幼い依頼人【韓国映画】ラスト/最後の感想!実際の事件のその後は?

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韓国映画幼い依頼人

大ヒット映画「エクストリーム・ジョブ」のイ・ドンフィ主演。

実際に起きた児童虐待事件をモチーフにした衝撃のサスペンスドラマ。

キャスト、あらすじ、ラスト・最後の感想、実際の事件のその後などをまとめました。

(トップ画像公式ページより)

 

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幼い依頼人【韓国映画】キャスト一覧

2019年5月22日より韓国にて公開(日本公開日2020年3月27日)

上映時間:114分

監督・脚本:チャン・ギュソン
「私は王である!」など

【ユン・ジョンヨプ役】イ・ドンフィ
弁護士。児童福祉館臨時職員。

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【カン・ジスク役】ユソン
ダビンとミンジュン姉弟の継母。

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【キム・ダビン役】チェ・ミョンビン
10才の少女。

 

【キム・ミンジュン役】イ・ジュウォン
ダビンの弟。7才。

 

【ユン・ミエ役】コ・スヒ
ジョンヨプの姉。

 

【ソ・ムンジョン役】ソ・ジョンヨン
弁護士。ジョンヨプの友人。

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【キム・ジョンナム役】ウォン・ヒョンジュン
ダビンとミンジュンの父。

 

本作は、チュ・ジフンさん主演の映画「私は王である!」などの監督による実際の事件をモチーフにしたサスペンスドラマです。

主演は映画「エクストリーム・ジョブ」やドラマ「応答せよ1988」といった大ヒット作で知られるイ・ドンフィさん。

本作では就職に困る弁護士役を演じ、自らの後悔から幼い少女の弁護士を引き受けることに。

幼い姉弟の継母を演じるのは、数多くの映画・ドラマに出演するユソンさん。ご自身も娘さんがおり、また2017年から児童虐待の予防広報大使を務めています。

そういった背景からか、このシナリオをもらったときに絶対に出演しなければ、と思ったそうです。

ダビン、ミンジュン姉弟を演じるのは、子役として様々な作品に出演し、本作でベスト子役賞を受賞したチェ・ミョンビンちゃんと、イ・ジュウォンくん。

他にも、名バイプレーヤーとして活躍するコ・スヒさん、ソ・ジョンヨンさん、ウォン・ヒョンジュンさん、特別出演として、キム・ボヨンさん、チョ・ドッキョンさんらも出演し重要な役どころを演じています。

 

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幼い依頼人【韓国映画】あらすじ

ロースクールを卒業するも就職先が決まらずにいたジョンヨプ(イドンフィ)は、姉の紹介により児童福祉館で社会福祉士として勤めることにします。

そんなある日、継母から虐待を受けているというダビン、ミンジュン姉弟と出会いますが、そのことを深刻に受け取らず別れてしまいます。

それから数日後、無事に法律事務所への就職が決まったジョンヨプのもとに、虐待によりダビンの鼓膜が破れたとの一報が入ります。

なんとかして継母ジスクと姉弟を引き離そうと行動するジョンヨプでしたが、その結果誘拐犯扱いされてしまうのです。

その後、ミンジュンが死亡し、犯人としてダビンの名が挙がっていることを知ったジョンヨプは、ダビンの弁護士になることを決意するのですが・・・。

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幼い依頼人【韓国映画】みどころ

本作は、2013年に韓国で実際に起きた漆谷継母児童虐待死亡事件をモチーフにした社会派サスペンスドラマです。

年々増加する児童虐待件数とそれに対する刑罰の軽さなどへの問題提起がされた作品で、韓国だけでなく日本でも考えさせられる内容となっています。

親による子供への虐待という問題は当然ながら、その事実に気付いていながらも傍観者であり続けた周辺の大人たちや警察や役所の人間、そして最初虐待に対して深刻に捉えていなかった主人公など、社会全体で子供たちを守るということについても考えさせられます。

俳優陣の高い演技力により虐待シーンは見るのも辛いものとなっていますが、それゆえにメッセージ性も高い作品に仕上がっています。

 

