イ・スンギ、イ・セヨン主演。
元検事のビルオーナーと法律事務所兼カフェ“ロー(Law)カフェ”を開業した弁護士が繰り広げるロマンス法律ドラマ!
キャスト、あらすじ、視聴率、感想などをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
ルール通りに愛して【韓国ドラマ】キャスト一覧
原題:法に則って愛せ
U-NEXT全16話
放送期間:2022年9月5日~10月25日まで韓国KBS2TVで放送
平均視聴率:5.94%
最高視聴率:7.1%
演出:イ・ウンジン
「製パン王キム・タック」「トロットの恋人」
「リピート・ラブ~あなたの運命変えます!~」など
脚本:イム・ウィジョン
【キム・ジョンホ役】イ・スンギ
元検事のウェブ小説家。ウンハビルオーナー。
【キム・ユリ役】イ・セヨン
弁護士。ジョンホの高校時代からの友人で元カノ。ウンハビル1階でローカフェを開業。
【ハン・セヨン役】キム・スルギ
ジョンホとユリの高校時代からの友人。現在育休中の警察官。
【ト・ジンギ役】オ・ドンミン
ジョンホとユリの高校時代からの友人。セヨンの夫。シェフ。
【パク・ウジン役】キム・ナムヒ
ウンハビル2階で精神科病院を開業する医師。
【ソ·ウンガン役】アン・ドング
ローカフェのバリスタ。
【ペ・ジュン役】キム・ドフン
ローカフェのアルバイト。
【イ・ピョンウン役】チョ・ハンチョル
トハン建設の代表取締役。ジョンホの母親の腹違いの弟。
【キム・スンウン役】チョン・ノミン
ソウル中央地検長。ジョンホの父親。
同名のウェブ小説を原作とし、「花遊記<ファユギ>」で共演したイ・スンギとイ・セヨンが再共演したロマンス法律ドラマ。
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ルール通りに愛して【韓国ドラマ】あらすじ
大手法律事務所を辞めて、住宅街に“ロー(Law) カフェ”を開業しようとしている弁護士のユリ(イセヨン)は、持ち前の正義感の強さからお金にならない公益訴訟や労災訴訟に挑む法曹界の変わり者。
そんなユリはウンハビルの一階でカフェをオープンさせようとするのだが、そのビルのオーナーはユリとは高校時代からの友人であるキム・ジョンホ(イスンギ)だった。
ジョンホは韓国大学法学部に首席入学し、司法研修院首席修了生という肩書きを引っ提げて検事になった天才だったが、今では検事を辞めてウェブ小説家とビルオーナーをしている世間的にはニートと勘違いされる人物。
かつては恋人関係にあった二人がオーナーと入居者として再会するのだが、ユリに相変わらず片想いしているのに素直になれないジョンホと、正義感の強いユリは衝突してばかりで…。
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ルール通りに愛して【韓国ドラマ】みどころ
かつては恋人関係にあった元検事と変わり者弁護士が、ビルのオーナーと法律事務所兼カフェのオーナーとして再会したことからはじまるロマンス法律ドラマ!
何かの理由から検事を辞めてニートのような生活を送っているジョンホと、大手の法律事務所を辞めてローカフェ(法律事務所兼カフェ)を開業するユリの再会と衝突を描く本作は、笑いあり涙ありの法律ラブコメになっています。
基本はかつての恋人との再会からはじまるロマンスなんですが、そこにご近所さんやローカフェ店員たちとのやり取りや、正義感の強いユリに嫌々ながらも付き合うジョンホとの法律家コンビの活躍なども描かれ、その中でジョンホがユリを避けた理由や検事を辞めた事情、そしてユリが弁護士を目指した理由なども語られていきます。
最終的には“ローカフェVS財閥企業”という図式になり、その間に挟まれて思い悩むジョンホやその父親の苦悩なども描かれます。
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ルール通りに愛して【韓国ドラマ】感想・評価
展開の先読みは出来るものの、難しすぎない法律ドラマとラブコメが上手くマッチした身近な内容になっていました。
財閥の悪事や、過去に起きた事件が切っ掛けで弁護士となったものと、逆にそれが原因で検事を辞めることになったという設定は法律ものではよく見るもの。
しかしこの二人が元恋人でありビルのオーナーと入居者という関係でもあるというのが実にラブコメ的で、この2つのジャンルのお決まりが見事にミックスされていましたね。
財閥会長の孫である主人公と、その財閥の悪事により父親を失ってしまったヒロイン。
この設定を聞くだけで、なんとなく主人公が検事を辞めた理由や先の展開も予想できるのですが、本作にはその因縁の関係というものだけでなく、ヒロインの破天荒なキャラや、そんなヒロインを避けようとしながらもついつい手助けしてしまう主人公とのロマンスがあり、街のローカフェ対財閥というジャイアントキリング的な胸熱な展開もあるため、先が読めたとしても十分楽しむことができました!
毎話のように爆笑シーンがあったり、それだけでなく感動のエピソードもあるので、難しいと思いがちの法律ドラマなのにとても見やすい作りになっていました。
おしゃべりなキャラクターがピッタリのキム・スルギやキム・ウォネ、若手イケメン枠のアン・ドングとキム・ドフン、ご近所おばさん枠(?)のチャン・ヘジンとペク·ヒョンジュなどサブキャラも皆個性的で、日本でも人気となった「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」のようなバランスの作品になっていたと思います。
ただ、あそこまでの感動や社会性はなく、いい意味でエンタメ作品として割り切っていたと思いますね。
とはいえ、シリアスな法律ドラマは苦手でも本作なら楽しめること間違いなしです!
設定がユルイとか展開が先読み出来てしまうといった弱点はあるものの、登場人物たちのキャラクターが好きなら十分楽しめるかと。
ただ、上位互換的な「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」と比べると盛り込みすぎですし、ラブコメ要素が強いのも好みが分かれるかも…。
最後に
法律ドラマ+ラブコメ+感動というエンタメ作品で、法律問題を扱う割には小難しくなく軽く見れるのが良いところですが、逆を言うならあっさりし過ぎていて没入感はないと言えるかもしれません。
どちらを優先するかで好き嫌いが分かれるところ。
個人的にはラブコメがメインの作品だと思ったので、変にシリアスな法廷ものにしなくて正解だったと思いますね。