NU’EST(ニューイスト)は2012年アイドル激戦時代にデビューした5人組ボーイズグループです。
メンバーの一人、ミニョンがワナワンメンバーに選ばれ、残る4人はNU’EST W(ニューイスト ダブリュー)として活動していました。
2018年末ワナワンが解散し、現在またNU’ESTとして再始動!
グループの来歴やメンバープロフィールなどをまとめました。
NU’ESTとは?
2012年3月にデビューした韓国の5人組グループNU’EST。
読み方はヌエストではなく、ニューイーストです。
来歴をみていきましょう。
華やかなデビュー
デビュー曲Faceは韓国すべてのボーイズグループのデビュー曲ミュージックビデオの中で照会数ナンバーワン!
韓国でより、海外での評価が高く、大記録と打ち立てたスーパールーキーとして華やかにデビューしました。
売れないアイドル激戦時代
同年7月、初のミニアルバムActionでカムバック。しかし期待とはうらはらにヒットせずその後も注目をあびることはありませんでした。
それもそのはず、2012年は男女ともにKPOPグループが多くデビューした年で、完全に飽和状態。
競争が激しく、その中で市場に定着し生き残ったボーイズグループもあまりないという激戦時代だったのです。
デビュー曲の成功もつかの間、NU’ESTは厳しい時代を送ることになります。
NU’EST-Mの活動
2013年11月ごろ、中国人メンバー1人が加わり、6人でNU’EST-Mという中国メインで活動するグループを結成。
しかしどんな活動をしていたんだか自然消滅しており、活動履歴についてハングルサイトではほとんど残っていません。
活発な海外活動
その後、日本をはじめ各国で海外公演をするも、事務所のマネジメントがままならず、メンバーが各手続きを自分で行ったり、管理されない状態での無理なスケジュールなどで、体調を崩したり・・・。
回復しない状態で次のスケジュールをこなすなど、体力的にも相当つらい時代だったようです。
日本を主とする海外での無理な活動により、韓国での活動が制限され、国内の認知度を上げることができませんでした。
ファン100人限定サイン会を募集しても、応募者が85人しかいないという厳しい現実に、「定員割れアイドル」というイメージがつくようになってしまいました。
プロデュース101シーズン2
2015年にデビューした後輩、SEVENTEENは周知のとおり人気アイドルとしてスター街道を駆け上っており、がけっぷちに追い込まれたNU’ESTはデビューからの5年間は「練習期間」と思い、再び練習生の身分に戻って2017年オーディション番組「プロデュース101シーズン2」に参加することにしたのでした。
この番組にひざの負傷で活動休止していたアロンを除く4人が参加しています。
この番組はさまざまな芸能事務所のアイドル練習生たち101人がデビューをかけて参加したオーディションで、中には”すでにデビューしていたが再起をかけて挑戦した”という人もいましたが、NU’ESTは活動期間が5年もあるグループ。
アイドルの卵ばかりの中で、すでにベテラン(?)である人材が参加することにかなりの批判がありましたが、最終的に
9位 ミニョン(上位11人に入りワナワン決定)
13位 ベクホ
14位 JR
20位 ミンギ
という結果を残し、NU’ESTの名前が広く知られることとなりました。
NU’EST W時代
ワナワンは2018年末までの期間限定ユニット。
その間、ミニョンを除く他の4人はNU’EST Wという新しい名前で活動することになり、2017年7月にシングルアルバムIf youを発表し、活動を始めました。
この「W」というのは、Wait(待つ)という意味で、ミニョンを待つということだそうです。
NU’EST所属事務所はどこ?
