チョン・ジフン(RAIN/ピ)、イ・ナヨン主演によるアクション・ラブコメディ!
5年ぶりにドラマ出演したRAINがお金と女性が大好きな探偵に扮して世界中を飛び回るエンターテインメント作品。
キャスト、あらすじ、感想、視聴率などをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
逃亡者PLAN B【韓国ドラマ】キャスト
U-NEXT全20話
平均視聴率:13.6%
最高視聴率:20.7%
放送期間:2010年9月29日〜12月8日まで韓国KBSで放送
演出:クァク・ジョンファン
「チュノ〜推奴〜」「THE K2~キミだけを守りたい~」
「ハンムラビ法廷~初恋はツンデレ判事!?~」など
脚本:チョン・ソンイル
「チュノ〜推奴〜」「7級公務員」
「恋するパッケージツアー~パリから始まる最高の恋~」「親愛なる判事様」など
【ジウ役】チョン・ジフン(RAIN/ピ)
名探偵。国際探偵協会太平洋支部韓国事務所長。
【ジニ役】イ・ナヨン
ジウの依頼人。
【カイ役】ダニエル・ヘニー
事業家。ジニの恋人。
【ドス役】イ・ジョンジン
外事課刑事。
【ユン・ソラン役】ユン・ジンソ
外事課刑事。ドスの部下。
【ナカムラ・ファン役】ソン・ドンイル
日本の探偵。在日韓国人。
【ファン・ミジン役】ユン・ソナ
大学教授。ジウとジニの抹殺を命じる。
【キエコ役】上原多香子
日本の大人気アイドル。
【ヒロキ役】竹中直人
日本政財界の重鎮。
【ヤン・ドゥヒ役】ソン・ジェホ
韓国の権力者。
最高視聴率41.9%を記録した大ヒットアクション時代劇「チュノ〜推奴〜」を手掛けたスタッフによる探偵アクション・ラブコメディ。
竹中直人、上原多香子といった日本人キャストや、映画「男たちの挽歌」シリーズなどで知られる香港の大物俳優ティ・ロンも登場するなど豪華なキャスティングとなっています。
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逃亡者PLAN B【韓国ドラマ】あらすじ
実力は確かだがお金と女性にはめっぽう弱い名探偵のジウ(RAINピ)は、ある日正体不明の相手から命をねらわれ続けている美女ジニ(イナヨン)から依頼を受け、彼女を狙う「メルギデック」について調査することになる。
自身も警察から追われる中、ジニと共にアジア各国を巡りメルギデックに関する情報を集めていくジウでしたが、警察以外にも二人を追う存在はいくつも存在していたのです。
そんな中、ジウとジニは次第に惹かれあっていくようになるのですが・・・。
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逃亡者PLAN B【韓国ドラマ】みどころ
本作はアジア各国を舞台に活躍する名探偵と、美人な依頼人の命を狙う存在との戦いを描いたアクション・ラブコメディです。
「メルギデック」という謎の人物の正体を探るため、お金と女性には女性に目がない探偵は巧みな話術で女性や小悪党を丸め込み、警察やヤクザ相手に大立ち回りします。
コミカルなキャラクターも魅力ですが、ハリウッド仕込みの本格派アクションを披露するチョン・ジフンの活躍が一番のみどころで、そんな探偵と共に行動するイ・ナヨンも相棒的活躍をみせてくれます。最初はお互いを利用しているだけの関係だった二人も、行動を共にすることで惹かれ合うようになり、この二人のロマンスも注目となります。
更に、二人を追い続ける刑事たちや、敵か味方かはっきりしないコミカルな探偵や情報員、様々な目論見を企てる権力者たちにそれに群がるヤクザや手下どもなど、登場するキャラクターが皆個性的なのも本作ならではの魅力となります。
果たして「メルギデック」とは”何”なのか?そしてジニが狙われ続ける理由とは?
パッと見は軽薄な名探偵と事ある毎にビンタを見舞う依頼人とのロマンスはどんな結末を迎えるのか!?
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逃亡者PLAN B【韓国ドラマ】感想・評価
女好きでお金も大好きな探偵が世界を飛び回って活躍するスパイもののようなアクション・ラブコメディ!
探偵が主人公の作品といえば、日本だと殺人事件などを調査するミステリーが定番だと思いますが、本作では推理要素よりもアクションが主体のエンタメ作品になっています。
この時代の韓国では探偵行為自体が違法として認められていないらしいので、主人公は警察に追われていたり独自の調査機構があったりと、ほぼスパイのような感じがしました。
主人公がコミカルで格闘能力も抜群なところなど、どこかジャッキー・チェンが演じそうなキャラクターなのも好みでしたね。
韓国のアクションドラマの主演ものといえばイケメンでクールなキャラが多いので、そんな中でシティーハンターの冴羽獠的な三枚目キャラになっているのは日本人好みだと思いました。
パッと見は女好きでチャラい男なのに、探偵としての実力はかなり優秀というところも似ていましたね。
この時代のドラマの予算が豊富だったのか、アクションシーンはかなり派手ですし銃をバンバン撃ってるのも特徴的でした。
あまり銃撃シーンが見られないイメージがあった韓国ドラマにおいては新鮮に思えました。
犯罪組織が出てくる作品においても銃が登場することは滅多になく、殴りあいや角材などを使っての格闘ばかりなので、組織との戦いやスパイものだと違和感を覚えることが多々あるのですが、そういった意味での違和感は本作にはありませんでした。
ただ、通訳無しで英語、日本語、中国語、韓国語の会話が成立していたり、下手くそな日本語を話す日本人が登場したり(在日韓国人のはずのナカムラが一番下手なのは変ですが・・・)するのは無理があります。
特に、韓国の警察が日本で銃を撃ちまくるのをはじめ、人を脅したり車を奪ったりと数々の違法捜査をしているのはあり得ませんよね。
これ完全に悪役ですよね!とはいえ、そんな中にもコミカルさも織り交ぜられてますし、メインとなるアクションシーンは本格派なので、その辺りはあまり気にせずに見ることをおすすめします。
まとめ:ストーリー的にはかなり無理がありましたが、近年のありきたりな犯罪ドラマと比べるとスケールも大きくエンターテインメント性も高いものになっていました。
アクション、ロマンス、コメディ、追走劇が上手く混ざった痛快エンタメです!
最後に
主人公のキャラクターは、ルパン三世と冴羽獠を足して二で割ったような印象で、普段の三枚目っぷりといざというときの二枚目の使い分けが見事でした。
そんな主人公のまわりには個性的なキャラクターが沢山いましたし、ヒロインのジニを筆頭に、悪女や一途な女性刑事、アイドルに秘書など美人キャラクターも沢山いて、そういった点でもみどころは満載でした。
10年前のドラマなので古臭いところもありましたが、基本設定は昔から続く王道路線なので今見ても十分楽しめると思いますよ!