パク・ミヌ主演で贈る、契約恋愛をする男と手紙の代筆をする女の恋愛ウェブドラマ。
15分～20分×6話、という超短編！映画のような感覚でみれる心温まるストーリーです。
キャスト・あらすじ・感想などをまとめました。
ロマンスブルーキャスト
全6話
2015年6月22日から韓国で配信開始のウェブドラマ
演出：キム・ドンヒョン
脚本：キム・ドンヒョン/キム・ユリ
【ジヌ(パク・ミヌ)役】パク・ミヌ
【キム・ジアン役】キム・ジアン
【カフェの社長役】ソン・ホジン
【ウンソン役】チョン・ウンソン
『美男〈イケメン〉ラーメン店』や『ハッピー・レストラン～家和萬事成～』のパク・ミヌ主演作品。
パクミヌはシットコム『天女が必要』への出演で人気を博しましたが、バラエティ番組での失態からイメージが悪くなったそうです。
本編ではそんなに音楽が流れず、ピアノとギターだけのシンプルなBGMが作品の雰囲気にピッタリです。オープニングとエンディングのピアノ曲も派手さはないものの映像にマッチしています。
ロマンスブルーあらすじ
ジヌは仕事として契約恋愛をしており、女性とメールでやり取りをし、知り合いが営むカフェで待ち合わせをしていました。
ジアンは手紙の代筆をする仕事をしており、お気に入りのカフェで手紙を書くこともしばしば。
ジヌは擬似とはいえ仕事は完璧にこなしていて、相手の女性に本気で思われることもあったのですが、あくまで仕事であると割りきっていました。
ジアンは人の変わりにラブレターを書くことで孤独を感じることも多々あり、友人からは出会いのチャンスがあれば逃さないように言われていました。
そんな二人は同じカフェを利用していることもあり、たびたびすれ違うことがあったのですが、ある日ジヌがジアンを依頼人と間違えて・・・。
きむとまロマンスブルーみどころ
本作はよくある韓国の恋愛ドラマとは一線を画すものです。
ラブコメや悲恋、愛憎ドラマが多いの中で、本作は映画的な雰囲気がある作品なんです。
ウェブドラマの恋愛ものはシンプルでポップなものが多いのですが、本作は終始ゆったりとした内容。
初恋や運命の出会い等を描くの事の多い韓国ドラマの中では珍しいタイプの作品ですね。
この作品は契約恋愛をする男と、手紙の代筆をする女が出会い恋愛していくという簡単な設定のみ分かっていて、この作品が非常に短いこともあり多くは語らず、登場人物たちの背景は視聴者に想像させるものとなってるんです。
お互い仕事に関してはプロフェッショナルのように見えて、恋愛に臆病になっていたり、人の変わりにラブレターを書くくせに自分は告白したことがなかったりする。
それはいい男、優しい男を演じているだけであり、小説を書くかのように想像して言葉を連ねているだけ。
当初二人は知り合いでもなく、色んなところですれ違うだけで、そんな二人が勘違いから出会いお互いに変わっていく様を描いたのが本作なんです。
笑いどころも泣きどころもなく、淡々と進んでいくドラマなんですが、意外といい出会いを描いていると思いました。
ジンワリくるタイプの優しい恋愛ドラマです。
ロマンスブルー感想と評価・評判
韓国の恋愛ドラマというと、どういったものを想像するでしょうか？
やっぱラブコメ？
いい歳して初恋がどうのこうのというピュアなもの？
基本はこの２つのパターンの変化系ばかりで、そこにサスペンス要素を入れたり、お仕事ドラマにしてみたり、複雑な人間関係を入れ込んだものだったりしたもの。
それは「定番」だから多くの人に受けやすいということで、どうしても似た感じになってしまうものなんです。
しかし、ケーブルテレビというものになるともっと自由度が増し、珍しいタイプの作品も見受けられるようになり、本作の様なウェブドラマになると更にこだわった作品も出てくるわけです。
視聴回数がスゴいわけでもないようですし、豪華な出演者が出ているわけでもないんですが、寝る前に見るとなんかほっこりとする作品でした。
ウェブドラマは短い中に色々盛り込み過ぎて、中途半端な感じで終わる作品も多いのですが、本作は登場人物も少なく大きな展開もない作品なので、どちらかというと観る人によって登場人物のイメージが違ってくる作品かもしれません。
「きっとこの人にはこんな辛い過去があるんだろうな」とか「こんな青春を過ごして来て今の状況があるのかな」なんて、各人でキャラクターを肉付けする楽しみ方も出来ると思います。
ベタなラブコメも勿論面白いのですが、たまにはこんな緩やかな作品もいいもんですよ！
最後に
ジヌとジアンの仕事は共感出来るものではないんですが、仕事とプライベートが合致しないことはよくわかります。
これまでに数々のドラマや映画を見てきた人からすると、たまには本作の様なゆるーい作品も見たくなるのでは？
劇的な展開も、情熱のキスシーンもありませんが、本作の様な出会いなら実際にありそうで、変な突っ込みを入れずに見ることが出来ました。