MAMAとは?読み方とイベントを解説!韓国の授賞式なのに海外開催はなぜ?

 

年々大きくなる韓国イベントMAMA。

2023年の今年は日本での開催が決定しており、今後ますます日本での注目度が高まることと思われます。

MAMAは音楽授賞式、というんですがいまいちよくわからない、という方のためにMAMAについてご紹介します。

 

 

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目次

MAMAとは?読み方は?

 

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MAMA (엠넷아시안뮤직어워즈) OFFICIAL(@mnet_mama)님의 공유 게시물님,


MAMA公式インスタより

MAMAって何なの?という方に簡単に説明すると

Mnet
Asian
Music
Awards

エムネットアジアンミュージックアワードの略で、Mnetという韓国系音楽番組が主催するアーティストの授賞式です。

読み方はそのまま「ママ」

数日間に渡ってしかも国をまたいで開催したりするので、「授賞式」というより「音楽祭」というほうがわかりやすいですね。

でもとりあえず、名目は「授賞式」で毎回誰が何を受賞したのかが話題となります。

リアルタイム放送は、アジアのみならず、ヨーロッパ、北アメリカ、オセアニアなど、世界中で放送予定。

KPOPアーティストにとってはビッグイベントなのです!

 

 

賞の決定は?

大きな賞として

今年の歌手賞
今年の歌賞
今年のアルバム賞

があり、そのほかおおざっぱにいうと

・新人賞
・ダンス賞
・グループ賞
・ボーカル賞
・バンド賞
・OST賞
・コラボ賞
・ミュージックビデオ賞
・ベストプロデューサー
・ベスト制作者
・ベスト振付師
・ベストディレクター

などの賞があります。これらは

・視聴者投票

・MAMA審査員による審査

・音源販売数

・アルバム販売数

の4つを総合的に加味して、決定されます。

 

 

MAMAの始まりは?

MAMAの歴史は浅く、2023年で15年目。

1999年~2008年までの10年間は韓国国内で開催され、Mnet KM MUSIC Festival という名の音楽祭でした。

2009年より名称を「Mnet Asian Music Awards(MAMA)」と改め、2010年からはアジアの他都市でも開催されるようになりました。

これまでは韓国から始まっただけに韓国色が強い音楽イベントでしたが、Mnetを運営しているCJ E&M社は

「今後アジア最高の音楽祭の名のもとに、さらに発展していく」

と発表しています。

 

 

MAMA過去の受賞者

もっとも大きな賞が、今年の歌手賞、今年の歌賞、今年のアルバム賞です。

過去の受賞者をみてみましょう。

歌手賞 歌賞 アルバム賞
2009 2PM 2NE1
I Don’t Care
G.DRAGON
「Heartbreaker」
2010 2NE1 missA
Bad Girl Good Girl
2NE1
To Anyone
2011 少女時代 2NE1
내가 제일 잘 나가
スーパージュニア
Mr. Simple
2012 BIGBANG PSY
江南スタイル
スーパージュニア
Sexy, Free & Single
2013 G-DRAGON チョーヨンピル
Bounce
EXO
XOXO
2014 EXO テヤン
目、鼻、口
EXO
Overdose
2015 BIGBANG BIGBANG
BANG BANG BANG
EXO
EXODUS
2016 防弾少年団 TWICE
CHEER UP
EXO
EX’ACT
2017 防弾少年団 TWICE
SIGNAL
EXO
THE WAR

かなりの知名度と人気がないと受賞できないものだとわかります。

 

 

MAMAはなぜ海外でやるの?

みなさん、疑問に思ったと思います。

「韓国人ばかりの授賞式をなぜ海外でやるのか」

過去の開催国はこちら

2010 マカオ
2011 シンガポール
2012~2016 香港
2017 ベトナム・香港・日本
2018 韓国・日本・香港
2019 韓国・日本
2020 韓国(無観客)
2021 韓国
2022 日本
2023 日本

アジアン~という名前で、アジアのさまざまな都市で開催しているものの、実情は韓国国内向けの授賞式に尾ひれがついた程度。

韓国以外の国の歌手たちはノミネートすらされていないのが実情です。

アジアン~という名前に帳尻を合わせるかのように、「アジアアーティスト賞」なるものも存在し、各国アーティストに賞を授与していますが、ほぼ参加賞と言ってもいいほどで、賞の権威が全くありません。

そしてシナリオがあるのかどうか、MAMAに出てくる外国人受賞者はなぜか過剰なほどにKPOPを賛美するコメントをしています。

韓国の授賞式を海外でやるのはなぜでしょうか。

Mnetを運営しているCJ E&MはMAMAについて

「アメリカのグラミー賞授賞式を超える」

と公言しています。

よりスケールを拡大するため、とも考えられますが、一番は入場料のためと言われています。

韓国内では入場料を払って授賞式を観覧する文化がないため、番組の公開放送レベルを超えることができないのに対し、海外ではKPOPファンを相手に入場料を取って、ビジネス展開することができます。

しかし海外ロケコストを考えると、海外での開催がお金のためだけと断定するのは難しいという意見もあります。

 

 

MAMAの問題点は?

CJ E&MはMAMAを「韓国のグラミー賞を目指す」と公言していますが、年々批判が高まり、賞の権威が失われているという現実があります。

カメラワークの悪さ

毎年カメラワークと音響の問題が指摘されても、全く改善されていません。

コンサート開催という点でみれば、最も基礎的な部分であるのに改善されないところをみると、「できない」のではなく「しない」、問題を認識していないのではないかとの疑いがあります。

また欧米のスターたちがゲスト出演したり、香港で開催されるときはプレゼンターとしてジャッキーチェンやアンディラウのような往年の香港スターたちも出演しますが、彼らが舞台上でコメントする場面でカメラが後ろの韓国アイドルの姿を映すことがあり、そのたびに沸き上がる黄色い歓声に

「ゲストに招いておいて、それは失礼なのでは?」

と不快感を示す視聴者も大勢います。

こういった問題点が改善されないのをみると、映像や音響に投資するお金と余力を、歌手やプレゼンターへの交渉に割いており、それを重視しているようです。

 

 

受賞者が限られている

受賞者はSM,YG,JYPなど大手事務所所属アーティストのしかも若い世代ばかり。

会社間の関係などでSMやYGは不参加宣言をしたこともあり、そうなるとさらに限定され、賞の価値に疑問が沸きます。

近年になって中小事務所所属のアーティストたちも人気を集め、大手事務所の独占市場ではなくなってきた感もあります。

 

Mnetの広報にすぎない

2017年MAMAで最も批判を受けたのが、IOI(アイオーアイ)やプロミスナインなどMnetの番組内で誕生したグループの受賞が目立ったこと。

舞台もこれらの歌手にかなりの時間を割いたと言われています。

アジアのグラミー賞を標榜していたMAMAは単にMnetの広報の場に過ぎなかった、と批判されました。

 

 

海外開催無用論

これに関しては韓国でも批判的な意見があるようです。

海外開催は授賞式の名称に含まれている「Asian」を多分に意識したものとみられますが、海外アーティストはノミネートすらしていない、名分のない海外開催は口先だけの「共存」ではないか・・・。

海外開催無用論は毎年議論されています。

 

最後に

2017年香港MAMAチケットは完売しなかったとか。

1グループでもそのくらいの観客を集めることができるというのに、多くの人気歌手が集まっても完売にならなかったのは権威のない授賞式、高すぎるチケット、Mnetの広報などこのやり方が、いつまで海外KPOPファンを誘致できるか疑問視されています。

 

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