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幼い依頼人【韓国映画】感想・評価

日本でも親や同居人の虐待により子供が亡くなったというニュースを見かけることがあります。

その原因には様々なものがあるのですが、そのニュースを見た際に一番悲しい気持ちにさせられるのは、周りの人や行政等が虐待の事実を把握していたのに最悪の事態を避けれなかったということです。

韓国でも日本同様に児童虐待は社会問題となっていますが、本作のモチーフとなった事件は、親が弟を死なせてしまったのにその責任を姉に押し付けてしまっているという最悪なもの。

いやもうこれ、2度と見たくないですね!

何が嫌かって子役をはじめ俳優たちの演技力が抜群なんですよ。

だからこそ、子供たちが虐待されるシーンは目を背けたくなるほどリアルですし、最悪な親たちはもちろん周囲の傍観者や役所の無能ぶりにも腹が立って仕方なかったんです。

そして、最初虐待について楽観視していた主人公にも腹が立つのですが、もしこれが自分だったらと考えると同じような行動を取ったかもしれないと思ってしまい、何とも言いようがない複雑な心境になってしまうんです。

本作は、実際の事件をモチーフにしている作品ですし、日常的に似たような事件が起きていることも知っています。

そういうことを分かって見ていると、自分も傍観者の一人のように思えてきてやりきれない気持ちになるんです。

この作品を通して伝えたいことや、問題提起をする意味でも必要だとは分かるのですが、それにしても見るのが辛いのなんのって!

例えるなら「蛍の墓」を見た時のような印象があり、作品として素晴らしいのは分かるんですけどあまりに悲しい気持ちになるのでもう見たくない。そんな風に思ってしまいました。

それくらい感情移入してしまったので、この作品が他の人に薦めたいほどの良作なのかどうなのかというのはわかりません。

見ていて楽しくなる作品では当然ないですし感動の涙を流す作品でもなく、ショッキングで救いようのない内容だと思います。

それに、子供を死なせ子供にトラウマを植え付け、さらに子供に責任を押し付けようとした最悪の親に対しての罪が軽すぎるんです!

もちろん、ここで現在の法律を変えて罰を重くしたりするのは違うのですが、それでもこれは腹立たしいですよね。

そういう法整備のメッセージを含めての作品ではあるのでしょうが、見終わってからの後味も悪すぎる作品だったと思います。

ラスト・結末の感想は?

※以下、ネタバレあり

どこまでが事実に基づいているのか知りませんが、社会問題をエンターテインメントの中に落とし込む技術は流石だったと思います。

ただ、法廷でのいい争いは明らかに演出されているのが見え見えですし、ぬいぐるみに録画機能があったというオチも出来過ぎでした。虐待シーンがかなりリアルだった分、ラストでのお決まりの展開が都合よすぎるように見えてしまいましたね!

 

まとめ:児童虐待に関する問題提起としては価値ある作品だと思いますし、子役をはじめ俳優陣の演技力も素晴らしい作品なのですが、それゆえに見ていて辛くなることを覚悟しなければならない作品でした。

とはいえ映画のストーリーとしてはかなりオーソドックスで、ちょっと出来すぎな演出があるのは韓国映画ならではかと。

 

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幼い依頼人 実際の事件のその後は?

この映画では姉弟ですが、実際の事件は姉妹でした。

2013年のこの事件は児童虐待特例法ができるきっかけとなりました。

しかし、8年経った2021年の現在も児童虐待は亡くなっていません。

この事件後はどういった引き取り先なのか不明ですが、養子となりその家庭で育てられたようです。

この姉妹の叔母さんのインタビューによると、継母の雰囲気の似た人を見たり、当時と同じような状況に遭遇するとフラッシュバックし、呼吸困難になるなどPTSDにとても苦しんだとのこと。

それでも時間をかけて心理治療を受けながら、年々良くなっていったそうです。

2021年時点で、満19歳になる年齢です。

自分と同じような境遇にあった子供を助けるため、美術心理治療の勉強をしているとのことです。

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