オム・ジョンファ、パク・ソンウン主演、イ・サンユン、イ・ソンビン共演作。
テロリストにハイジャックされた旅客機を舞台に描くスパイアクションコメディ！
キャスト、あらすじ、感想、評価、レビューなどをまとめました。
（トップ画像公式ページより）
ノンストップ【韓国映画】キャスト一覧
原題:オーケー・マダム
2020年8月12日韓国にて公開(日本公開日2021年2月13日)
上映時間：100分
監督：イ・チョラ
「愛なんていらない」「消された女」など
アクション監督:チェ・ボンノク
「MASTER マスター」
【イ・ミヨン役】オム・ジョンファ
ねじり揚げパン屋店主。
【オ・ソクファン役】パク・ソンウン
ミヨンの夫。パソコン修理工。
【リ・チョルスン役】イ・サンユン
ハイジャック犯。
【チョン・ヒョンミン役】ペ・ジョンナム
スパイに憧れる客室乗務員。
【謎の美女役】イ・ソンビン
謎の乗客。
【キム・ハリム役】ユ・ハジュン
ハイジャック犯。
【老紳士役】パク・チイル
ソクファンの隣の席に座る客。
ドラマ「魔女の恋愛」や映画「ミス・ワイフ」などで知られるオム・ジョンファさん主演のスパイアクションコメディ！
本作では揚げパン屋の店主兼元北のエリートスパイという役柄に扮し、おばさんらしいコミカルなキャラクターとキレのいいアクションを披露しています。
そんなおばさんスパイの夫役を演じるのは、コミカルからクールなキャラクターまで演じ分けるパク・ソンウンさん。ドラマ「マン・ツー・マン ～君だけのボディーガード～」でもスパイの相棒を務めていましたが、本作では一見頼り無さそうな夫として主人公のサポートをすることになります。
そして、主人公夫婦と敵対するハイジャック犯を演じるのはドラマ「いとしのソヨン」や「耳打ち～愛の言葉～」などのイ・サンユンさん。いい人役の印象が強いサンユンさんですが、本作ではハイジャック犯たちのリーダーという悪役に扮しています。
さらに、映画「ＳＰ 国家情報局：Ｍｒ.ＺＯＯ」でおバカなスパイを演じていたペ・ジョンナムさんがスパイに憧れる客室乗務員を演じ、映画「ミッション:ポッシブル」では本物のスパイを演じていたイ・ソンビンさんは主人公たちと同じ旅客機に乗り合わせた謎の女性を演じています。
上記のキャスト以外にも、チェ・ジノさん、キム・ボムネさん、チュ・ソクテさん、キム・ビョンオクさん、キム・ヘウンさん、チョン・スギョンさん、ユン・ビョンヒさんといった面々に加え、キム・ナムギルさん、チョン・マンシクさん、キム・ジョンスさんらも特別出演しています。
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ノンストップ【韓国映画】あらすじ
人気の揚げパン屋の店主ミヨン（オムジョンファ）は、パソコン修理工の夫ソクファン（パクソンウン）と娘ナリとの三人家族。
決して裕福ではないものの幸せな生活を送っていたミヨン一家でしたが、ある日飲料の景品であるハワイ旅行に当選し、人生初の海外旅行に家族揃って出掛けることになります。
しかし、ミヨン一家が搭乗した旅客機は北朝鮮のテロリストたちにハイジャックされてしまい、楽しいはずの旅行が一気に危機的状況に陥ってしまいます。
テロリストたちのリーダーは乗客たちの中からある人物を探しているようで、それに気付いたミヨン、ソクファン、そして客室乗務員のヒョンミン（ペジョンナム）らはその危機に立ち向かおうとそれぞれに行動をはじめるのですが・・・。
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ノンストップ【韓国映画】みどころ
本作は、テロリストにハイジャックされた旅客機を舞台に描くアクションコメディです。
主人公は市場で揚げパン屋を営むおばさんとその夫で、景品としてハワイ旅行が当たったことで乗り合わせた旅客機でハイジャックに巻き込まれてしまいます。
しかし、ごく普通の家族だと思っていた主人公たちには隠された能力があり、それぞれの能力を活かしてハイジャック犯たちに立ち向かうことになります。
ハイジャックというスリリングな事件を扱いながらもサスペンス的な展開にはなっておらず、それは主人公たち一家や同じ旅客機に乗り合わせた個性豊かな乗客たちのキャラクターがコミカルだから。
スパイに憧れる客室乗務員を筆頭に、韓国ドラマでよく見るような嫁と姑や、映画監督とそのスタッフや新婚夫婦、独善的な国会議員に謎の女などがいて、乗客たちがその他大勢にならずサブキャラクターとして活躍しているのも面白いところです。
誰もが楽しめる笑いありアクションありのエンターテインメント作品です！
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ノンストップ【韓国映画】感想・評価
元軍人や休暇中の警察官などがたまたま事件現場に居合わせて孤軍奮闘の末解決してしまう。
このような設定はハリウッド大作などでよく見かける定番の設定ですが、その主人公となるのは大抵マッチョな男性。ところが本作ではその立ち位置をパン屋の女店主とパソコン修理屋の夫婦が担っているというのが面白いところ。
まぁ、主人公の設定が変わったところでストーリー展開自体はよくあるものなんですが、現在の職業をみても分かるようにテロリストによる旅客ハイジャックというシリアスな展開がコミカルに描かれているのが本作ならではなんですよね。
その上、エージェントに憧れる客室乗務員をはじめ、同じ飛行機に乗り合わせた乗客たちが思わぬ大活躍をみせるなど、こんな展開がハイジャックの現場で起きるわけないとはいえ、この痛快かつコミカルな展開が最高なんです！
思ったよりもハイジャック犯が弱かったり、ハリウッド映画ばりの格闘シーンがあったわけではないんですが、笑いとアクションが程よいからこそ誰が見ても楽しめると思いますね。
最後に
キャストがなかなか豪華なので見ることにした作品だったんですが、ところが実際に見てみると予想以上に笑えてなかなかのアクションシーンもある良作だったんです！
特に乗客たちも主人公に協力してハイジャック犯たちに挑むのが痛快ですし、良く出来たコントのような展開に笑ったり、あきらかにウザがられている国会議員に罰が下されたり、最後の落ちもナイスだったりと、シチュエーションコメディとしてみどころが沢山あったのも好みでした。
