ロマンスは突然に～僕が恋した君とトマト～キャスト・感想・あらすじ

2022年12月12日

イ・テファン、ユン・ボミ(Apink)主演。

農業大学を舞台に女優を目指すイマドキ女子とぶっきらぼうな農業男子による青春ハートフルラブストーリー！

キャスト、あらすじ、感想などをまとめました。

（トップ画像公式ページより）

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ロマンスは突然に【韓国ドラマ】キャスト

U-NEXT全4話

最高視聴率：1.6%

放送期間：2019年3月30日～4月6日まで韓国SBSで放送

演出：キム・ダヨン
「アンティーク～西洋骨董洋菓子店～」など

脚本：イ・ボヨン

【ハ・ジュソク役】イ・テファン
農業大学学生。

女優になるためにソウルへ行くことを目指していたカン・ハンビョル（ユンボミ）。

しかし実家の現状を知り、借金を返済するために農業大学に進学することになる。

しかし大学は厳しい生活が必須の6年制というもので、それを知らずに入学したハンビョルはすぐにやる気を失ってしまう。

そんな彼女を毛嫌いするクラスメイトのジュソク（イテファン）とは、初対面の時から度々衝突してしまう。

しかし二人は他のクラスメイトたちと共にトマト栽培をするうちに次第に親しくなり、ハンビョルも農業の魅力を再確認することになり・・・。

農業大学を舞台に学生たちの恋と成長、そして農業への向き合い方を描いた青春ドラマ。

色々な事情から夢諦めた主人公とヒロインが、農業大学という特殊な場所で出会い、ぶつかり合いながらも親しくなり、やがて惹かれ合っていくという青春ラブストーリーを軸に、同じ農業の勉強をしながらも様々な意見を持つクラスメイトたちと共にトマト栽培をしていく過程を描いています。

最初はまったくやる気が無かったヒロインが実力を発揮していく様や、ある事情から夢を諦めた農業の道へ変更した主人公のドラマ、人付き合いが苦手な女子学生や実家が裕福なことからサボってばかりの年上のクラスメイトの成長など、短いドラマながらも青春ドラマらしい要素がいくつも詰まっています。

映画程度の尺でドラマを楽しめるのは手に取りやすくていいですが、内容的には可もなく不可もなくといった感じ。

初対面の時から喧嘩したり、ぶっきらぼうが故に度々衝突するなど、犬猿の仲な二人がメインというのはラブロマンの定番設定ですし、やる気の無かったヒロインが次第に農業の素晴らしさに目覚めていったり、そんなヒロインを不器用ながらも見守る主人公という図式も王道。

ヒロインは農業の専門的な知識は無いですし、勉強ができるタイプでも体力があるわけでもないのですが、家が農家なので作業はできますし愛情もある。

ただ、夢は女優になることで、借金だらけの実家を継ぐつもりはなかったということ。

一方、主人公は知識はあっても作業はしたことがなく、二人が揃ってこそバランスが取れるんです。

この関係性は良かったですね！

ただ、他のキャラクターは極端で、ヒロインを惑わすプレイボーイに実家が金持ちで勉強の必要はないとサボる年上のクラスメイト、そして勉強はできるもののコミュ症でデータしか見ないヒロインのルームメイトと、キャラとしては個性的でも真摯に植物と接しているのはヒロインだけなんです。

技術が発展したことで作業や分析が楽になったのはいいことですが、結局は実際には目で見て触れることが大切で長年の勘もデータに劣るものではないということですね。それなのに農作業シーンが少なかったのは勿体ないと思いました。

それに農業をするにしては教師も生徒も格好が適しておらず、普段着に手袋と長靴を履いただけというのは違和感がありました。

そもそもみんな小綺麗すぎて働いてる感がないんですよね。

屋内でのトマト栽培がメインなのでそれでもいいのかもしれませんが。。

だから、農業の大変さも伝わってきません。

人の力だけに頼らないスマート農業を描く作品でもありますが、あまり見た目に気を使っていては農作業はできませんし、それだと作り物感ばかりが目立ってテーマを農業にした意味も感じられません。

まぁ、短いドラマでは本格的な農作業をするよりもデータを分析したり先端技術を学ぶところを映したほうが手っ取り早いのでしょうが。

まとめ：農業大学が舞台というのは珍しいものの、ストーリー展開や設定は珍しいものではありませんでした。

それでも全4話のドラマにしてはまとまりはよく、ラブロマンスの王道設定になっているのも見やすい要因かと。ただ、農業を画く割には小綺麗でスタイリッシュな点には物足りなさを感じてしまいました。

序盤は厄介に感じていたキャラクターが、共に農作業をしていくうちに成長し、いいヤツに感じるようになっていくという展開はベタベタだけどやっぱりいいですね！

それに本作には韓国ドラマに登場しがちな嫌なキャラクターがいなかったり、唐突な展開がなかったのも好みで、ヒロインの口の悪さもコミカルに描かれていて好きでした。

ただ、主人公とヒロインの間に入ってくるかと思われていたヘスンが、イマイチどういうキャラクターなのか分からず、他の主要キャラたちと比べると目立っていなかったのは勿体ないと思いました。。

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