チャ・イェリョン、ナ・ヨンヒ、イ・フィヒャン主演。
3人の女性たちの争いの末に起こる悲劇を描いたドロドロ愛憎劇!
キャスト、あらすじ、感想などをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
黄金の仮面【韓国ドラマ】キャスト一覧
原題:黄金仮面
全100話
放送期間:2022年5月23日~10月4日まで韓国KBS 2TVで放送
BS日テレにて2023/8/25から放送スタート(全100話)
平均視聴率:14.76%
最高視聴率:17.8%
演出:オ・スソン
「優雅な母娘」「明日も晴れ」など
脚本:キム・ミンジュ
「輝け、ウンス!」「明日も晴れ」など
【ユ・スヨン役】チャ・イェリョン
SAグループの会長の息子と結婚した現代版シンデレラ。
【チャ・ファヨン役】ナ・ヨンヒ
SAグループの会長。
【コ・ミスク役】イ・フィヒャン
飲食会社の代表で大手消費者金融業者。
【カン・ドンハ役】イ・ヒョンジン
グローバル投資会社の本部長。ミスクの息子。
【ホン・ジヌ役】イ・ジュンムン
スヨンの夫。SAグループの社長。ファヨンの息子。
【ソ・ユラ役】ヨン・ミンジ
在米韓国人デザイナー。
【ホン・ジナ役】コン・ダイム
ファヨンの娘。
「明日も晴れ」のスタッフが手掛ける愛憎劇。
チャ・イェリョンが2年ぶりにカムバックしたドラマであり、オ・スソン監督とは「優雅な母娘」以来、2回目のタッグ作品となります。
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黄金の仮面【韓国ドラマ】あらすじ
平凡な新入社員であるスヨン(チャイェリョン)は、偶然出会ったSAグループの会長の息子ジヌ(イジュンムン)と結婚したことで現代版シンデレラと呼ばれるようになったが、姑でありSAグループ会長のファヨン(ナヨンヒ)からは嫁として認められずに過ごしてきた。
そんなある日、スヨンが真心を込めて準備したファヨンの誕生日パーティーに、ファヨンがアメリカでスカウトしたというデザイナーのユラ(ヨンミンジ)を連れて来る。
その後、なぜかファヨンの家で一緒に暮らすことになったユラは、次第に本性を表しスヨンを追い詰めていく。
一方、大手消費者金融業者の会長コ・ミスク(イフィヒャン)とその息子ドンハ(イヒョンジン)は、ファヨンに復讐する機会を伺っていた。
最初ドンハはSAグループの嫁であるスヨンに対して警戒していたのだが、スヨンの不幸な状況を知る中で次第に彼女が気にかかるようになり・・・。
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黄金の仮面【韓国ドラマ】感想・評価
強い女性たちの不幸と復讐を描いた、これぞ韓国ドラマ!というような王道愛憎劇!!
全100話という長さのドラマは普段なら敬遠するのですが、いざ見てみると思いの外テンポが良く、予想通りに進むストーリーなのも良い方に作用してサクサク見進めることが出来ました。
玉の輿に乗ったヒロインが性格の悪い姑にイビられたり、マザコンな夫も嫁を助けてくれないというのも定番ですし、ワガママでヤバ過ぎる妹や詐欺師まがいの悪女の登場というのもお決まりでしたが、この王道っぷりが「待ってました!」というエンタメ的に見れて楽しかったですね。
変に捻ったり意表をついてくる方が間延びして見えたり、ゴチャゴチャして解りにくく感じるのかもしれません。
そもそも、本作のような愛憎劇にストーリー性や斬新さは期待していないので(失礼!)、水戸黄門のようにお決まりの展開とパターンで進むのを最初から期待しているんですよね。
個人的にはこの手の愛憎劇はあまり見ないのですが、たまに見るとある意味笑えるエンタメとして楽しめ、そこまでドロドロしていなかったのも見やすく感じた要因でした。
ただ、普段からドロドロ愛憎劇を楽しんでいる方にとってはちょっと物足りなく感じるかもしれません。
それにダメ男なジヌやひと目で悪女と分かるユラ、超わがままキャラのジナにはイライラさせられっぱなしで、ストーリーが比較的軽めの割にキャラが際立っていたのは好みが分かれるところかもしれません。
まとめ:好みのジャンルではないものの、そこまでドロドロしていないため愛憎劇初心者でも見やすいと思います。
変にひねりがなく王道ストーリーになっていたのも潔く、痛快復讐劇としても楽しめますね。
最後に
最終回は韓国ドラマとしては珍しく取ってつけたようなハッピーエンドにならなかったのが良かったですね。
ーーー※以下、ネタバレあり!ーーー
とはいえ、諦めが悪すぎたファヨンは見ていて痛々しいと感じる程でしたし、ユラも復讐をやめられない哀れな人でした。
やっぱり、諦めが肝心ってことですかね。