SEOBOKソボク【映画】キャスト・評価・感想!韓国の口コミは?

 

コンユ・パクボゴム映画ソボクSEOBOK

世界初のクローン人間ソボク!コンユ×パクボゴム主演の2021年話題作です!

キャスト、あらすじ、みどころ、タイトルの意味、韓国での評価・感想などをまとめました。

(トップ画像公式ページより)

 

 

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目次

SEOBOKソボク【韓国映画】キャスト一覧

2021年4月15日韓国公開

114分

観客動員数:38万人(2021年6月時点)

監督:イ・ヨンジュ

脚本:イ・ヨンジュ
ヨム・ギュフン
イ・ジェミン
チョ・ミンソク

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SEOBOKソボク【韓国映画】あらすじ

 

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SEOBOKソボク【韓国映画】みどころ

この映画の最大の魅力で関心を引いたのはやはりキャスト。

実力、人気共にトップスターであるコンユさんと、若手の中でも唯一無二と言われる魅力をもつパクボゴムさん。

二人のケミはファンでなくても興味を引くことでしょう。

以下、キャストたちのコメントをまとめました

監督:「コンユは細かいところまで演技ができるすごい俳優。現場では配慮してくれてるのがわかって、記憶に残る俳優」

「パクボゴムはどんなシーンもしっかりつかんで演技する。モニターを見てるスタッフも感嘆するくらい。ソボクでみせるパクボゴムは新しいパクボゴムだ。」

パクボゴム:「(コンユは)豊かな感情と表現はシナリオに書かれている以上で、どうやってこんな演技ができるのかなと思った」

コンユ:「ソボク役は難しい役。パクボゴムじゃなかったらできなかったと思う。」

最高のキャストで臨む映画「ソボク」はどんな映画になるでしょうか?!

2020年8月31日パクボゴムさんは入隊し、映画公開時は兵役中で制作発表会などのプロモーションには参加できませんでした。

 

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ソボクSEOBOKの意味は?

タイトルの「徐福(韓国語読みでソボク)」は秦の始皇帝に仕えた人物の名前。

始皇帝の望む不老不死の夢を叶えるために、多くの技術者を従えてその薬を求めて出航し、そのまま戻ることはなかったという人です。

このことから不老不死にまつわる徐福の伝説が残り、徐福は不老不死の代名詞のようになりました。

この映画に出て来る人類初のクローン人間は不老不死。

映画はこの徐福の話を現代的に再解釈した作品だとのことです。

 

SEOBOKソボク【韓国映画】評価

この映画は、公開前チケット予約1位となり世間の関心の高さがうかがえました。

映画公開後、ネットの映画評価欄では★9.56を記録し好スタート。

当初は二人の俳優のケミがいい、と言った高評価が多かったんです。

しかしその後徐々に評価が下がり、

・コンユとパクボゴムがかっこいいことをのぞくと何もない映画
・コンユとパクボゴムが長所だけの映画

と言われるようになります。

韓国映画関係者の評論はどうだったのでしょうか?

永遠の命への欲求によって有限な人生の意味を刻む。クローン人間とそれを守る者、これを利用しようとするものの話に既視感があるが、生命倫理についての省察より、生と死という哲学的な理由に重みを置いたことがこの映画だけの美徳だと思う。主題とメッセージは明らかだが、人物の事情の表現が充分ではないため、共感するには不足している。
(韓国映画サイト記者シム・ギュハン)
韓国SF映画の救世主とはなれなかった。
映画の哲学的テーマを探るとするなら吟味に値するが、全体的に面白さと意味のバランスが取れない。韓国SF映画の活況時期に出てきた凡作に終わった。
(映画専門メディア”ザ・スクリーン”編集者チョン・ユミ
色んな哲学的なテーマが盛り込まれた重い感じ。娯楽映画としての面白さと哲学的な意味のバランスが残念。純粋な怒りとあきらめの間を行き来するパクボゴムの残像が深く長く残る。
(映画ジャーナリスト チョン・シウ

SEOBOKソボク【韓国の評価】

韓国一般の方の感想を紹介します。

いい評価

・ストーリーは自分だけ理解できないのかなって思うけど、俳優の顔が良かった

・人の生死を考える映画。どんでん返しはないけど、ラストはこれで良かったんじゃないかなと思う。

・俳優の演技が良かった。ストーリーは多少物足りないけど、没入できたのは俳優の演技力のおかげ。

・人間とは?死とは?を考える映画だった。

・パクボゴムとコンユという自分にとっては最高の組み合わせ。映画自体は期待していたほど興味深い感じはしなかった。主演二人のブロマンスと生き方に焦点を当てた映画。二人のシーンが多くて、キャストが大好きな自分にとってはそれがよかった。元々SFやアクション映画より人生とか生き方を穏やかに描く映画が好きだから、結末まで目を離すことができなかった。何も知らない純粋な目つきはパクボゴムという俳優だけができる演技。

