最後まで行く【韓国映画】キャスト・感想レビュー!日本でリメイクの人気作!

 

最後まで行く韓国映画 イ・ソンギュン、チョ・ジヌン共演による大ヒット・サスペンスアクション。

自身が起こしたひき逃げ事件を隠蔽した刑事が極限まで追い詰められていく様をスリリングに描いた作品。

キャスト、あらすじ、感想などをまとめました。

(トップ画像公式ページより)

 

 

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目次

最後まで行く【韓国映画】キャスト一覧

2014年5月29日韓国にて公開
(日本公開日2015年5月17日)

上映時間:111分

監督・脚本:キム・ソンフン
「トンネル 闇に鎖(とざ)された男」など

【コ・ゴンス役】イ・ソンギュン
西部警察署刑事。

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【パク・チャンミン役】チョ・ジヌン
中部警察署警部補。

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【チャン班長役】シン・ジョングン
ゴンスの上司。

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【チェ・サンホ役】チョン・マンシク
同僚刑事。

 

【ト・ヒチョル役】キム・ドンヨン
後輩刑事。

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【ナム・ヒョンジン役】チュ・ソクテ
同僚刑事。

 

【コ・ヒヨン役】シン・ドンミ
ゴンスの妹。

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その他助役キャスト

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など

 

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最後まで行く【韓国映画】あらすじ

最後まで行く韓国映画

急遽監査が入ることになり、刑事のコ・ゴンス(イソンギュン)は車で警察署へと向かっていた。

母の葬儀を抜け出してまで向かう理由は横領の証拠を隠すためだったのだが、夜道での無謀な運転により突然目の前に現れた人をひいてしまう。

最初は通報しようとしたものの、突然パトカーが現れたことで動揺し死体を隠しひき逃げを隠匿してしまう。

そして、その死体を持ち帰り母親の棺桶に入れて埋葬してしまうのだが、数日後にはこのひき逃げ事件の捜査が始まり、ゴンスの車が防犯カメラに映っていたことが分かる。

ゴンスはこの事件を自身で担当し、なんとかして証拠を消そうと画策するのだが、そんな中、謎の男からゴンス宛に電話が入り「お前が殺したことを知っている」と脅迫されてしまい…。

 

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最後まで行く【韓国映画】みどころ

自身が起こしたひき逃げ事件を隠蔽した刑事が次々とトラブルに巻き込まれていく様を描いたサスペンス・アクション。

主人公は日頃から同僚たちと横領を繰り返している汚職警官で、その証拠を隠そうと車を飛ばしたことから人をはね、その死体を隠そうとしたことで更に事件が複雑化していくという内容。

しかも、主人公はその犯罪行為を知る何者かに脅迫され、死体となった謎の人物の引き渡しまで要求されるというピンチに陥ります。

その上、ひき逃げ事件の担当まですることになり、なんとかして自分が犯人であるという証拠を隠滅しようと孤軍奮闘する羽目に。

そんな主人公の前に驚きの脅迫者が現れるのですが、その人物にも大きな秘密があり、主人公と脅迫者はお互いの秘密を隠すために対立することに。

本作は警察内部にある不正や犯罪行為をテーマにした作品で、それをスリリングかつテンポよく描いています。

イ・ソンギュン演じる主人公が追い詰められながらも窮地を脱していく展開や、チョ・ジヌン演じる謎多き警官の怪演、そして二人の死闘がみどころの作品です!

 

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最後まで行く【韓国映画】感想・評価

一つの事故を発端にして極限まで追い詰められていくイ・ソンギュンと、不意な事故を切っ掛けにイ・ソンギュンを追い詰めていくチョ・ジヌンの演技合戦が魅力の名作!

