白詰草シロツメクサ【韓国ドラマ】キャスト・あらすじ・最終回感想

韓国ドラマシロツメクサ

話題となった復讐ドラマ「福寿草」のチェ・ウンギョン監督がパク・シウン主演で手掛けた王道の復讐劇!

キャスト、あらすじ、感想などをまとめました。

(トップ画像公式ページより)

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目次

白詰草シロツメクサ【韓国ドラマ】キャスト一覧

原題:師匠オ・スンナム,訓長オ・スンナム

全129話

平均視聴率:9.0%

最高視聴率:11.6%

放送年度2017年4月から韓国で放送

演出:チェ・ウンギョン
「福寿草」「棘<トゲ>のある花」「ヨンワン様のご加護」など

キム・ヨンミン
「テロワール」「黒の旋律」など

脚本:チェ・ヨンゴル
「偽りの雫」
「ヨンワン様のご加護」など

【オ・スンナム役】パク・シウン
礼儀作法を教える書堂(ソダン)の師匠。幼い頃に家族と生き別れ記憶喪失に。

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【チャ・ユミン役】チャン・スンジョ
総合病院勤務の児童精神科医。スンナムの夫。

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【ファン・セヒ役】ハン・スヨン
黄龍(ファンヨン)グループ会長の養女。

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【カン・ドゥルム役】ク・ボンスン
ウンギルフード代表。スンナムの弟の義兄弟。スンナムの手助けをする。

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【チャ・マンピョン役】チャン・グァン
スンナムとユミンの養父でユミンの亡き父の兄。

【チェ・ボクヒ役】ソン・ビョンスク
スンナムとユミンの養母。

【カン・ウンギル役】ソル・ジョンファン
ドゥムルの義弟・スンナムの実弟

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本作は「棘<トゲ>のある花」でもタッグを組んでいたチェ・ウンギョン監督と女優パク・シウンさん主演による愛憎劇です。

監督のチェ・ウンギョンさんは韓国で大ブームを巻き起こしたイ・ユリさん主演の復讐劇「福寿草」などの作品で知られています。

脚本家のチェ・ヨンゴルさんは「ヨンワン様のご加護」でチェ・ウンギョン監督と再度タッグを組んでいて、そちらも注目となります。

3年ぶりのドラマ復帰作となった主演のパク・シウンさんは、複雑な設定と悲劇を背負ったヒロイン・スンナムを熱演していて、彼女の変わり様が本作のネックとなっています。

そんな彼女の夫でありこれまた複雑な事情を抱えたユミンを演じているのがイケメン俳優として人気のチャン・スンジョさんです。

ユミンは家族や職場との板挟みに合う人物で、次第にスンナムよりもセヒに引き寄せられていきます。

そして、婚約者がいながらもユミンを狙いスンナムの家庭を壊そうとする悪女セヒ役をハン・スヨンさんが演じています。

そこにセヒの元恋人でスンナムの弟と義兄弟の関係にあるドゥルムも関わってきて、それをク・ボンスンさんが演じています。

本作のOSTには、 90年代の韓国人気グループSechs Kiesのメンバー、カン・ソンフンの実妹カン・ユンジによる「愛です」をはじめ、「ハン・ギョンイル/思い出せない」「ペ・ダヘ/愛は心で」「キルミ/棟が痛くて」などが作品を彩っています。

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白詰草シロツメクサ【韓国ドラマ】あらすじ

幼い頃に家族と生き別れになり、事故で記憶も失っていたスンナム(パクシウン)は、書堂(ソダン)を営む夫妻の養子となります。

その後、子供たちに礼儀作法を教える書堂で師匠として働いていたスンナムは、彼女と同じく夫妻の養子として育ち児童精神科医をしているユミン(チャンスンジョ)と夫婦になり、今では夫と娘と共に明るい日々を送っていました。

一見すると幸せな家族に見えたスンナム一家でしたが、書堂の大師匠でユミンの亡き父の兄でもあるチャ・マンピョン(チャングァン)が弟が亡くなった経緯を調べようと動き出したことで軋轢が生まれることに。

