パク・ミニョン、ソ・ガンジュン主演によるヒーリングラブストーリー。
都会の生活に疲れ田舎に戻ってきた女性と、そこで書店を営む元同級生とのロマンスを描いた作品。
キャスト、あらすじ、感想、視聴率などをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
天気がよければ会いにゆきますキャスト一覧
原題:天気が良ければ訪ねて行きます
U-NEXT全32話
平均視聴率:2.292%
最高視聴率:2.667%
放送期間:2019年2月24日~4月14日まで韓国JTBCで放送
演出:ハン・ジスン
「恋愛時代」「一理ある愛」
「ミストレス~愛に惑う女たち~」など
チャン・ジヨン
脚本:ハン・ガラム
「真夏の思い出~一度きりのサマーラブ~」など
【モク・ヘウォン役】パク・ミニョン
ソウルから叔母が住む田舎に戻ってきた女性。元チェロ講師。
【イム・ウンソプ役】ソ・ガンジュン
グッドナイト書房を経営するヘウォンの高校時代の同級生。
【イ・ジャンウ役】イ・ジェウク
へウォンとウンソプの同級生。公務員。
【キム・ボヨン役】イム・セミ
ヘウォンの高校時代の友人。英語塾講師。
【シム・ミョンヨ役】ムン・ジョンヒ
ヘウォンの叔母。元作家のペンションオーナー。
【イム・フィ役】キム・ファニ
ウンソプの妹。高校生。
【オ・ヨンウ役】キム・ヨンデ
へウォンとウンソプの同級生。カフェ経営。
【チ・ウンシル役】ヤン・ヘジ
へウォンとウンソプの同級生。ジャンウの初恋相手。
ウェブコミック「天気が良ければ訪ねて行きます」を原作としたドラマ。
主演は「キム秘書はいったい、なぜ?」「彼女の私生活」などのパク・ミニョンさんと、「恋はチーズ・イン・ザ・トラップ」「キミはロボット」などのソ・ガンジュンさん。
パク・ミニョンさんは特殊な家庭環境の中で育ちソウルでチェロ講師をしていた女性を演じ、都会の生活に疲れ叔母が住む田舎に戻ってきます。明るく元気なキャラクターではなく、トラウマを抱えた孤独なキャラクターからは彼女の新たな魅力を垣間見ることができます。
ソ・ガンジュンさんは田舎で書店を営む男性を演じ、これまでのイメージとは違った物静かな姿を披露しています。片想いの相手であるパク・ミニョンさんと再会したことで、彼女の心の傷を癒しやがて惹かれあっていきます。
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天気がよければ会いにゆきますあらすじ
ソウルでチェロ講師をしていたものの、人間関係や都会の生活に疲れ仕事を辞めたヘウォン(パクミニョン)は、高校生活を送った田舎町でペンションを営む叔母の家でしばらく過ごすことになります。
一方、ヘウォンの高校時代の同級生ウンソプ(ソガンジュン)は、古民家を改装した小さな本屋“グッドナイト書房”を営んでいました。
初恋相手であるヘウォンが春まで地元に滞在すると知ったウンソプは、そのことを密かに喜んでいました。
やがてウンソプの本屋でアルバイトをすることになったヘウォンは、ウンソプのさりげない優しさによって心の傷が癒され、次第に心惹かれていくようになり・・・。
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天気がよければ会いにゆきますみどころ
本作は冬の田舎町を舞台としたヒーリングラブストーリーです。
都会の生活に疲れ田舎町に戻ってきたヒロインと、高校時代からヒロインに想いを寄せる主人公とのロマンスを中心に、同級生たちと絆を紡いでいく過程や彼らの恋愛模様なども描いています。
それでいて二人の家族に関する秘密や、それによって負った心の傷についても描き、二人が再会したことでその傷が癒されていくことになります。
都会を舞台とした作品と比べると派手さはないものの、美しい冬の景色やレトロな書店の雰囲気などが静かなドラマの作風ともマッチしていて、見る者の心を揺さぶります!
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天気がよければ会いにゆきます感想・評価
「キム秘書はいったい、なぜ?」とは違ったパク・ミニョンさんの可愛さが見れる作品。
都会を舞台としたスタイリッシュなドラマもいいけれど、「椿の花が咲く頃」や「海街チャチャチャ」のような田舎町が舞台の作品もいいな。そう思える方にオススメのドラマです。
韓国ドラマで田舎が舞台の作品というと、お節介焼きの住人たちや噂話好きなおばさんなどが登場してワチャワチャする!なんてイメージがあったのですが、本作はどちらかと言えばそういったものよりも映画のようなテイストが強く、全編通して静かで見ていて温かい気持ちになる作品になっていました。ワチャワチャしたのもそれはそれでいいんですけどね。
「キム秘書はいったい、なぜ?」と比べるとパク・ミニョンさんの雰囲気は本作の方が好みで、また違った魅力を堪能することが出来ました。
キャリアウーマンも似合ってましたが、どこか影のある本作のキャラクターの方が男心をくすぐる感じがしましたね!
ただ、韓国ドラマとしてはかなりおとなしい部類の作品なので、ヘウォンの心の傷について描くシーンがかなりスリリングに思え、そこまで壮絶なものにしなくても良かったのでは?という気もしました。
確かにそういった山場(?)が無いとストーリーが平坦になってしまうので仕方がないのかもしれないんですが、直接的ではなくもっと視聴者に想像させるような描き方をするとか、過去の出来事自体が最もマイルドでも良かったかなと思ってしまったんです。
全編静かな進行が魅力ゆえに、更に視聴率低くなったのかもしれませんね。。。
まとめ:静かでゆったりとした世界観が好きな人にはピッタリのドラマといえますが、「キム秘書はいったい、なぜ?」でのパク・ミニョンさんや、「恋はチーズ・イン・ザ・トラップ」でのソ・ガンジュンさんの姿を期待して見た人からすると、暗くて地味なドラマに思えるかもしれません。
ポップなラブコメも確かにいいですけど、こんな深い大人のドラマもいいもんですよ!
最後に
感想で色々なドラマのタイトルを挙げていますが、本作はその中でも一番ゆったりとした作品だと思います。
本作のようなテイストの作品は映画だとたまに見掛けるものなんですが、ドラマとなるとサスペンス展開やコメディ要素など色んなテイストが入ってきてしまうのが常なんです。
まぁ、それがドラマの持ち味であり視聴者を飽きさせない工夫であるとはいえ、たまには全編しっとりなドラマも見たくなるというもの。
視聴率はともかく作品の出来としては良作といって間違いないと思います。
主人公二人のキャラクターはもちろん、二人の家族や同級生たちの背景もしっかりと描かれていて、ラブロマンス以上に感情移入出来る人間ドラマがいくつも含まれているのも魅力ですね。
主演俳優たちのファンでなくとも満足できる作品ですよ!