映画やドラマで悪役を務めることが多い俳優のイギョンヨン。
若い頃はメロドラマでヒロインと恋に落ちる主人公を多く演じ、紳士的なイメージの人気俳優でした。
プロフィールと来歴、例の事件、結婚と元妻、息子についてまとめました。
(トップ画像https://entertain.naver.com/より)
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イギョンヨンのプロフィール
이경영 イ・ギョンヨン 李璟榮
1960年12月12日生まれ
171㎝
65㎏
韓国忠州市
忠南大学経営学科を中退し、漢陽大学演劇映画科を卒業。
若い頃
若い頃はヒロインと恋に落ちる素敵な男性役を多く務め、女性人気が高く、カリスマ性のあるジェントルマンのイメージを持たれていました。
映画では紳士的な役ばかりでなく、幅広い役柄を演じ演技派俳優として若いうちから高く評価されています。
1990年代後半から2000年代序盤まではメロドラマの主人公を務め、人気絶頂期だったと言えます。
その後、ハンソッキュなど映画界で若手が台頭していくとともに、人気に陰りが見え始めました。
しかし映画監督にも挑戦して活動の幅を広げていきます。
その矢先に例の事件が起きました。(後述)
これによりしばらく活動自粛となりました。
2009年「ガチョウの夢」で放送復帰。
2011年以降は映画とケーブルテレビで活動を再開し、現在まで多くの作品に出演しています。
現在まで出演した映画は約80編を超え、2015年だけでも11編公開されました。
しかし他に適役がおらず、唯一無二の俳優であるための皮肉なニックネームでもあります
イギョンヨンの事件とは?
2002年5月(41歳)、自身が監督を務める映画に出演させてあげる、と言って女優志望の女子高生と性的関係を持った疑いで逮捕されました。
マネージャーの紹介で出会ったこの女子高生と3回に渡り性的関係を持ち、10万ウォンと3万ウォンを渡した、とのことでした。
本人は
「未成年者だとは思わなかった。そうだとわかってからは関係は持っていない」
「紹介されたときは21歳だと言っていた。(お金を渡したことについて)仁川からイルサンに来て、また帰らなければいけないからタクシー代として渡しただけ」
とインタビューに答えています。
最初の性関係は未成年者だと知らなかった状態だったため、援助交際容疑は無罪、2番目と3番目の性関係は未成年者であるという事実を知っていたので、有罪だと判決が下され、懲役10か月・執行猶予2年、160時間の社会奉仕を言い渡されました。
別のインタビューで
「自分の名に懸けて”青少年性保護に関する法律違反”については認めることができないが、彼女を無関心に対処したことに関しては道義的に責任を感じている」
と話しています。
のちのインタビューの内容から、イギョンヨンと交際すれば映画に出演できると思っていた女性側に対し、自分はそう思ってはいなかったため映画出演はさせておらず、”無関心に対処した”という点はその意味かと思われます。
刑事裁判終結後、被害者とその両親はイギョンヨンを相手に精神的損害に対して賠償を求める民事訴訟を提起。
2004年5月に女性側が勝訴となっています。
この時マスコミに公開された判決文ではイギョンヨンは単なる未成年者性売買ではなく、俳優を志望する学生に対してデビューを条件に関係を持った、と示されています。
2004年から10年以上、イ・ギョンヨンはKBS・EBS・MBCで出演停止処分となっており、 MBCでは2014年出演停止が解除されましたが、KBSとEBSではまだ出演停止状態です。
イギョンヨンの結婚と離婚
元妻イムセミ
1997年、12歳年下の女優イムセミと結婚。
イムセミは再婚で、イギョンヨンは初婚だったこともあり大きな話題となりました。
ちなみにイムセミは1995年に芸能界に入りますが、その前に結婚、出産、離婚しています。
イムセミとの結婚後、1年で離婚。
結婚から7カ月の頃には別居していたとのこと。
二人の間には息子が一人誕生しています。
嫁姑の確執が離婚理由だと言われていますが、真実は当人にしかわかりませんね。
元妻イムセミは芸能界を引退して、現在は再婚しているそうです。
2015年の釜日映画祭、映画「少数意見」で男優主演賞を受賞し、壇上で
「映画で息子を亡くした役を務めたが、自分は最近13年ぶりに息子に再会した」
とあいさつしたことが話題となりました。
13年ぶり、ということですので事件があった2002年以来会っていなかったということですね。
再婚は?
2020年12月、「一般人女性と交際中で再婚準備中」との報道がありました。
これに対して本人は事務所を通して
「普段から親しくしている人の一人。まだ結婚する気もなく、そんな余力もない。誰かと一緒に暮らすことに対して責任を持ち、配慮できるほど自信がない」
と報道を否定しています。
最後に
芸能人にとってスキャンダルはイメージ失墜の一大事。
特に女性問題は世間が許さないですし、相手が未成年だったとなればなおさらです。
現在の活躍はそれまでのキャリアや現場での信頼が認められてのことでしょう。