ヤン・ドングン、パク・ハンビョル主演。
最高のロボットママを作り出した天才科学者家族とそのママ友たちが繰り広げるドタバタラブコメディ!
キャスト、あらすじ、みどころ、感想などをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
奥様はサイボーグ【韓国ドラマ】キャスト・視聴率
原題:ボーグマム
全12話
BS放送時全16話
平均視聴率:3.6%
最高視聴率:4.6%
放送年度2017年9月から韓国で放送
演出:ソン・ヘユン
脚本:パク・ウンジョン/チェ・ウジュ
【チェ・コボン役】ヤン・ドングン
【ボーグマム/イ・ミソ役】パク・ハンビョル
【クソル・スジ(オードリーマム)役】ファン・ボラ
【ト・ドヘ(ジョージマム)役】IVY
【ドへの学生時代の片思いの相手役】チョン・サンフン
【プ・ティナ(ココマム)役】チェ・ヨジン
【ユ・グィナム(ウィリアムマム)役】チョン・イラン
【ハン・テンチョル役】チェ・ジョンウォン
【クォン・ヒョンビン役】クォン・ヒョンビン(元JBJ)
本作の主演は実力派俳優ヤン・ドングンさんと、オルチャン出身女優パク・ハンビョルさん。
天才科学者役のヤン・ドングンさんは、9歳で子役としてデビューし、混声ダンスグループWillのメンバーになったり、HIP-HOP 歌手やタレントとしても知られています。
俳優としても映画『風のファイター』や、ドラマ『アイ・アム・セム』での主演をはじめ、ドラマ『三銃士』や『ハベクの新婦』などにも出演しています。
本作でサイボーグ役を演じるパク・ハンビョルさんは、第2のチョン・ジヒョンとも呼ばれていました。
モデルとしても活躍し、ドラマや映画にも数多く出演しています。
実は放送が開始されてから妊娠が判明したそうですが、それを隠して撮影に挑んだそうです。
本作は幼稚園のモンスターママ軍団「エレガンスマム」の面々が個性的で、そんなママ達を演じるのは、K-popベテラン歌手アイビーさん、『ごめん、愛してる』や『乾パン先生とこんぺいとう』などの名作ドラマをはじめ数多くの作品でお馴染みのチェ・ヨジンさん、色んな作品で個性的なキャラクターを演じるファン・ボラさんにチョン・イランさんと豪華な配役となっています。
その他にも、John-Hoonさんとユニット「UN」を組んでいたチェ・ジョンウォンさんに、元JBJ のクォン・ヒョンビンさんはドラマ初出演となる本作でラップで英語を教える個性的な先生を演じています。
ゲスト出演陣も、チョン・サンフンさん、元Nine Musesのキョンリさん、SUPER JUNIORのイトゥクさん、キム・ソヨンさん、ソン・ジェリムさんなど豪華なものとなっています。
OST情報
本作のOSTは通常のドラマより歌唱曲が多いのが特徴で、オープニング曲の「Arie Band/あなたは私のスーパースター」をはじめ、JBJの日本人メンバー高田健太さんによる「君が僕を呼べば」に「君を呼ぶ」や、Nine Musesのクムジョさんのソロ曲「Love Story」など、数多くの楽曲がドラマを盛り上げてくれます。
奥様はサイボーグ【韓国ドラマ】あらすじ
天才ロボット研究者のチェ・コボン(ヤンドングン)は、早くに妻に先立たれ息子のユルと二人暮らしをしていました。
コボンは長年の研究の末、妻にソックリのロボット”ボーグマム”を完成させ、息子の誕生日にプレゼントします。
もちろん、ロボットであることは秘密にして・・・。
そんな折、ボーグマムの秘密を知るコボンの幼馴染みのハン・テンチョル(チェジョンウォン)が、セレブ幼稚園「バッキンガム幼稚園」への入園手続きをしてきます。
テンチョルは女好きで知られ、セレブなママ目的で幼稚園を探してきたのですが、バッキンガム幼稚園児には”エレガンスマム”というモンスターママ軍団があり、ボーグマムもそんなエレガンスマムのメンバーに選ばれることとなるのでした。
奥様はサイボーグ【韓国ドラマ】みどころ
本作は、天才ロボット開発者のチェ・ゴボンが開発したAIヒューマノイドロボット”ボーグマム”の活躍を描くドタバタラブコメディです!