プレディスエンターテイメントは2007年に設立されました。
所属グループとして、AFTERSCHOOL、SEVENTEEN、PRISTINなどがあります。
住所
ソウル市江南区奉恩寺路67道5(三星洞44‐20)
(→地図コネスト)
※2020年5月、プレディスエンターテイメントは防弾少年団の所属するBig Hitに買収され、一つの会社となりました。
今後防弾少年団のようなグローバルな活躍が期待されます。
NU’EST公式カラー
2018年1月、事務所によりNU’ESTの公式カラーが発表されました。
カラーコード【濃い青#00313C】と【ビビットピンク#E31C79】のグラデーションだとのことです。
ニューイースト人気順プロフィール
NU’ESTは個人がインスタアカウントを持っているので、インスタのフォロワー数(2018年12月時点)から人気順を判断しました。
画像はそれぞれメンバー個人のアカウントから引用しています。
1位 ミニョン(ミンヒョン)
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本名:황민현 ファンミンヒョン
(ミンヒョンと書いてミニョンと読む)
1995年8月9日生まれ
釜山市出身
181㎝
67㎏
O型
家族:祖母・父・母・姉(年子)
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2017年4月に放映されたプロデュース101シーズン2で最終9位に選ばれ、Wanna Oneのメンバーとして第二のデビューを果たしました。
中3の下校中にスカウトされ、入社。
メンバーによると、歌が大好きで普段から歌いっぱなしだそう。
個人インスタにも歌をたくさん投稿しています。
NU’ESTの活動は興行惨敗で大衆に存在を知らせられずにいましたが、プロデュース101シーズン2に参加して、埋もれたビジュアルが話題となりました。
NU’ESTでは作詞もこなすメンバーです。
2位 レン
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최민기 (崔珉起, チェ・ミンギ)
1995年11月3日生まれ
蔚山市出身
178㎝
60㎏
O型
家族:父・母・兄
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クールな外見とは違い、おしゃべりで明るい。
プロデュース101でも多くの練習生と親しくなり、とても社交的な性格。
ニューイーストのメンバーの中で最も芸能人の人脈が広く、グループ内でもムードメーカーだそうです。
バラエティでも些細なことでも全力を尽くす姿に、プロ意識の高さが感じられます。
3位 JR(ジェイアール)
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김종현 (金鐘炫, キム・ジョンヒョン)
1995年6月8日生まれ
江陵市出身
176㎝
60㎏
O型
家族:父・母・姉二人
リーダー、メインラッパー、メインダンサー
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メンバーの中で最も練習期間が長いためリーダーを務めています。
事務所の社長が「性格が良すぎて心配」というほど、純粋で優しい。
グループ内でカリスマリーダーのコンセプトを受け持っているため、愛嬌は主に他のメンバーに任せているものの、実はメンバーが満場一致で選んだ愛嬌ナンバーワン!
普段のJRはとっても愛嬌が多いかわいい人柄のようです。
JRは ‘Junior Royal’の略で、舞台の上で小さな貴族になれ、という意味で事務所の社長がつけてくれたそうです。
4位 ベクホ(ベッコ)
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백호 ベクホと書いて、ベッコと読む
本名:강동호 (カンドンホ)
1995年7月21日生まれ
済州島出身
175㎝
75㎏
AB型
家族:父・母・弟
メインボーカル
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スーパースターK2済州島オーディションに行く友達について行き、スカウトされました。
音域、声量ともに申し分なく、ジャンルを選ばない音色を持つことが大きな特徴で、どんな曲でも相性よくこなすことができます。
作詞・作曲にたけていて、グループの多くの曲に携わっています。
また「ペッコム」という名前でプロミスナインの「두근두근(ドキドキ)」という曲を作詞したり、プロデュース48の生放送曲だった「 앞으로 잘 부탁해(これからよろしく)」の作詞も担当しています。
白虎(ベクホ)は事務所の先輩アフタースクールユイがつけてくれた芸名で、本名の姓と合わせるとカンベッコとなり、これは韓国では誰もが知るスラムダンク桜木花道の韓国の訳名。
5位 アロン
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本名:Aaron Kwak
韓国名:곽영민 クァクヨンミン
1993年5月21日生まれ
アメリカロサンゼルス出身
アメリカ国籍
176㎝
57㎏
A型
家族:父・母・妹二人
上の妹大学卒業!そして末の妹の誕生日。二人ともおめでとう
グループ内唯一の1993年生まれで、最年長。(他メンバーは全員1995年生まれ)。
韓国系アメリカ人2世。
学業優秀で大学進学もすでに決まっている状態でしたが、ある日ソンダムビの「狂った」の舞台映像をみて感銘を受け、人生が一変。(→狂ったのYoutube映像)
ちょうどソンダムビの所属事務所であるプレディスLAオーディションが開かれることをしり、そこで1等となって韓国に来ることとなりました。
両親ともに韓国人ですが、米国で生まれ育ったため、韓国語はあまり上手ではなく、練習生となってから学んだようです。
母国語が英語であるため、海外活動の中心となり、NU’ESTの国外での活躍はアーロンのおかげと言えます。
高音のボーカルが並ぶNU’EST内で唯一低音を得意とするボーカリストです。
名前入り画像で顔を憶えよう!
※ハングルではミンヒョンと書いてミニョン、ベクホと書いてベッコと読みます。
5人しかいないので難しくないと思います。
左から、
桜木花道風ベクホ
路上スカウトされたイケメンJR
中性的美形レン
みんなの兄貴アロン
皇帝ミンヒョン
覚えられましたでしょうか?
最後に
プロデュース101シーズン2に参加する前のグループの人気に対して、事務所の手腕を問う書き込みが多く見られました。
ルックスもよく、実力もあるのにうまくいかなかったのは事務所のせいで、いかにずさんな管理だったか、メンバーたちがどれほどきつい環境に置かれていたかが書かれたファンのコメントを読むと、本当に苦労したようです。
NU’EST-Mとしての中国での活動もあまりに中途半端で、事務所に問題があるという意見もうなずけます。
すでにデビュー5年目だったメンバーがプライドを捨ててこのオーディション番組に参加したのには、そういった事情があったのだとわかりました。
この番組で韓国内の知名度が急激にアップ!今後の活動が期待されるグループです。