韓国屈指の制作会社と中国王手のポータルサイトが共同で制作した中韓合作のウェブドラマ。
チョン・イル×チン・セヨン共演の芸能界を舞台としたロマンティック・ラブストーリーです。
キャスト、視聴率、あらすじ、感想、みどころ、続編があるかどうかなどをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
ステキな片想いキャスト/視聴率
全20話
中国のポータルサイトでは再生回数2億回越え
放送年度2015年11月から韓国で放送(ウェブドラマ)
演出:チ・ヨンス
脚本:シン・ユダム
【チェ・セフン役】チョン・イル
【ユ・イリョン役】チン・セヨン
【ムン院長役】チョン・サンフン
【ホ室長役】イ・シオン
【ミンジュ役】ボラ(SISTAR)
【チャン・セユン役】ムン・セユン
【チョン・サンフン役】チョン・ソンホ
【ジュンホ役】テ・ハンホ
本作は「お嬢さまをお願い!」の演出チ・ヨンス作品です。
主演のチョン・イルはこの頃中国での活動に力を入れており、中国映画撮影後の韓国復帰作として選んだのがこのウェブドラマです。
本作はケーブルテレビとはまた違った専用ポータルサイトで見れるウェブドラマであり、中国での再生回数は2億回を超えモンスターヒットとなった作品。
ウェブドラマということもあり1話あたり約15分の計20話というコンパクトなドラマとなっています。
OST情報
このドラマのOSTは「シグナル」などでも印象的なリメイク曲を歌っていたインキによる「Catch me」くらいしか詳細はわからないのですが、この曲の音楽監督は映画「サニー」「過速スキャンダル」やドラマ「ミセン」「太陽を抱く月」などの大ヒット作を手掛けてきたキム・ジュンソクさんが担当しています。
ステキな片想いあらすじ
このドラマは大手芸能事務所の社長で、敏腕プロデュ―サーのセフン(チョンイル)が、ある日偶然出会った田舎の少女イリョン(チンセヨン)に魅了されたことから物語は始まります。
セフンは若くして成功しただけに、自信家で性格も傲慢なタイプ。そんな彼が”オーガニック”少女と出会い調子を狂わされる話をシンプルかつコミカルに描いています。
セフンはイリョンをスカウトするものの、あえなく断られショックを受けてしまいます。
その後も、あの手この手でスカウトし続けるも断られ続け、この執着心がイリョンへの恋心だと気づいても片想いの経験がないイフンは戸惑うばかりなのでした。
一見完璧に見える男の、コミカルな片想いの物語がこうして始まったのです。
ステキな片想いみどころ
芸能事務所の社長というまさに時代を読みながら生きる男と、山奥で一人暮らしをする芸能界の知識も興味もない少女の、コミカルかつストレートな恋愛ドラマとなっています。
こんなシンプルなドラマは今どき珍しく、それでいて登場人物が皆癖が強くて笑えるというのも好ポイントでした。
主演の二人はどちらかというと時代劇の印象が強く、その二人の現代劇というのも面白いですね。
話数が短いというのもありますが、その中で一つの軸をストレートに描いているのが逆に新鮮で、異なる世界で生きてきた二人が偶然出会い、恋をして狼狽えるというシンプルな恋愛ドラマは、王道でありながら実は難しいことだと思います。
色んな要素や展開を入れれば、作品自体を派手に見せたり、注目ポイントを分散できるのですが、このドラマのように恋愛だけ、それもライバルもいないとなると自然に二人に注目するしかなくなるわけです。
これはメインの二人に感情移入できなかったり、引き付けられるものが無ければ、それはつまらない作品ということになってしまいます。
そういった意味でいえばかなり挑戦的な恋愛ドラマだと言えるでしょう。
登場人物自体は少ないながらも、セフンのいい相棒役でいつも振り回されてばかりのホ室長だったり、売れっ子アイドルで現場を脱走したりもする迷惑な人物でありながら実はいい人のミンジュだったりと、皆いいやつで面白くセフンとイリョンの二人を支えてくれます。
こういった好人物の存在があるおかげで、二人の恋愛を描くだけの単純な話ながらも楽しめたんだと思います。
シンプルなラブコメ、テンポも良く気軽に見れる作品を探してるなら、このドラマをお勧めします。
ステキな片思い続編はある?
続編があるかどうか、韓国サイトで調べたのですが、それに関する情報が全くありませんでした。
ステキな片想い感想と評価・評判
最後に
ウェブドラマとあってそんなに内容に期待は寄せてなかったのですが、主演二人は豪華ですし相性も良かったので予想以上にいい作品でした。
もともとBSで「オクニョ」を見てるときにチン・セヨン作品を探してて発見したのですが、時代劇とはまた違った可愛らしい一面が見れて非常に満足しました。
チョン・イルも「夜警日誌」や「太陽を抱く月」のイメージが強かったので、こういうコミカルな役は新鮮でした。
二人のファンなら見ておいた方がいい作品だと思いますよ。