しかも、その事件に関わっていた会社がユミンが勤務する病院の親会社ということもあり、ユミンは家族と病院との板挟みになってしまいスンナムともぶつかるようになってしまいます。

そんな中でユミンは黄龍グループの養女セヒ(ハンスヨン)と出会い彼女から誘惑されるようになります。家族と距離を取るようになっていたユミンは、セヒを味方だと思うようになり、やがて二人は恋愛関係に発展していくことに。

実はセヒには親が決めた婚約者がいたのですが彼女は婚約者を嫌っていて、ユミンを手に入れるためにスンナムの家庭を壊そうとしてきます。

スンナムはユミンの不貞を知っても家族を守ろうと必死になるのですが、交通事故で最愛の娘を失ったことでスンナムは変わっていくこととなり・・・。

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白詰草シロツメクサ【韓国ドラマ】みどころ

あらすじを見ればある程度想像がつくと思いますが、これぞ韓国ドラマといった王道の愛憎劇となっています。

養子や元夫婦、元恋人といった関係が複数存在するだけでなく義兄弟までいるという複雑すぎる人間関係。家族との生き別れ、出生の秘密、記憶喪失、様々なハラスメント、自殺、濡れ衣、巨大財閥、悪女、復讐劇といったマクチャンドラマの要素がこれでもかと詰まっているのが本作です。

設定や展開などは典型的ではありますが、ヒロインが礼儀作法を教える書堂(ソダン)の師匠という特殊なもので、その衣装や髪型なども気になるところです。いわゆる教師のようなヒロインが復讐劇を繰り広げることでどのような変貌を見せるのかもポイントとなります。

そんなヒロインと対する悪女の存在も本作に欠かせないものとなっていますので、そちらからも目が離せません。

そして、ヒロインを含め主要キャストの3人が養子であるというのもポイントで、ストーリーの進行と共にこの関係性にどんな変化があるのか、どんなどんでん返しが待っているのかにも注目していただきたいです。

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白詰草シロツメクサ【韓国ドラマ】感想・評価

ひと括りに愛憎劇だといっても、そこに人情があったりコミカルな要素が盛り込まれているものから、そういう要素は一切省いたドロドロなものとがあります。

本作は完全に後者にあたるもので、私としては見ていて辛くなるばかりのドラマでした。

これは他の類似作品にも言えることですが、あまりにも近場に関係者が集結しすぎで、その上出生の秘密や養子をはじめとした複雑な関係性に、元夫婦や元恋人といったものも関わってくるので、あまりにも世界が狭く感じてしまうんです。

そんな関係者ばかりの中で復讐やらハラスメントなどをするものだから見ていて鬱になりそうでしたし、性格が悪い人が登場しすぎていて苦しくなってきたというのが正直なところで、内容も同じような大騒ぎを延々と繰り返しているだけというのもキツかったですね。

見ていてイライラする箇所が多いのにも引っかかったのですが、女性キャストに全く魅力が無かった点もこの作品に惹かれなかった要因ですかね。そして、ヒロインを支えるドゥルムがお金持ちで優しいのですが、イケメンではなくキャラクターとしてイマイチなのも残念でした!

最終回・結末は?

ドラマの終盤で悪人は捕まったり命を落としたりしますが、真の意味での悪人が処罰されていなかったり、刑務所に入っても反省していなかったりして、どうにもスッキリしない結末でした。

また同じようなことが起きてしまいそうな締めくくり方をなぜ選んだのか?これがリアルなんだと言えばそれまでですが、これまでにあり得ない展開を見せられて来たのに最後にスッキリと落とさないのは不満でしたね!

まとめ:こういった愛憎劇は韓国ドラマ好きなら定番のジャンルだと思うのですが、本作の評価は賛否両論のようでした。

これをエンターテイメントとして楽しむ方もいるでしょうが、私的にはあまりにも登場人物が性悪ばかりだと引いてしまいますし、それを笑って楽しむことも出来ませんでした。

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