チェ・ミョンギル、パク・ハナ、ワン・ビンナ、ハン・サンジン、イ・ウニョン共演で贈るファッション業界を舞台にしたドロドロ愛憎劇!
キャスト、あらすじ、感想などをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
人形の家【韓国ドラマ】キャスト一覧
U-NEXT全103話
全69話
平均視聴率:13.8%
最高視聴率:16.2%
放送年度2018年2月から韓国で放送
演出:キム・サンフィ
「少女探偵パク・ヘソル」
「戦友〜レジェンド・オブ・パトリオット〜」
「パフューム」など
脚本:キム・イェナ
イ・ジョンデ
「その女の海」など
【クム・ヨンスク役】チェ・ミョンギル
ウィナーズグループ・ウン会長宅の執事。
【ホン・セヨン役】パク・ハナ
高級ブランド店の販売員。ヨンスクの娘。
【ウン・ギョンヘ役】ワン・ビンナ
ウン会長の孫。買い物依存症。
【チャン・ミョンファン役】ハン・サンジン
ウィナーズグループ社長。ギョンヘの夫。
【イ・ジェジュン役】イ・ウニョン
ウィナーズグループ秘書室長。
本作は平均視聴率13.8%を記録したヒット作です。この数字は2018年度7位という高記録!
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人形の家【韓国ドラマ】あらすじ
4人の子供達の母として暮らしているクム・ヨンスク(チェミョンギル)には、30年間家族にも秘密にしているもう一つの顔がありました。
それは、ファッション財閥として知られるウィナーズグループ会長家の執事として働いているというものでした。
誰にも本音を見せず、穏やかな性格をしているかのように見えた彼女でしたが、実は衝撃的な秘密を抱えていたのです。
そんなヨンスクの娘セヨン(パクハナ)は、有名デザイナーを目指しながら高級ブランド店で働いていました。
一方、ヨンスクが働くウン会長には唯一の孫娘ギョンヘ(ワンビンナ)がいて、彼女には社長を務める夫がいました。
しかし、2人は仮面夫婦であり、ギョンヘには衝動調節障害という持病がありました。
そのため買い物依存症を患っており、ついにある日ブランド店で商品を盗んでしまったのです。
それを見つけたセヨンでしたが、あろうことか逆上したギョンヘに暴行されてしまうのです。しかし、ギョンヘのその姿をウン会長に支える秘書室長のジェジュン(イウニョン)が目撃していて・・・。
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人形の家【韓国ドラマ】みどころ
本作はファッション財閥を舞台とし、欲望、秘密、復讐などが入り交じったドロドロな愛憎劇です。
財閥が登場すると後継者問題や、権力争いがメインになるかと思うかもしれませんが、本作の場合は財閥の執事と4人の子供の母との二重生活を送るヨンスクが主人公であり、そこには母としての愛情や大きな秘密がある他、二つの家族の裏側も描かれることになります。
有名デザイナーを目指すセヨン、お金に不自由はしないものの家庭環境や健康に恵まれていないギョンヘ、そしてそんな二人の女性の間に立つ謎多きヨンスク、この三人の女性を中心とした愛と憎しみのドラマが本作です。
複雑な人間関係はもちろん、友情や騙し合い、三角関係に悪縁なども描かれる中、ピュアな恋愛や家族の温かさなども同時に描かれているなど、ドロドロ一辺倒になっていないのも特徴です。
それでいて、プライド高い男や金と地位に執着する女などもいて、彼らの怖さを楽しむドラマでもあります。
そんな癖の強いキャラクターを実力派揃いの俳優陣が見事に演じているのも本作の魅力で、そんな中で抜擢された新鋭イ・ウニョンの活躍にも注目したいところ!
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人形の家【韓国ドラマ】感想・評価
これぞ多くの人がイメージする韓国ドラマ!
一言で韓国ドラマといっても様々な種類があるわけですが、韓国ドラマを見たことが無い人からすれば本作のような作品がイメージどおりなのかもしれません。
それは、財閥にまつわる話であったり、あり得ない設定と展開、そして愛憎劇というもので、それらの要素が本作には全て含まれているからです!
しかし、ドロドロの愛憎劇や悪役女優として有名なワン・ビンナが大好きな人からすればどストライクな作品でしょうが、そうでないなら終始イライラしながら見ることになるでしょう。
こればっかりは好みとしか言えないのですが、30年間家族には内緒で財閥の執事として働いていた、という段階で「ありえないだろ!」と思ってしまい、それからは突っ込みどころ探しばかりしてしまいました。
そもそも、財閥に執事などは日本ではあり得ないものなので、最初から空想のドラマとして見るべきなんでしょうね。
ただ、ドロドロの愛憎劇にもレベルがあるもので、本作はそこまで行き過ぎたものではなかったように思います。しかし、突っ込みどころを探しながら見るような人には本作は向いていなく、それらを含めて楽しみながら見れる人に最適な作品だと思いますよ!
最終回は?
本作は愛憎劇ファンにとっては大好きな作品だったみたいですが、最終回に関しては残念に思っている人が多いようですね。
ほかの作品でも悪行三昧だった人物が最後に何故だか許されていたり、改心して大団円になり視聴者を置いてけぼりにしたりという納得のいかない締めくくり方をするものはありますが、本作もそういったパターンのラストで、それにプラスして都合のいい展開もありなんともスッキリとしないものでした。
まとめ:ドロドロな愛憎劇が好きかどうかで評価が分かれる作品!
女優陣の演技力や人間ドラマなど面白い部分もあるのですが、その反面嫌な登場人物が多かったり、突っ込みどころ満載な展開も多く、個人的には苦手な作品でした。