青春ウォルダム運命を乗り越えて【韓国ドラマ】キャスト・最終回感想

「花郎」以来となるパク・ヒョンシク時代劇出演作！

呪いをかけられた王子と家族殺しの濡れ衣を着せられた令嬢が呪いの正体と事件の真相に迫るロマンス時代劇。

キャスト、あらすじ、感想、最終回などをまとめました。

（トップ画像公式ページより）

青春ウォルダムキャスト一覧

原題：青春越壁、青春月譚

Lemino全20 話

放送期間：2023/02/06～04/11まで韓国tvNで放送

平均視聴率：3.69%

最高視聴率：4.877%(第20回)

演出：イ・ジョンジェ
「100日の郎君様」など、キム・ジョンウク

脚本：チョン・ヒョンジョン
「ロマンスは別冊付録」
「ロマンスが必要」シリーズなど

【イ・ファン役】パク・ヒョンシク
呪いをかけられた世子。

【ミン・ジェイ/コ・スンドル役】チョン・ソニ
一家惨殺事件の犯人という濡れ衣を着せられた開城府尹の娘。/男装の女官。

【チャン・ガラム役】ピョ・イェジン
ジェイの小間使い。男装の弟子。

【ハン・ソンオン役】ユン・ジョンソク
兵曹正郎。ファンの友人でジェイの婚約者。

【ム・ミョンジン役】イ・テソン
マンヨン堂の主人。領議政の末息子。

【チェ・テガン役】ホ・ウォンソ
ファンの護衛武士。

出世作「花郎」以来の時代劇出演となるパク・ヒョンシクと、「ボーイフレンド」でブレイクしたチョン・ソニが初共演した作品。

パク・ヒョンシクは本作で『Asia Top Awards 2023』の“最優秀演技賞”を受賞しました！

本作のOSTには、CHEEZE、ATEEZ ジョンホ、Janet Suhh、JAEMAN、パク・ヒョンシクが参加しています。

青春ウォルダムあらすじ

世子のイ・ファン（パクヒョンシク）には誰にも言えない秘密があった。

過去に受けた傷のせいで右腕が自由に使えないことを「世子になるために兄を殺害したことで呪われた」と噂され、虎視眈々と権力の座を狙う者たちはその噂を利用してファンを廃位させようとしていた。

ファンは3年前に「幽霊の書」を受け取って以来呪いに怯え、友人であるハン・ソンオン（ユンジョンソク）とも距離を取り、ソンオンもファンを気遣っていた。

そんな中、ファンの師匠である開城府尹一家が毒殺されるという事件が起きる。

犯人と疑われたのはソンオンの婚約者ミン・ジェイ（チョンソニ）で、ジェイは身の潔白を証明するため世子に接近してくる。

ジェイから出した覚えのない世子からの密書の話を聞いて事件と呪いの関連性を感じたファンは、男装したジェイと共に事件の真相と呪いの解明に乗り出すのだが・・・。

青春ウォルダム感想・評価

パク・ヒョンシク好きなら楽しめると思いますが、ロマンスよりもミステリー中心の作品で話も長く感じました。

タイトルにある“青春”というのが内容とマッチしておらず、個人的にはヒロインがあまり好みではありませんでしたね。。。

内容はよくある権力闘争に、呪われた世子というファンタジー要素や、ヒロインの家族を毒殺した真犯人探しというミステリー、そしてヒロインとのロマンスがミックスされたもので、ヒロインが探偵かのように推理を繰り広げる一捻りも二捻りもある時代劇。

男装キャラが二人もいるのが新鮮で、それから生み出されるラブコメ展開を期待しましたが前半は思った以上に暗い展開が続きました。呪いや無実の証明という設定もあり、時代劇を舞台とした推理ドラマとしては面白かったのですが、ロマンスを期待する方は後半まで待たなければならないのが弱点かもしれません。

しかし、近年ヒットした時代劇には必須のファンタジー要素が王道の時代劇展開に程よく散りばめられていて、ロマンスにこだわらなければとても見やすく仕上がっていました。

とはいえストーリーが長すぎて中だるみもあるというのは問題で、総合的にはエンタメ作品なのにテンポが悪いんですよね。。。

内容は若者向けなのに、どうにも韓国時代劇の悪い部分(話を引き伸ばしすぎダラダラとした印象に···)を捨てきれていなかったのは残念でした。

青春ウォルダム最終回は？

最終回は切ないながらもハッピーエンドというものになりました。

そしてパク・ヒョンシクがミン・ジェイへの気持ちを歌った「モンウリ/つぼみ」がラストを盛り上げましたね！

ーーー※ネタバレあり！ーーー

ドラマ後半は継妃役のホン・スヒョンが中心人物となり、通常の権力闘争とは違う悲しい復讐劇だったことが明かされます。

やはりただの脇役で終わるキャスティングじゃなかったか！

途中ロマンスもなく、ストーリーの進展もなかったので中だるみしましたが、事件の真相が分かると一気に盛り上がりました。

何話か短くして中だるみを無くせばバランスが良くなったはずなので勿体なかったですね。