パク・ヒョンシク&ハン・ソヒ主演による長年親友関係にある男女の恋と仕事の転機を描いたミュージックロマンス!
キャスト、あらすじ、全何話、感想などをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
サウンドトラック♯1キャスト・全何話
ディズニープラス全4話
放送期間:2022年3月23日よりDisney+で配信スタート
演出:キム・ヒウォン
「カネの花~愛を閉ざした男~」
「王になった男」「ヴィンチェンツォ」など
脚本:アン・ゼボム
【ハン・ソヌ役】パク・ヒョンシク
カメラマン。ウンスの親友。
【イ・ウンス役】ハン・ソヒ
作詞家。ソヌの親友。
【カン・ウイル役】キム・ジュホン
ウンスが憧れる有名作曲家。
【ウン・スモ役】イ・ジョンウン
ウンスの母親。
【ユン・ドンヒョン役】ユン・ビョンヒ
ソヌの先輩で仕事仲間。
【ギョルハン役】パク・フン
ソヌとウンスが通う飲み屋 “ピユ(夫婦)” の店主。
【マリ役】パク・ミンジョン
ギョルハンの妻。
【キム・ソヨン役】ユン・ソア
ソヌの後輩。
カメオ出演としてソ・イングクさんも登場しますのでご注目あれ!
音楽が重要な本作のOSTには、SUPER JUNIORのキュヒョン、NCTのドヨン、パク・ボラム、Davichi、元WannaOneのキム・ジェファンらが参加してドラマのサポートをしています。
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サウンドトラック♯1あらすじ
カメラマンのソヌ(パクヒョンシク)と作詞家のウンス(ハンソヒ)は19年来の親友。
ソヌの元には個展の依頼も来ているものの、ウンスはまだまだ駆け出しで、有名作曲家から依頼された仕事もダメ出しをされてしまう。
片思いの経験がないウンスの詩からは片思いの切なさが伝わってこないようで、そのことをいつものようにソヌに愚痴っていた。
そんな話の中で、ウンスはソヌが誰かに片思いしていることを知る。
有名作曲家からのチャンスを逃したくないウンスは、2週間以内に詩を書き直す約束をし、「うちで一緒に住みながら片思いの切なさが伝わる作詞の手伝いをしてほしい」とソヌに持ちかける。
2週間限定の同居生活を送ることになったソヌとウンスは、寝食を共にしていく中で、いつしかお互いを意識していることに気づくのだが・・・。
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サウンドトラック♯1みどころ
19年間も親友関係にある男女の恋と仕事の転機を描いたミュージックロマンス。
お互いにまだまだ駆け出しのカメラマンと作曲家の親友コンビが、ひょんなことから期間限定の同居生活をおくることになったことで、お互いに対する意識が変わっていく様を描いた作品です。
かなり前からヒロインのことを意識している主人公と、片思いの切なさが分からないと主人公に相談してしまう鈍いヒロインは、お互いの大切さが分かっているからこそ今の関係性を変えることが出来ずにいます。
しかし、お互いに仕事における転機を迎えたことで、このまま親友を続けるのか、それとも一歩踏み出すのかの選択を迫られることに。
「男女の友情は成立するのか?」という普遍的なテーマをパク・ヒョンシク&ハン・ソヒという人気俳優主演で描いた感情移入すること間違い無しのドラマ。
二人の心情を歌詞に落とし込んだOSTも重要な働きをする珠玉のロマンスです!
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サウンドトラック♯1感想・評価
映画サイズの短いドラマですが、ウェブドラマのように色々と詰め込まれてもおらず、シンプルで王道だけど大いにキュンキュンさせられる良作でした。
「ソヌの片想いの相手は誰なのか?」というのがテーマの一つとなっていますが、それは見始めれば誰でもすぐに気付くことで、そういった面での驚きを楽しむ作品ではなく、どちらかといえば主人公の片想いに気付かないヒロインにヤキモキさせられる作品でした。
ヒロインのビジュアルは好みだけど、切ない片想いの感情が分からないとか鈍いところ、行動力はあるけど強引すぎるところなどは厄介で、そんなヒロインに片想い中の主人公に感情移入しながら見ていました。
しかし、そんな彼女に惹かれる理由も分かるわけで、思っていても行動を起こせない人や、自分の気持ちを上手く表現できない人にとっては、彼女のようなタイプが眩しく感じることでしょう。
ただ、近くに居続けているのに感情が爆発してしまわないのかが不思議で、あまりにも近すぎるからこそ、思いを告げて今の関係を壊したくないという気持ちがあるのは理解できますが、好きという感情を抑えたまま19年も親密でいるのは辛すぎますよ!
それでも友達以上恋人未満の関係は正直羨ましく、幼馴染ものの王道をいく設定とストーリーなのも見やすかったですね。
前半では主人公がヒロインに嫉妬して大人げない言動をしていたのが、終盤になるとそれが逆転しているのが面白く、暗く悲しい展開にならなかったのも好みでした。
ミュージックロマンスというだけあって、普通のドラマと比べると音楽が効果的に使われているのですが、歌詞や曲調でドラマの内容を代弁しているとはいえ、それがバラードばかりだったのはありきたり過ぎかと。
それに特別名曲と呼べるものもありませんでしたし、セリフと歌詞の字幕を同時に追えないので、歌詞の内容もイマイチ入ってこないんです。吹き替えで見ると印象が違うかも!?
主演二人の相性とビジュアルが抜群なのはもちろん、共感度抜群のストーリーと登場人物たちの心情に寄り添った楽曲が魅力的で、過剰にドラマチックだったりしないのも好みでしたね。
最後に
好きだという気持ちが、相手を苦しめることになる。
友情という壁を打ち破ることは、本当の意味で結ばれる為の一種の試練なのか?
親友でいればケンカしても仲直りし、恋や仕事の悩みなど何でも話せるけど、恋人や夫婦となるとこの関係が壊れることを恐れて話せなくなったり、かつてのような気楽さは失われてしまうのかもしれない。
関係を深めるためにあと一歩踏み出すということは、そんな風に怖いものだということを再認識させられる作品でした。
皆さんも気になったであろう「サウンドトラック #1」というタイトルについてですが、Disney+で「#2」の配信が決定したようです!
まだキャストは未定で、大学でバンドメンバーとして出会った男女の出会いと別れ、再会を描く内容だとか。
#1と同じく音楽を際立たせたラブストーリーになりそうですね。