国際市場で逢いましょう(韓国映画)キャスト・感想&あらすじ!実話なの?

 

ファン・ジョンミン主演、韓国映画観客動員数歴代3位を記録した大ヒット作。

激動の時代を生き抜いた一人の男生涯を描いた物語です。

キャスト、あらすじ、感想、みどころをまとめました。

(トップ画像公式ページより)

 

 

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目次

国際市場で逢いましょう キャスト一覧

原題:国際市場

2014年12月17日韓国で公開(日本では2015年5月16日公開)

上映時間:127分

観客動員数:約1425万人

監督、脚本:ユン・ジェギュン

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作品紹介

本作は観客動員数1425万人を記録し、韓国映画観客動員数歴代3位となりました。

第52回大鐘賞において最優秀作品賞や監督賞、主演男優賞をはじめ10部門を受賞し、第36回青龍映画賞においても3部門受賞しました。

本作の監督ユン・ジェギュンさんは『TSUNAMIツナミ』や『ヒマラヤ地上8,000メートルの絆』などの大ヒット作で知られており、前作から約5年ぶりの監督作品となります。

主演のファン・ジョンミンさんは『新しき世界』『哭声/コクソン』『ヒマラヤ地上8,000メートルの絆』『華麗なるリベンジ』『ベテラン』と数々の大ヒット作を持つ名優。

キム・ユンジンさんは映画『シュリ』で華麗にデビューし、アメリカドラマ『LOST』などにも出演しハリウッドで成功を納めた女優さんです。

韓国映画界になくてはならない怪優オ・ダルスさんは、本作のヒットにより自身が出演した映画の累計観客数が韓国映画史上初の1億人を突破しました。

本作の後も『ベテラン』『暗殺』という観客動員数1000万人を越える作品に出演しており、もはや大ヒット作に欠かせない俳優となっています。

特別出演として東方神起のユンホさんが出ていますが、本作が映画初出演作となりました。起用理由としては「全羅道(チョルラド)の方言を完璧に使いこなせる歌手兼俳優のため」なんだそうです。

 

 

国際市場で逢いましょうは実話なの?

実話ではなく、韓国の現代史に沿った作品です。

監督にとって「感謝の言葉を言えずに亡くなってしまった父親に見てほしい作品」だとのこと。

監督の父親への感謝の気持ちで作ったものだとか。

フィクションに監督の思いをのせたもので、実話ではありません。

それを知るとまた見方が変わりますね。

 

 

国際市場で逢いましょう あらすじ

1950年、朝鮮戦争により中国軍が侵攻してきたことでの混乱の最中、ドクスたち家族は父親と妹の二人と生き別れてしまいます。

母や弟や妹と共に釜山の叔母の元へやって来たドクスは、家族の家計を助けるために叔母の雑貨店がある国際市場で働くようになります。

その後、弟の大学費用を稼ぐためにドイツに出稼ぎに行き、後に妻となるヨンジャと出会うのでした。

ドクスには船長になると夢があり、そのために大学へ行こうと励んでいました。

そしてついに合格することが出来たのですが、又しても家族のために夢を諦め戦争中のベトナムへ渡ることになったのです。

ドクスという一人の男の姿を通して描く、あの時代を生き抜いた全ての人、そして今を生きる全ての人に贈る物語です。

きむとま
朝鮮戦争以降の韓国現代史を1人乗り男とその家族を通して、コミカルかつ感動的に描いています!

 

 

国際市場で逢いましょう みどころ

ファン・ジョンミンさんとオ・ダルスさんコンビは最高です!

ドイツの炭鉱へ行くときも、ベトナムへ赴くときもいつも一緒で、ドクスの家族のドラマである前に二人の友情ドラマでもあるんです。

この映画は戦争によっての家族の生き別れや、苦しい生活など様々な悲しい出来事があった時代を描いているんですが、主人公のドクスは家族のためにいつも笑って頑張って働いているんです。

ただ戦争の愚かさや、それによって引き起こされた辛く悲しいことを描くだけじゃなく、そんな中にもあるちょっとした喜びや幸せを描いているのが特徴なんです。

ドクスの姿を見ていると胸が締め付けられるんですが、いつもコミカルな親友ダルグがいることで笑いどころも沢山ある作品になっています。

本作を見ると父親や祖父へ感謝を伝えたくなるかもしれませんね!

そして、韓国の現代史の勉強にもなる作品ですし、韓国人の仲間意識の強さや愛国心の高さも伝わってきます。

かといって、韓国をアピールする内容でもないですし、日本を非難するようなこともないのでとても見やすいと思います。

勿論その分描かれていないことも多くあるんですが、それを描くと作品のテイストが変わってくるので仕方ないですかね。

現代の日本人が失ってしまったものが多く描かれていますので、若者からお年寄りまで多くの方に見て欲しいですね。

 

 

国際市場で逢いましょう 感想と評価・評判

韓国に根付いた儒教的な考えは、日本人からすると理解できないことが多くあります。

特に家族についてです。

何もかも家族の長たる長男に背負わせて、弟や妹、はたまたその親族までも面倒を見ないといけないというのは辛すぎますよね。

ドラマや映画だと、大抵それを当たり前だと思っていたり、わがまま放題の妹が居たりと、個人的にはさっぱり理解できないんです!

そういう韓国の家族のあり方を画きながらも、韓国の文化や精神性が見えてくるのがこの映画なんですが、それを面白いととるか主人公ばかりが犠牲となって可哀想ととるかは見る人次第でしょう。

この映画を通してそんな”犠牲的な考え”を美徳として伝えたかったのか、それとも全時代的だと言いたかったのか、後者の場合主人公のしてきたことを愚かだと否定してしまうようなのでそうではないと思います。

韓国の家族ドラマを見ていていつも引っ掛かるのはそういうところなんです。

親が子供の責任をとるのもある年齢までは当然でしょうし、子供が親孝行するのも当然なこと、そして兄弟助け合うのも当たり前です。

しかし、長男が家族全員の面倒を見る、そしてそれを家族も当たり前だと思っているのは見ていて複雑にな心境になります。

この映画を見て韓国の歴史や家族のあり方を知れるかも知れませんが、主人公の行動に共感出来るかと言えばそれは難しいところ。

ですが、現代の日本人が忘れてしまったものが描かれているのも確かで、特に父親に対する尊敬の念は国は違えども忘れてはならないものではないでしょうか?

まとめ:人には人の生きていた人生があり、頑固親父にもその人なりの想いがある。そう考えると長く生きてきたことに”ご苦労様”と伝えたくなるかもしれません。

最後に

この映画は”韓国版フォレスト・ガンプ”なんて言われますが、それは主人公の生きざまを描いた作品でガンプのようにベトナム戦争にも行っているから例に挙げられたんでしょう。

ストーリーはテンポよく、コミカルさも織り混ぜているところや、友人がベトナム人の奥さんを貰うのも共通しています。

ただ、ガンプは主人公の生きてきた時代を撮しながらもどこか童話のようなファンタシー性も感じられましたが、本作は韓国現代史に寄り添い悲しみをたたえた作品なんです。

日本と韓国では色々と違う点もありますが、本作を見ると今自分がいる環境や物は持っていて当然ではなく、語られずともそこには両親やそのまた両親の思いや悲しみが詰まっているんだと、そんな風に考えさせられました。

 

 

 

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