アン・ヒョソプ、元gugudanのキム・セジョン共演!
同名のウェブ小説・ウェブ漫画を原作とした王道のラブコメディ!!
キャスト、相関図、あらすじ、感想などをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
社内お見合い【韓国ドラマ】キャスト相関図
Netflix全12話
平均視聴率:9.35%
最高視聴率:11.4%
放送期間:2022年2月28日~4月5日まで
まで韓国SBSで放送
演出:パク・ソンホ
「油っこいロマンス」など
脚本:ハン・ソルヒ
「ブッとび!ヨンエさん シーズン15」など/ホン・ボヒ
【カン・テム役】アン・ヒョソプ
ジーオーフード社長。クムファグループ会長の孫。
【シン・ハリ役】キム・セジョン
ジーオーフード食品開発1チームの先任研究員。
【チャ・ソンフン役】キム・ミンギュ
ジーオーフード秘書室長。
【チン・ヨンソ役】ソル・イナ
マリングループ会長の一人娘で、ハリの親友。
【カン・ダグ役】イ・ドクファ
クムファグループ会長。テムの祖父。
【イ・ミヌ役】ソン・ウォンソク
シェフ。ハリが長年片想いする友人。
同名の小説、ウェブ漫画(邦題「お見合い相手はうちのボス」)を原作としたラブコメディ。
社内お見合いの原作漫画
テレビでの視聴率も最高11.4%と近年の作品としては高いものでしたが、Netflixのテレビ番組部門においては世界2位という大ヒットを記録しています!
主演は「30だけど17です」「浪漫ドクターキム・サブ2」などのアン・ヒョソプさんと、「君の歌を聴かせて」「悪霊狩猟団:カウンターズ」などのキム・セジョンさん。
そんな二人と近しい役柄を演じるのは、「パフューム」「コンビニのセッピョル」などのキム・ミンギュさんと、キム・セジョンさんと共演した「恋するレモネード」や「哲仁王后」などに出演するソル・イナさん。
主人公の秘書とヒロインの親友という立場を演じる二人は、主人公たちと同様に一目惚れからはじまるロマンスを展開することになります。
本作のOSTには、キム・セジョンさん自身が歌う「Love, Maybe」をはじめ、イ・ムジン、VICTON、ベンベン (GOT7)、メロマンスなどが参加しています。
スポンサーリンク
社内お見合い【韓国ドラマ】あらすじ
食品会社で新製品の開発をしているシン・ハリ(キムセジョン)は、実家のチキン店の手助けもしながらヒット商品も生み出してきた苦労人。
ある日、そんなハリが親友チン・ヨンソ(ソルイナ)の替え玉としてお見合いをすることになる。
長年ハリの家族とも仲が良くしているヨンソは財閥令嬢であり、父親の指示で政略結婚させられそうになっていた。
そんな縁談を何とかして破棄しようと、ハリに頼んでお見合い相手に嫌われようと考える。
ところが、テム(アンヒョソプ)の方もお見合いを何度もさせられることを避けようと考えており、別人になりすましたハリと結婚すると宣言してしまう。
渋々ながらも提案を受け入れテムと契約恋愛をすることになったハリだったが、テムがハリが勤める会社の新社長であると分かると、別人のふりをしている事がばれてしまわないかと常に緊張させられることになる。
一方、本物のヨンソは偶然出会ったチャ・ソンフン(キムミンギュ)に一目惚れしてしまう。
ところがソンフンはテムの秘書であり、二人が知り合ったことでハリがヨンソのふりをしていたことがバレてしまい・・・。
スポンサーリンク
社内お見合い【韓国ドラマ】みどころ
本作は契約恋愛からはじまるロマンスという王道のラブコメディです。
イケメン御曹司とチキン店の娘がひょんなことから知り合い、ヒロインは正体を偽ったまま恋人のふりをすることになります。
しかも、御曹司は秘書が働く会社の社長であり、自分の正体がバレないようにとあれやこれやで社長を避けることに。
このドタバタ模様がとにかくコミカル!