悪い評価

・テーマも俳優もいいのに、ストーリーが無理やり合わせた感じ。期待だけが大きかった。

・映画が伝えたいメッセージがよくわからない。

・なんでこのタイトルにしたのかな。始皇帝に仕えた人の名前を韓国映画のタイトルにするなんて対外的にも恥ずかしい。

・感動もなく、面白みもなく、俳優がもったいない。一番もったいないのはお金。

・コンユとパクボゴムという人気俳優をキャスティングし、興行に成功した映画「建築学概論」の監督が9年間温めて作った映画と聞いて、壮大なスケールを期待させた作品。しかし失望しかなかった。ストーリー自体が退屈。予測可能なストーリーで以前に観たことのあるような内容。緊張感を持たせるサスペンス的な要素を入れて、盛り上げることもできただろうにそうではなかった。またキャラクターが全く魅力がなく、共感できなかった。

 

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SEOBOKソボク【韓国映画】感想

キャスティングの豪華さと「建築学概論」を監督した方の作品ということもあって期待値は高かったのですが、結果としては何とも中途半端な内容だったといった感じ。

コン・ユ×パク・ボゴムという魅力的なキャスティングは良かったと思いますし、クローン人間を実際に作ることが可能になった世の中において、それを実行することは正しいとかそれとも越えてはならない一線なのかを問う内容も興味を惹かれました。

SF作家フィリップ・K・ディック原作による映画など、クローンを題材にした作品はこれまでにも数多く作られて来ましたが、同じモチーフを扱ってもSFアクション寄りになるのか、それともSF サスペンスになるのか、または哲学的かつ警鐘的なものになるのかで分かれると思うんです。

しかし、本作にはそれらの要素を全て詰め込もうとしたのが失敗なんですよね!

ハリウッド作品並みの本格的な銃撃シーン(それも戦争映画レベルの重火器が登場!)は見物でしたし、「AKIRA」かのようなサイキックバトルはオタク心をくすぐるもので、研究所・大企業・アメリカという三者がクローンを巡って対立し主人公たちと追走劇を繰り広げるスリリングさもあり、主人公とソボクとのふれ合いと心の葛藤を描くヒューマン要素もある。

そして命とは、永遠とは何なのかという哲学的なテーマまであります。

それぞれは色んな作品ですでに扱われてきたものですし、それゆえに先読みも出来てしまうのですが、それなりに面白いんです。

しかし、それらを僅か二時間足らずの映画として描くのは無理があり、その結果詰め込みすぎていて何がメインなのか分からなくなってしまっているんです!

どこかダークヒーロー的な臭いがし、余命僅かが故にヒリヒリとした雰囲気もまとっている主人公をコン・ユさんは上手く表現していましたし、パク・ボゴムさんも少年的で純粋な面とそれとは表裏一体の破壊的側面を持ったクローン人間という難しい役に上手くハマっていたと思うのですが、それはキャラクター像と上手くマッチしているにすぎないんです。

逃亡の最中、ソボクと主人公が親しくなっていったり、ソボクが自分のお墓(モデルとなった子供)に行って泣くシーンなどがあるのですが、そもそも実験体として隔離されてきたソボクがそんな感情を持ち合わせているのかは疑問でした。

母親である博士とのふれあいは多少差し込まれてはいましたが、それだけでは説明不足に思えましたし、主人公の背景もあまり描かれないのでそんなに簡単にソボクに感情移入してしまうタイプなのか分からないんです。

ストーリー的にはそういったブロマンス要素や、涙を誘う展開があった方がいいとはいえ、短時間で親密になれるとは思えませんし、説得力にも欠けるんですよね。

もう30分くらい長くして、そんな背景を描けていたら違ったんでしょうが、そうなると今度はアクションよりもドラマシーンの方が圧倒的に多くなってしまい、ただでさえアクションシーンが少なく思えたものが更にドラマ寄りになってしまいます。

結局、色んな要素を詰め込んだことでどの要素においてもしっかり描ききれていないんです!

確かにラストでのサイキックバトルは本作随一の見せ場でしたが、このエンタメ演出と命や永遠とは何なのかを考える哲学的要素はマッチすると思えません。実際、向かってくる兵士がたちをあっさりと何十人も殺しちゃってますからね。

色んな要素がお互いに足を引っ張りあってる感じとでもいいましょうか?

実際にクローン人間が作られたとするなら、このように世界中から狙われたりするのでしょうし、クローン人間を作る事の是非などが議論されるというのも予想がつきます。

だからといってそれを全部描くのはやはり無理があり、結局は何の答えも出ないまま終わってるんですよね。

そもそもサイキック要素やソボクがイケメンである必要もないので、そうなるとアクションの見せ場を作るためと女性客を狙ってのものとして捉えられてしまいます。

個人的にはアクションシーンの連続と、軍隊相手にサイキック能力で蹴散らすだけの映画が見たかったかなぁ。

逆に、重厚な人間ドラマとして描くなら、サイキックや目立ち過ぎる銃撃シーンは極力削って、二人が親密になっていく過程やソボクが産み出されたことの切なさを描くことをメインにして欲しかったですね!

最後に

コンユさんやパクボゴムさんなどキャストに関する高評価以外、作品そのものの評価は低かったようです。

コンユさんは2021年時点で、2016年のドラマ「トッケビ」以降のドラマはありません。

映画は2016年「新感染」「密偵」、2019年「82年生まれキムジヨン」、と毎年作品に出演しているわけではないんです。

人気俳優だけに多くのオファーがあるはずで、慎重に作品選びをしている印象を受けます。

それだけに「ソボク」への期待は高かったんですが・・・日本の皆さんはどう思ったでしょうか?

 

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