チソン×ヘリ(Girl’s Day)共演で贈る韓国音楽業界の裏側を描いたサクセスストーリー!
キャスト、あらすじ、感想、見どころをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
タンタラ【韓国ドラマ】キャスト一覧
原題:タンタラ
全18話
平均視聴率:7.74%
最高視聴率:8.70%
放送年度2016年4月から韓国で放送
演出:ホン・ソンチャン/イ・グァンヨン
『美男〈イケメン〉ですね』/『法廷プリンス-イ判サ判-』
脚本:ユ・ヨンア
『キレイな男』
【シン・ソクホ役】チソン
大手芸能事務所KTOPの理事→独立してMANGOエンターテイメントを立ち上げる。敏腕マネージャー。KTOPのイ代表と対立
【チョン・グリン役】ヘリ(Girl’s Day)
4つアルバイトを掛け持ちするフリーター。ハヌルの姉代わり。ハヌルを支えるためタンタラバンドのマネージャーとなる。
【チョ・ハヌル役】カン・ミニョク(CNBLUE)
高校3年生。良心を交通事故で亡くし、姉代わりのグリンと釜山で暮らしている。ソクホに見出だされタンタラバンドのボーカルとなる。
【ヨ・ミンジュ役】チェ・ジョンアン
音楽投資会社の部長で、実は財閥のご令嬢。ソクホとは古くからの友人であり、長い間ソクホに片想い中。
【カイル(イ・バングル)役】コンミョン(5urprise)
ジュリアード音楽院でギターを専攻していたエリートだが、ソクホにスカウトされタンタラバンドのギタリストとなる。トラブルメーカー。
【ナ・ヨンス役】イ・テソン
5歳の息子をもつシングルファーザー。タンタラバンドのベーシスト。
【ソ・ジェフン役】ビョンホン(元TEEN TOPのL.JOE)
ソウル大学に在学中の優等生。マザコン。タンタラバンドのドラマー。
【イ・ジュンソク役】チョン・ノミン
KTOP代表。ソクホにことあるごとに妨害行為を仕掛けてくる。
【キム・ジュハン役】ホ・ジュンソク
ジュンソクの部下でソクホの後輩。出世欲に負けてソクホを裏切る。
本作は、『美男〈イケメン〉ですね』の演出家が手掛けた芸能界、音楽業界を描いたサクセスストーリーです。
カメオ出演としてソ・ガンジュン、パク・シネ、パク・ウンビンなども登場しますので注目して見てください!
本作は音楽業界を舞台とした作品であるだけに、OSTに関しても実力はアーティストが多数参加しています。
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タンタラ【韓国ドラマ】あらすじ
大手芸能事務所KTOPの理事である敏腕マネージャー シン・ソクホ(チソン)は、人気のアイドルグループのジャクソンと共に事務所独立を進めていました。
事務所の代表からの了承も得ていたので、全ては順調に進んでいるように見えたのですが、裏ではイ代表(チョンノミン)がソクホを陥れようと計画をしていたのです。
ある日ソクホは、飲酒運転事故を起こし拘置所に収容されてしまうのですが、拘置所から出るとソクホと共に事務所を出る筈だったジャクソンが残留することになったと知らされます。
ソクホはジャクソンの代わりとなる新なグループを1ヶ月以内に結成するよう投資家たちから迫られ、その為にも釜山に住む作曲家に会いに行くのですが、そこで偶然出会ったチョ・ハヌル(カンミニョク)の歌声に惹き付けられることに。
両親を事故で亡くし姉がわりのグリン(ヘリ)と暮らしていたハヌルは、幼なじみのイ・ジヨン(ユンソ)に暴行の濡れ衣を着せられ、音楽の道も諦め心を閉ざしていたのですが、ソクホの説得により再び歌うことを決意します。
ソクホはメンバーを集め、タンタラバンドを結成し、グリンもハヌルを支えるためにバンドのマネージャーとなります。
そして彼等はバンドの成功を夢見て活動していくのですが・・・。
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タンタラ【韓国ドラマ】みどころ
本作の一番のウリはやはり主演のチソンでしょう。
彼が芸能人ではなくマネージャーという立場を演じ、転落からの巻き返しを描いています。
当然そのかっこ良さも健在です!
その他のキャストも若手実力派やベテラン勢が多数出演していて、それぞれの魅力を発揮してくれています。
ドラマの内容としては芸能界の黒い部分を描いている分ハードなものもあるんですが、色々な妨害や難題を乗り越えてバンドが成功していく過程を爽やかに描いています。
そんなサクセスストーリーがメインのドラマですが、それと同時にバンドメンバーをはじめ登場人物たちの成長や改心する過程も描かれるなど、ハートフルな展開も魅力となります。
そして、ソクホとグリンの恋愛も本作のみどころの一つですし、他にも淡い恋愛模様が描かれています。
タンタラ【韓国ドラマ】感想と評価・評判
このドラマは始まり方がダメですね!
濡れ衣を着せられたり、大手から独立した主人公たちが圧力をかけられたりといった韓国ドラマありきたりの展開や、パッと見で嫌なヤツだと分かる登場人物たちや、今後の展開や予想出来るか前フリなどが多数ばらまかれていたりと、なんともよくある設定ばかりで見るのを止めようかと思ったほどなんです。
しかし、その後の展開は思ったようなドロドロとしたものにならず、主人公たちがまっとうに頑張っていくことで周りからも認められていくという爽やかストーリーでした。
普通なら復讐の展開になったり、もっとパンチのあるエピソードが出てきそうなものですけど、そういう”これぞ韓国ドラマ”といったものが無いのが本作のいいところと言えます。
ところが本作は、日本人からすれば見やすいドラマとして評価されるんでしょうが、本国では視聴率をみても好評だったとは言えないようです。
もっと分かりやすく悪者を描き、恋愛模様も華やかでないと駄目なんでしょうか。
もちろんそんなメリハリの効いた作品も面白いのですが、あまりにもそんなのばっかりだと退屈なので、たまにはこんなマイルドな作品もいいですね。
ですが、ラブコメを期待して見ると思ったほどではないので、はなから爽やかなサクセスストーリーだと思っておいたほうがいいかもしれません!
まとめ:キャストは豪華ですが、どちらかというと地味目な作品です。恋愛ドラマとしてはラブ要素薄いですし、芸能界の熾烈な争いがメインというわけでもありません。ですが、サクセスストーリーとしては爽やかで見やすいドラマだと思いました!
最後に
本作は、韓国ドラマとしては爽やかな部類のドラマだと思うんですが、悪く言えばインパクトに欠ける作品だと言えます。
これはあくまでも韓国ドラマの中でみればというもので、実のところひどいことも沢山起きているんですけどね。
総体的には見やすいドラマであるとはいえ、バンドがあっさり人気となったり、主人公ソクホが芸能人よりかっこよかったりと突っ込みどころも多く、特に最終回に関してはハッピーエンドにするために丸く納めたり、それまで頑張ってきたキャラクターの扱いが雑だったりと、なんとも都合が良すぎる部分は残念ですね。