それでいてツンデレ社長と二重生活のヒロインとの胸キュン必死のロマンスはベタであるからこそ最高で、ヒロインへの対応が徐々に甘々なものに変化していく過程も楽しめます。
ストーリー自体は非常にシンプルですし、昔ながらのお決まり設定や展開も多数あるのですが、マクチャン要素やサスペンス的な展開を排除したことで若者から往年の韓国ドラマファンまで楽しめる”王道ラブコメ”に仕上がっています!
アン・ヒョソプさんのカッコよさと、キム・セジョンさんの可愛らしさにメロメロになること間違いなしです!!
スポンサーリンク
社内お見合い【韓国ドラマ】感想・評価
これぞラブコメ!
最近のラブコメ作品の中では一番の王道路線かつ最も楽しめた作品。
ベタベタな設定や展開が山盛りの分かりやすい作品ではあるのですが、こんな楽しいベタなら大歓迎ですよ!
良い意味で凝ってないのが正解で、予想通りの展開にはなるし斬新さもないけど、だからこそ気軽に見れるというもの。
過剰などんでん返しもないですし、財閥が悪とか親世代が厄介という定番の設定や、「こんなやつおらんだろ!」というような極端なキャラクターも登場しないとのも好みでしたね。
正直なところ、序盤はヒロイン・ハリにあまりハマれず二番手のヨンソの方が好みだったんですが、それは「悪霊狩猟団:カウンターズ」でキム・セジョンさんが演じたサバサバとしたキャラクターの印象が強かったからです。
しかし、見進めていくとその可愛さとコメディエンヌぶりに惹かれていきました。
ハリのキャラクターも、王道のヒロイン像を踏襲しながらも能力の高さや明るさを終始発揮していて、周りから妬まれたりイビられたりということがほぼ無かったのも今の時代と合っていたと思いました。
悪女や強力な恋のライバルがいないのが物足りない!と感じる人もいるかもしれませんが、ソンフンとヨンソのロマンスもメイン同様に面白いので私としてはそれで十分に満足出来ましたね。
そもそも、ハリの片想い相手だったミヌがごくたまにしか登場しませんし、長年付き合っている相手(何度も別れたり元サヤになったりしてるようですが)がいるのにハリに焼きもち焼く理由が説明不足なんです。
それなのにたまに恋人と共に登場しては二人の問題にハリを巻き込んでくるのは厄介でした。
まぁ、その展開が大ボリュームで描かれる訳ではないので、イライラさせられるほどではなかったんですが、3番手なのかほぼ脇役的な立ち位置なのかハッキリしなかったのは中途半端に思えました。
二人の引き立て役というほど重要な人物でもなかったので、どう立ち回るかをもっと明確にした方が良かったですかね。
その点以外はほぼ文句のつけようがなく、ピンポイントで登場するヨンソの従姉妹は非常にユニークでしたし、ハリの同僚たちもコミカルかついい人ばかりで、ロマンスパート以外でも退屈になることはありませんでした。
強面なのにどこか可愛らしさもある会長のキャラクターも最高でしたしね!
まとめ:大恋愛感や感動的な展開というものは無かったものの、分かりやすい王道のラブコメとしては高品質の作品だったと思います!
マクチャン要素がほぼ無いので、韓国ドラマ初心者にも最適のドラマかと。
最後に
終盤になると身分差による家族の反対や、周囲から噂の的になるといった定番の展開になっていくのですが、そうなってもシリアスに寄りすぎたりせずコミカルさを失わなかったのは嬉しかったですね。
とはいえ、最終回に関しては思った以上にサッパリとしたもので、ハリが会長に受け入れられていく過程や、両家族の顔合わせなどが見れなかったのは残念でした。
ミヌの恋人がハリに対してのデマをSNSで拡散したことついても、削除して後は時間が解決という対応なのもどこかスッキリしませんし、ヨンソと父親の関係も悪いままで終わるというのもモヤモヤさせられました。
この辺りをもう少し丁寧に描いてくれていたなら最高のハッピーエンドになったと思うんですけどね。