魔女食堂にいらっしゃい｜キャスト・感想・口コミ・視聴率・あらすじ

2022年10月20日2024年3月2日

ソン・ジヒョ、ナム・ジヒョン主演。

人々の願いを叶える料理を提供する魔女がオーナーの食堂を舞台としたファンタジー・ヒューマンドラマ。

キャスト、あらすじ、感想、口コミ、視聴率などをまとめました。

（トップ画像公式ページより）

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魔女食堂にいらっしゃいキャスト一覧

U-NEXT全8話

放送期間：2021年7月16日~8月13日まで韓国TVING、tvNで放送

tvN放送時の視聴率：平均2.08%

演出：ソ・ジェヒョン
「ウンジュの部屋～恋も人生もDIY!～」
「メモリスト」など

イ・スヒョン
「マイ・ヒーリング・ラブ～あした輝く私へ～」
「昼と夜」など

脚本：イ・ヨンスク

【チョ・ヒラ役】ソン・ジヒョ
魔女食堂を営む魔女。

やっとの思いで就職した会社をクビになり、彼氏とも分れるハメになったチョン・ジン（ナムジヒョン）は、母親と共に食堂をひらくも詐欺に遭って借金を抱えてしまう。

そんなジンのもとにチョ・ヒラ（ソンジヒョ）という魔女が現れる。

彼女は人の願い叶える料理を作れると言い、ジンは試しに自分たちを騙した詐欺師への復讐を願うことに。

すると実際に詐欺師が死亡したことを知り・・・。

ヒラと取引した対価として共に魔女食堂を営むことになったジンは、願いが叶う料理を提供するにはそれ相応の対価が必要だということを知る。

その対価はお金ではなく結果として不幸を招くこともあるもので、ジンはこの店で様々な事情を抱えた人々との出会いと別れを目撃することとなる。

願いを叶える料理を提供する魔女食堂を舞台に巻き起こるファンタジー・ヒューマンドラマ。

客が望む願いを叶える料理を提供する代わりに相応の対価を要求する魔女と、彼女に願いを叶えてもらった結果食堂で働くとこになる不幸な女性と高校生を中心に、その食堂におとずれる訳ありな客たちとの関わり合いを描いた作品。

各エピソードごとにゲスト俳優が登場し、そのキャラクターに合った料理が提供されるのが特徴で、その客層も高校生から老人までと様々。

訪れる客の悩みもいじめや、就職問題、痴呆症、暴力など様々で、それらを解決する願いの対価も恐ろしいものから試練などとバリエーション豊かなものになります。

そんな客たちの願いを叶えるだけでなく、客たちに対応する店員たちの苦労やロマンスなども描かれるなど、共感しやすい要素も盛り込まれています。

魔女役がピッタリなソン・ジヒョさんの好演ぶりもみどころとなります！

食堂のオーナーとそこにやって来る人たちの関わりを描くヒューマンドラマ。

しかし、そこにオーナーである魔女に対価を払うことで願いを叶えてくれるという要素が入ることでファンタジー性が強まった「深夜食堂」のようなドラマになっています。

ただ、食堂にやって来る客が支払う対価はお金とは限らず、人によっては残酷なこともあるなど、どこか「笑うセールスマン」的な雰囲気もあるなどシニカルさもあるのが特徴です。

それでもハッピーエンドにはなるのでそこまで後味の悪さは感じないかと。

とはいえ、願いを叶えてもらった結果、人が亡くなったり、対価として思わぬ不幸に見舞われたりと“本当は怖いグリム童話”的な要素もあるので、明るいだけのファンタジー作品にはなっていないんです。

まぁ、怖い話からハートフルなものまである「世にも奇妙な物語」的なドラマと認識してもらえるとは近いかもしれませんね。

そんな作風の中にもロマンスをしっかりと盛り込んだり、韓国社会の闇を反映させるのも韓国らしいですし、ゴシックな世界観の作り方もなかなかだとは思いましたが、それでもどこか既視感があるんですよねぇ。。。

まとめ：ソン・ジヒョさん演じる魔女は適役でしたし、現代的な悩みをファンタジー的に解決するのも面白いと思ったのですが、やはりどこかで見たかのような既視感があるのは残念でした。

ドラマの演出としては面白いものの、ストーリー自体はちょっと物足りないという感じでしょうか。

本作は全8話と短いドラマなのでサクサクと見ることができる反面多少の物足りなさも感じました。

まぁ、エピソードごとに内容が変わるオムニバスドラマのような作りであったので仕方のないことなのかもしれませんが、それでも食堂に来た客たちの後日談はもう少し見たかったですよね。

魔女に何を願い、それが叶ったのかどうかも重要ですが、その後どのような結果となったのかが１番ネックとなるところかと！

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