キム・ヘス主演により篠原涼子主演の大ヒットドラマ「ハケンの品格」をリメイクしたオフィス・ラブコメディ!
共演はオ・ジホ、チョン・ユミ、イ・ヒジュン、チョン・ヘビンなど
キャスト、あらすじ、感想などをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
オフィスの女王【韓国ドラマ】キャスト一覧
原題:職場の神
U-NEXT全16話
平均視聴率:12.0%
最高視聴率:14.6%
放送期間:2013年4月1日から2013年5月21日まで韓国で放送
演出:チョン・チャングン
「復活」
「愛しの金枝玉葉」
「家族なのにどうして~ボクらの恋日記~」など
ノ・サンフン
「君を憶えてる」など
脚本:ユン・ナンジュン
「ホグの愛」
「この恋は初めてだから」など
【ミス・キム(キム・ジョムスン)役】キム・ヘス
人材派遣会社「派遣の品格」所属のスーパー派遣社員。
【チャン・ギュジク役】オ・ジホ
Y醤グループマーケティング営業部チーム長。
【チョン・ジュリ役】チョン・ユミ
Y醤グループマーケティング営業支援部契約社員。
【ム・ジョンハン役】イ・ヒジュン
Y醤グループマーケティング営業支援部チーム長。ギュシクの同期。
【クム・ビンナ役】チョン・ヘビン
Y醤マーケティング営業部新入社員。
【ケ・ギョンウ役】チョ・グォン(2AM)
Y醤マーケティング営業支援部新入社員。
【ファン・カプドゥク役】キム・ウンス
Y醤マーケティング営業部部長。
本作は、2007年の日本の大ヒットドラマ「ハケンの品格」をリメイクした作品。原作のキャラクター設定はそのままに、韓国ならではの要素を盛り込んでアレンジした作品となっています。
オリジナルである「ハケンの品格」は2020年に続編が放送される予定になっており(コロナの影響により放送延期)、これを機会にオリジナルを再チェックしてみるのもいいでしょう!
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オフィスの女王【韓国ドラマ】あらすじ
韓国食品業界の大手Y醤グループは、マーケティング営業部の不振を打開するため、MBA研修を終えたばかりのエリート社員チャン・ギュジク(オジホ)をチーム長として呼び戻します。
しかし、帰国の飛行機の中で餅を喉に詰まらせてしまったギュジクは、ジプシー服を着た謎の女性ミス・キム(キムヘス)によって命を救われ感謝することになります。
そんな一悶着もあり何とか帰国したギュジクでしたが、会社で黒のパンツスーツで身を包んだミス・キムと再会し驚くことに。
しかも彼女は専務と部長が特別採用したスーパー派遣社員だということを知り・・・。
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オフィスの女王【韓国ドラマ】みどころ
本作は、キム・ヘス&オ・ジホ主演により「ハケンの品格」をリメイクしたオフィスコメディドラマです。
キャラクターの設定はオリジナルに寄せていますが、韓国社会に合わせた要素や韓国ドラマには欠かせない恋愛要素なども加えられているラブコメディとなっているのが特徴となります。
韓国でオフィスドラマといえば、新入社員や契約社員と上司や会社そのものとの対立や、社内恋愛を描いたものが多い印象がありますが、本作は日本の作品のリメイクということもあり、それらとは一味違った作品となっています。
ヒロインであるミス・キムの万能っぷりや、派遣社員が正社員を圧倒していくさまは痛快そのもので、日本以上に上下関係や年功序列が厳しい韓国においての彼女の存在は衝撃といえます。
そんなヒロイン以外のキャラクターも個性派揃いで、それがコミカルさを更に盛り上げてくれています。しかし、コミカルだけでなく会社の理不尽さや差別問題などのメッセージ性がきちんと込められているのも魅力です。
そしてオリジナルにはない恋愛要素があるのも韓国ドラマならではで、オリジナル版を見た人でも楽しめる作品と言えるでしょう!
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オフィスの女王【韓国ドラマ】感想・評価
韓国ドラマとしてはテンポもよく楽しく見れるいい作品という印象でしたが、リメイクとして見ると複雑な感想になりました。
キャラクターの設定自体は同じようなものでしたが、国民性がそもそも違いますし、派遣社員という制度も日本の印象が強く、韓国だと正社員と契約社員という関係性に当てはまります。
本作は、そういった派遣社員としての品格を画くというよりも、ヒロインよりも仕事が出来ない正社員に対する皮肉が強く表れていて、この辺が韓国らしいといえば韓国らしいのですが、テーマのニュアンスが違ってくるというのは個人的には不満でした。そもそもオリジナルにはない恋愛要素が入ってくるのも軸がぶれている感じがして不必要に感じましたね。
とはいえ、これをリメイクとして考えずにあくまでも韓国ドラマなんだとして捉えると面白いコメディだと思います!
とはいえ、キム・ヘスもオ・ジホも濃すぎて苦手でしたし、オ・ジホが大泉洋に寄せてパーマをかけたのも微妙でした。
まとめ:リメイクとして見ればいまいちでしたが、オリジナルと比べなければ面白いオフィス・コメディドラマです!
韓国ドラマが好きな方は楽しめる作品ですが、オリジナルが好きなら違和感があると思います。
最後に
リメイク作品全般で言えることですが、やはりオリジナル作品が好きな人にとってはリメイク作品には違和感を感じてしまいます。
とはいえ、韓国ドラマを日本でリメイクする際にエピソードやキャラクターなどを色々とカットしてしまうのと比べれば、約1.5倍に引き伸ばす韓国リメイクの方がオリジナルに忠実な上に独自性もあり、韓国での視聴率以上に面白いと感じる作品が多いと思います。
本作も日本での評価も高く、人によってはオリジナルよりも面白かったという意見の人もいるくらいです。
ですが、個人的にはキム・ヘスよりも篠原涼子の方が好きなので、私はオリジナル版を支持しますけど!