウンジン
【キム・ムヨン役】チェ・ジニョク
ゾンビ探偵。生前の記憶はなく自分が誰なのかも分かっていない。
【コン・ソンジ役】パク・ジュヒョン
時事番組の放送作家。トラブルばかり起こした末、探偵助手として働くことに。
【チャ・ドヒョン役】クォン・ファウン
容姿端麗なエリート刑事。ソンジの友人。
【コン・ソニョン役】ファン・ボラ
ソンジの姉。乳酸菌飲料の販売員。
【イ・テギュン役】アン・セハ
ソニョンの夫。売れない映画監督。
【キム・ボラ役】イム・セジュ
ソンジとドヒョンの友人。ホルモン店社長。
【イ・ソンロク役】テ・ハンホ
ワールド・キング探偵社社長。ムヨンをライバル視している。
【ワン・ウェイ役】イ・ジュンオク
ワールドキング探偵社職員。中国からやって来た老け顔の青年。
「愛の迷宮 -トンネル-」や「皇后の品格」といったヒット作で知られるチェ・ジニョク主演による斬新な探偵ドラマ。
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ゾンビ探偵【韓国ドラマ】あらすじ
ある夜、一人の男がゴミ山の中から目を覚ました。
男は生前の記憶を失っており、自分が何者なのか、なぜゾンビとして蘇ったのかも分からずにいた。
やがて男は、人間になりすまして生きるためのトレーニングをはじめ、人間らしい動きや話し方を取り戻すまでに。
そんな中、山奥で探偵キム・ムヨンの死に際に立ち会ったゾンビは、山を下り探偵ムヨン(チェジニョク)になりすまして生きていくことを決意する。
一方、時事番組の放送作家をしているソンジ(パクジュヒョン)は、”サンタ事件と呼ばれる女児誘拐殺人事件について調べていた。
そんなある日、ソンジは子どもたちと一緒にいたムヨンを犯人だと勘違いし・・・。
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ゾンビ探偵【韓国ドラマ】みどころ
イケメンゾンビと放送作家女子が異色の探偵コンビを結成!?
ゾンビ目線から人間社会を捉えたミステリー・ヒューマンドラマ!
本作はゾンビとして蘇ったイケメン探偵と、トラブルばかり引き起こす助手による新感覚探偵ドラマです。
個性豊かなキャラクターたちによるミステリードラマとしてはもちろん、主人公の”ゾンビ探偵”という設定が秀逸で、人間になりすますために様々なトレーニングに励んだり、顔色の悪さを化粧でカバーし、生肉で空白を満たして人間を襲わないように気を付けているなど、非常に斬新なゾンビコメディに仕上がっています。
なぜゾンビとして蘇ったのか?そもそもどんな理由で死んだのか?など、主人公がゾンビとなった原因を探す要素と、人間になりすまし探偵として怪事件を解決していく要素が合わさったユニークな作品です。
チェ・ジニョクが5人組K-POPグループA.C.Eと共にゾンビダンスを披露するシーンも注目です!
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ゾンビ探偵【韓国ドラマ】感想・評価
これまでに”ヴァンパイア探偵”、”幽霊になった探偵”など、異色の探偵を生み出してきた韓国ドラマ界ですが、本作ではついに”ゾンビ探偵”が登場!
日本や海外ではゾンビを主人公にした様々なタイプの作品が作られてきたのですが、本作ではホラーの登場人物であるゾンビを活用して、ミステリー、コメディ、ヒューマンドラマ要素の組合わせた斬新なコメディを生み出しました。
正直、B級感満載ではあるんですが、これがコメディとしていい方に転がっていて、細かいことは気にせずに爆笑できる作品になっているんです。
主人公のゾンビ探偵というキャラクターが面白いのは当然ながら、助手であるソンジをはじめ、ライバル探偵やその助手、ホルモン店オーナーにゾンビ嫌いなイケメン刑事、見た目のインパクトも強烈なお笑い夫婦など、個性豊かなキャラクターが数多くいたのもコメディドラマとして楽しめた要因だと思いますね。
正統派のミステリー作品と比べるものではないですが、程よい長さの中に笑いや謎、ヒューマンドラマ要素まで詰まっていた、終始笑いっぱなしの良作でした。
まとめ:深夜のコメディドラマなどが好きならドンピシャの作品!
普段やっつける側を主人公にした、ゾンビジャンルが苦手でも絶対楽しめるコメディヒューマンドラマです。
最後に
最初は今の韓国ゾンビムーブメントに乗っかっただけの作品かと期待していなかったんですが、実際に見てみると色々なゾンビもののパロディを披露しつつも、コメディとしてとてもセンスのいい作品でした。
変に話のスケールを大きくし過ぎていないのも良かったですし、主人公のキャラクターだけに頼るのではなく、サブキャラやちょい役までこだわっていたのも正解でしたね。
ゾンビマニアが見てもイケメン目的で見ても楽しめる是非ともシリーズ化してほしい良作です!