本作は権力者や財閥、連続殺人犯を追うといった定番の刑事ものではなく、汚職警官とそんな警官を脅迫する謎の人物との対決を描いた作品で、警察組織の様々な不正や隠蔽体質などがテーマになっています。

賄賂をもらったり横領するのが当たり前という刑事たちが登場し、監査が入ってもそれをうまく誤魔化してくれる協力者までいるという腐りきった警察というものが前提としてあり、そんな中で起きたひき逃げ事件により様々なものが露見してくるという展開が魅力的でした。

正直、序盤で主人公に起きる不幸(自業自得)の連続はあまりにも出来すぎていて、どこかコントの様な極端さがありましたが、脅迫者の正体が分かってからは強引な設定であろうとも気にせず突っ走る勢いと熱量があり一気に惹きつけられました。

これはやはり主人公と対決するチョ・ジヌンの存在感が大きく、警察官らしからぬ狂気と圧力を兼ね備えたキャラクターの魅力は主人公以上でしたね!

初対面の主人公に対していきなり張り手をかますシーンは衝撃的でしたし、そんな突然のことに怯えるイ・ソンギュンの演技力も見事でした。

そして本作の魅力の一つでもあるのが、切羽詰まっているのが丸分かりの主人公と、そんな素振りを一切見せない脅迫者との対比だと思いました。

普段から横領をして小金を稼いでいる主人公は、想定外のことが起きるとテンパってしまうのに対して、とんでもない規模の犯罪行為をしている脅迫者は主人公をからかう余裕まであります。

本当なら勝てるのにわざと喧嘩に負けてみたり、そうかと思えば平気で人を殺しにかかるなど肝のすわり方がまるで違うんですよね。

そんな中で特に面白いのが二人の死闘シーン!普通の刑事ものにあるような格闘シーンや、銃撃戦などがあるわけではなく、なりふり構わない殺し合いが繰り広げられるんです。

始まりは主人公らしからぬ卑怯な方法からで、それでも生きていた脅迫者はまるでジェイソンでも見ているかのようで、主人公に連動して見ている方も恐怖感を覚えることに。

映画「ベテラン」のクライマックスシーンもかなり痛々しくリアルなものでしたが、本作のそれはそれ以上に生々しい正に死闘で、普段生活している室内でその戦いが行われたことも効果的に働いていました。

お互い警察官であるのに、どちらかが死なないとこの戦いは終わらないと分かっているのも伝わってきましたし、見ている方もそう確信していたというのも凄いですよね。

 

まとめ:イ・ソンギュン VS チョ・ジヌンの戦いが魅力的なエンタメサスペンス!

主人公に次々と困難が降り掛かってくる展開が面白く、サスペンスものでありながらテンポが良かったのも評価ポイントでした。

どちらかが死ぬまで続く死闘シーンはリアルかつ痛々しく、主人公の災難はまだまだ続くと思わせるラストも秀逸!!

 

最後に

日本でリメイク版が作られるということでオリジナルをチェックしてみたわけですが、実はすでに見たことのある作品でした!

ストーリーはほとんど忘れていたので再度見ても驚きも新鮮さもあり、この面白さなら数カ国でリメイクされるのも当然だなというもの。

警察組織の不正というものはどの国であろうとも描きやすいテーマですし、韓国らしい財閥との絡みもないので変にアレンジしなくてもリメイク出来そうですよね。

 

—*ネタバレあり!—

ただ、ひき逃げした死体を母親の棺桶に入れるとか、埋葬したものを再度掘り起こすという行為はそのまま採用されるかは難しいところですし、警察官が麻薬を精製してヤクザを使って大々的に販売し殺人もしていた、という大不祥事をなかった事にしようとする警察の隠蔽体質を当たり前のように描いていたのは恐ろしく思えました。

それにしても、あれだけの金を稼いだ組織のトップなのに、手下が一度も登場しなかったり自ら主人公を排除しようと動いていたのは疑問でしたね。

組織的に主人公を追ってはバレる恐れがあったのかもしれませんが、それなら誰かプロでも雇えばよかったのでは?

そして、あれだけの爆発が起きていながら何故生きていたのか?

どうやって脱出出来たのかというのも引っ掛かるところで、スリラー的な演出としては正解でしたが、その反面「生きてたとしても普通に歩けるわけないでしょ!」という違和感がありました。

 

 

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