映画「花びら」で主演を務め芸能界デビューし、ドラマ「美しき日々」にも出演。
歌手としては多くのヒット曲を生み出し、テクノ歌手と呼ばれて韓国中を沸き上がらせたマルチエンターテイナー、イジョンヒョン。
プロフィールと来歴、現在、結婚した夫や子供、インスタグラムをまとめました。
（トップ画像https://entertain.naver.com/より）
イジョンヒョンのプロフィール
李貞賢 イ・ジョンヒョン
1980年2月7日生まれ
全羅北道金堤市
158㎝
O型
兄弟：５人姉妹の末っ子
中央大学校芸術大学演劇映画学
映画「花びら」でデビュー
映画「花びら」
修学旅行で他の友達と歌ったり踊ったりしていた姿をみた学校の先生が、映画主演のオーディションの公募を見て、イジョンヒョンに受けてみたらどうかと推薦。
1996年（高校２年生の時）映画「花びら」で3000倍の倍率で主人公に抜擢されデビュー。
当時この映画はかなり資本が入った大作だったため、演技未経験の新人をキャスティングすることに制作陣は大反対だったとか。
チャンソヌ監督がシナリオの少女のイメージにぴったりだとしてイジョンヒョンを推し、強引にキャスティングされたとのこと。
実際撮影が始まると、多くのカメラの前で動けなくなってしまい全く演技ができず、監督に怒鳴られてしまいます。
この時「自分が演技するのではなく、この子になればいい」と思ったそうで、カメラのないところでも常にこの役になり続けました。
「花びら」で演じたのは光州事件の被害者の役だった
それ以降、撮影はスムーズにいきましたが、イジョンヒョンを見かけた市民たちはとても不憫に思い、食事を与えたり、洗ってあげたりしたというエピソードが有名です。
共演者たちはみな心配し、「撮影が終わったら元の自分に戻るんだぞ」とたびたび警告したとか。
幸いにも、役にはまりすぎる後遺症などはなく日常に戻ることができました。
デビュー作にして演技力が高く認められ、青龍映画賞をはじめとする多数の映画授賞式で新人賞を受賞。
映画界の有望株として脚光を浴びました。
美しき日々キャストたち
（真ん中がイジョンヒョン https://entertain.naver.com/）
2001年イビョンホン＆チェジウ主演ドラマ「美しき日々」で、チェジウの妹で歌手練習生を演じ、女優として広く知られるようになりました。
ドラマは多作ではなく、
1996年「七つのスプーン」
1998年「野望の伝説」
2001年「美しき日々」
2006年「輪舞曲」
2008年「世宗大王」
2011年「孔子」
2015年「やってきた！ファミリー」
と、映画で脚光を浴びただけに比重は大きい役なのですが、ドラマでの代表作となると「美しき日々」となるでしょうか？
女優活動は映画の方がメインのようで、「誠実な国のアリス」「バトル・オーシャン／海上決戦」「犯罪少年」「軍艦島」「リミット」などがあります。
歌手としての成功
女優デビューから間もなく、イジョンヒョンがクラブで踊る姿を見たGoofy（３人組グループ）の関係者にスカウトされ、Goofyのミュージックビデオに出演。
この出演で音楽界からもラブコールを受け歌手デビュー。
「와（来て）」
（人気歌謡キャプチャー）
1999年(19才）楽曲「Let’s Go To My Star」を発表し、このタイトル曲「와（来て）」が大ヒットし、ダンス歌手として「テクノ女戦士」と呼ばれ熱風を吹かせました。
小指にマイクをつけて歌う姿はイジョンヒョンの今もトレードマークになっています。
以後も数々の曲を連続ヒットさせ2000年代初頭韓国を代表する人気歌手となりました。
当時としては破格のコンセプトで、現在では韓国のレディーガガと言われることもあります。
2004年に日本デビューし、その年の紅白歌合戦にも出演しました。
2000年代後半からは主に中国で活動。
2010年代からは活動の場を国内に戻し、キャリアを続けています。
イジョンヒョンインスタより
神秘コンセプトだった
イジョンヒョンの若い頃
神秘的なイメージのコンセプトで売り出していたため、トーク番組やバラエティへの出演がほとんどありませんでした。
音楽番組などで他のアーティストと同じ控室にいても、あまり話さないようにしていたとか。
お茶の間にもそれは伝わり、若い頃はとても斬新で不思議な魅力のアーティストとして印象付けました。
結婚後の現在は妻・ママとして
2019年に３歳年下の整形外科医者と結婚。
結婚当時はご主人のお顔は非公開でしたが、2023年からは長女ソアちゃんとご主人と一緒にリアルバラエティに出演しています。
ソアちゃんと（インスタより）
若い頃は神秘コンセプトで私生活は明かさない事務所の方針でしたが、現在は自宅も家族も公開中。
妻として、母として暮らす様子を番組で紹介し、料理やインテリアのセンスが抜群だと毎度視聴者を驚かせています。
料理好きなのはお母さんの影響。
結婚前までイジョンヒョンはご両親と一緒に住んでおり、お母さんが料理する姿をずっと見てきました。
（結婚後にお母さんは病気が見つかり、闘病の末亡くなりました）
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↑インスタに紹介されたクリスマスのメニュー
ご主人によると
「仕事のストレスを料理などの家事で解消しているようだ。」
とのこと。撮影で忙しくてもいつも丁寧に家事をするのだそうです。
イジョンヒョンが忙しい時は、義母さんが娘の面倒見てくれるそうで、嫁姑間の関係も良好そう。
自分が手作りしたものを子供に食べさせたい、との思いから、撮影で徹夜しても必ず離乳食を作っているとのこと。
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「イジョンヒョンの宮中離乳食」といレシピ本も発売しています。
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イジョンヒョン夫との結婚のなれそめ
2023年に公開されたウェディング画像
（バラエティ番組Fun-Staurantキャプチャー）
2019年に結婚したご主人は整形外科関節専門医で知人の紹介で出会いました。
出会って間もない頃、彼は待ち合わせ場所にノーブランドの安いリュックを背負って来たそうで、イジョンヒョンはそんな彼の飾らない姿に惚れたんだそうです。
一世を風靡した芸能人に会うのだから着飾ろうとしそうなものですが、素朴な彼がとても新鮮に映ったようですね。
彼のハートを逃してはいけないと、料理で胃袋をつかむことに！
付き合ってるときはたくさんの手料理で彼をとりこにしたようですよ！
ご主人はお父さんも医者で、親せきにも医者が多いそうで、芸能人との結婚は反対されるかと思いきやむしろイジョンヒョンの芸能活動を応援してくれるのだとか。
義父さんはイジョンヒョンの撮影現場に料理を何度も差し入れしたり、義母さんからは日常的におかずのサポートがあるようで、とても大切にされているようです。
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イジョンヒョンのインスタ
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BTSのVとの記念撮影。イベントで会ったとのことです。
最後に
40代になったら映画監督になるのが夢だったとか。22歳の時のインタビューでも最終目標は映画監督になることだ、と答えていました。
結婚、出産を経て、お子さんもいる今、とても多忙でそんな夢は遠のいてしまいそうですが、今でなければダメだ、と映画制作を学ぶ大学院に入ったんだそうです。
校内の課題で映画を制作し、監督としてやってみたことも。
女優、妻、母、学生・・・たくさんのわらじを履いてます。
これだけ忙しいと家庭は手を抜いてしまいそうですが、家庭分野でもエンターテイナーなんですね！
【イジョンヒョン出演作↓】