先立たれた妻ソックリのロボット”ボーグマム” が、息子ユルが入学したバッキンガム幼稚園で巻き起こす出来事がコミカルに描かれています。
最強かつキュートなロボットママは、幼稚園に入るなりママ軍団”エレガンスマム”の面々に眼を付けられるのですが、ロボットであるボーグマムには意地悪や嫌味も通じません。
このドラマは、セレブママたちの階級意識や妬み嫉みも描かれるのですが、ママたちのキャラクターもかなり個性的でコミカルなので、重々しかったりドロドロしたりということはありません。
エレガンスマムのリーダーであるジョージマムは、ボーグマムのモデルとなったコボンの妻イ・ミソと因縁があるようで、何かにつけてボーグマムに意地悪を仕掛けてきます。
そんなジョージマムに従うエレガンスマムのメンバーたちや、そんなメンバーに取り入ろうとするウィリアムマムのキャラクターがとにかく面白く、脇役がとにかく目立つ作品であるというのが特徴と言えます!
ラッパー風の先生クォン・ヒョンビンも個性的なキャラクターで、ボーグマムとのお決まりの挨拶も笑えますし、二人が仲良くしているのを見てコボンが嫉妬するのも面白く描かれています。
そんな個性的な面々が揃った幼稚園で、ボーグマムはユルのママとして無事にやっていけるのでしょうか?
そして、ロボットであることを隠し通すことが出来るのか!?
更に、コボンとボーグマムの関係の変化にも注目です!
奥様はサイボーグ【韓国ドラマ】最終回感想と評価・評判
韓国ドラマとしては珍しいタイプの、ママ友たちとのドタバタ劇を描いたラブコメディです。
主人公二人は、一人は堅物な研究者でもう一人は表情の変化がないロボットなので、脇役であるエレガンスマムの面々のキャラクターの面白さを楽しむ作品と言えるでしょう!
一言しか発せず周りに続き言葉を予測させようとする傲慢なジョージマム、独特な語り口調が意味不明なココマム、大して人気のないSNSを頻繁に更新しバツ3のオードリーマム、他のママたちとは違い庶民的な見た目とダサい成金風のウィリアムマム。
この4人がまるでコントのキャラクターのようで、そこに一風変わったボーグマムが加わることで可笑しなママ友集団が完成します。
ドラマの流れとしては、亡くなった妻にソックリのロボットを開発した科学者が、息子のためにロボットを母親として一緒に生活し、その日常の中で引き起こされるコミカルな出来事を描いていくというシンプルなものなんですが、登場するキャラクターが癖の強い面々ばかりなので気軽に笑いながら見ることが出来ます。
話が進んでいくと、ロボットとしてしか思っていなかったコボンがボーグマムを意識するようになったり、ボーグマムもコボンに恋愛感情を抱くようになったりとラブコメ要素が強くなるのも面白かったです。
作品の設定自体は突っ込みどころ満載なんですが、このドラマの場合はむしろそれを楽しむ作品であり、難しく考えることなく笑って見ることが出来る作品になっていると思います。
終盤に近づくにつれ、ボーグマムが作られた真相が徐々に明かされてきて、皆と別れなければならないような展開になってきます。
しかし、ちゃんとハッピーエンドが待っていますのでご安心あれ!
中盤以降はラブコメ要素も強まり、ボーグマムの人間味が増していくのも面白かったです。
気軽に楽しめる作品です!
最後に
サイボーグやロボットが登場する作品というとSFドラマをイメージするかもしれませんが、本作は幼稚園を舞台としたドタバタコメディでありSFっぽさなど皆無といえます。
ボーグマムは相手の表情から感情が読めたり、膨大な知識も保有していたりと様々な機能を内蔵しているんですが、それを活かすのは家事やママ友とのやり取りの中だけであり、正に宝の持ち腐れ状態!
食べた物がお腹の中のバケツに貯まっていて取り出さなくてはならなかったり、意外にあっさりとバッテリー切れになったりとハイテクなのかポンコツなの分からないのも可愛いげがありました!