飛行機事故により無人島にたどり着いた9人の男女によるサバイバル生活と、複雑な人間関係から産み出されるサスペンスドラマ!
キャスト・あらすじ・感想などをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
ミッシングナイン キャスト・視聴率
全16話
平均視聴率:5.1%
最高視聴率:7.3%
放送年度2017年1月から韓国で放送
演出:チェ・ビョンギル
脚本:ソン・ファンウォン
【ソ・ジュノ役】チョン・ギョンホ
【ラ・ボンヒ役】ペク・ジニ
【チョン・ギジュン役】オ・ジョンセ
【チェ・テホ役】チェ・テジュン
【ユン・テヨン役】ヤン・ドングン
【ハ・ジア役】イ・ソンビン
【イ・ヨル役】チャンヨル(EXO)
【ファン・ジェグク役】キム・サンホ
【テ・ホハン役】テ・ハンホ
【ユン・ソヒ役】リュ・ウォン
【チョ・ヒギョン役】ソン・オクスク
【オ・ビョンフン役】ミン・ソンウク
【チャン・ドパル役】キム・ボプレ
【シン・ジェヒョン役】ヨン・ジェウク
ミッシングナインOST情報
本作のOSTで注目なのはEXOチェンのソロ曲「I’m Not Okay」です。
チェンはこれまでに『太陽の末裔』や『大丈夫、愛だ』など多数のOSTをヒットさせていて、今回も注目を集めました。
ミッシングナイン あらすじ
レジェンド・エンター・テインメントは、トップアイドルや俳優などが所属する芸能事務所。
ソ・ジュノ(チョンギョンホ)は一時は売れていたトップアイドル”ドリーマーズ”のリーダーでしたが、今は落ちぶれてしまっていました。
一方、他のメンバーはジュノとは違い大活躍しています。
ある日、ジュノたちレジェンド・エンタ所属の芸能人たちが揃って海外公演に行くことになります。
そのメンバーと共に、ラ・ボンヒ(ペクジニ)もジュノのスタイリストとして初の出勤日に、初の海外へ行くことになります。
ジュノは予想以上に気難しく、ボンヒは初めての飛行機に興奮しながらも何かと困らされていました。
そんな中、飛行機が激しく揺れだし芸能人たちを乗せたまま墜落してしまうのです。
ボンヒが目を覚ますと隣にはジュノが倒れていて・・・。
ミッシングナイン みどころ
本作の一番のみどころはやはり飛行機が墜落して始まる無人島でのサバイバル生活でしょう。
最初は生存者がジュノとボンヒの二人しか居ないところから、徐々に生存者が合流していき9人の男女が揃うことになります。
それ以降の人間ドラマは、無人島でのスリルとサスペンスフルな展開と、事故前のソウルでの過去の話、そして無人島から唯一帰って来たボンヒと特別調査委員とのやり取りの3場面が切り替わってゆくというもの。
その場面場面でのキャラクターの違いや、人間関係の変化などを楽しめ、当初嫌なヤツでしかなかったジュノの成長や、ジュノとボンヒの接近にも注目です!
そして、無人島からの生存者としてメディアの注目を集めることになったボンヒは当初記憶喪失で、それが徐々に回復するのに合わせて遭難時の状況が語られる流れになっています。
初めはボンヒ証言こそが事故の真相を知る唯一のものだったんですが、その後遺体が発見されたり、別の生存者が見つかったりして、ボンヒの立場も徐々に変わってゆくようになり更に物語が複雑になります。
果たして無人島でいったい何があったのか、そして誰が死に、誰が生き残ったのか、過去に起こった事件の真相とは!?
ミッシングナイン 感想と評価・評判
飛行機が墜落して危機的状況にあるのに、無駄にコミカルなテイストを入れてたりして意味不明です。
そんな明るい状況になるわきゃないし、皆ケガをほとんどしていないのもご都合主義過ぎる!
髭も生えず髪型も整ったまま、無くしたスーツケースを見つけたとはいえ服をしょっちゅう着替えるのも疑問ですし、突っ込みどころが多過ぎて呆れるレベルです。
そもそもボンヒはどんだけの時間島を探索して生存者がいないと思い込んだのか、続々生きて出てくるし。。。
お菓子や水もどこでみつけたのか詳しい説明もなく、運良く飛行機にあったのを見つけたというのも都合がよすぎ、食料を調達するシーンが少な過ぎるのも危機感が伝わってこないんです。
とまぁ、突っ込みところを挙げたらキリがないドラマなんですが、そもそもサバイバルサスペンスとして銘打ってる作品のはずなのにどちらの要素も薄い!
上記のようにサバイバル感がないのはもちろん、サスペンスとしても見てる側は誰が犯人か、誰が悪人なのか早々と分かっていて、それなのにうまく逃れたり罪を着せられたりとヤキモキさせられるばかり。
無人島から脱出して皆の結束力が高まった!と思ってたら、ソウルに戻ると次々に裏切っていったりと、見てて気分が悪くなる展開も・・・。
そもそも、芸能事務所の悪巧みに検察まで踊らされるっておかしいですよね?
財閥でも政治家でもないのに、どこにそんな権力と金があるんでしょうか??
結果としてサバイバル要素もサスペンス要素も中途半端で、そんな中に和気あいあいなシーンを入れてるのも作品としてまとまりがないように思えました。
ミッシングナイン 最終回の感想は?
韓国ドラマはそれまでに起きた謎や問題が最終回に一気に回収されるパターンがよくありますが、本作は飛行機が落ちた原因も無人島で行方不明になってたキャストの顛末も、そして犯人がちゃんと罪に問われたのかもキチンと描かれていません。
最後くらいスッキリと締めくくって欲しかったのですが、何故かファンタジー的な展開になっていて、例えるなら『エヴァンゲリオンのTVシリーズ最終回』のようなふわっとした終わり方なんです!
そんな夢のような終わり方にするのなら、せめて殺された人や行方不明になった人も登場させれば良かったのにと思ってしまいますね。
最後に
サスペンスパートの緩和材として、コミカルなシーンをや軽快すぎるBGMを入れ込んだんでしょうけど、そのせいで危機感や絶望感などがサッパリ伝わってきません。
ドラマの良いところを探してみましたがほとんどなく、唯一ヤン・ドングン演じるユン・テヨン検事だけが最初から最後まで変わらずカッコよかったですかね。