国家が破産する日【韓国映画】キャスト・感想・評価・あらすじ!

 

国家が破産する日韓国映画

キム・ヘス、ユ・アイン、ホ・ジュノ、チョ・ウジン、ヴァンサン・カッセル共演で贈る、1997年の韓国通貨危機の裏側を描いた社会派ドラマ!

キャスト、あらすじ、感想などをまとめました。

(トップ画像公式ページより)

 

 

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目次

国家が破産する日【韓国映画】キャスト一覧

2018年11月28日韓国にて公開(日本公開日2019年11月8日)

上映時間:114分

観客動員数:375万人

監督:チェ・グクヒ
「パーフェクト・ボウル 運命を賭けたピン」など

脚本:オム・ソンミン

【ハン・シヒョン役】キム・ヘス
韓国銀行の通貨政策チーム長。

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【ユン・ジョンハク役】ユ・アイン
金融コンサルタント。

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【ガプス役】ホ・ジュノ
食器工場の経営者。

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【パク次官役】チョ・ウジン
財務局の次官。

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【IMFの総裁 役】ヴァンサン・カッセル

 

本作は1997年に起きた韓国の経済危機を豪華キャストで描いた社会派ドラマです。

主演は、キム・ヘスさん、ユ・アインさん、ホ・ジュノさんという演技派揃い。

キム・ヘスさん演じるのはシヒョンは、誰よりも早く国家的危機に気付いた人物を演じ、ユ・アインさんはこのピンチを利用して自らののチャンスに変えようとする金融コンサルタントを演じています。

そして町工場の経営者役のホ・ジュノさんは、そんな状況に翻弄される一版市民役として視聴者の共感を得ることになります。

加えて、シヒョンとことごとく対立する次官役のチョ・ウジンさんに、本作が韓国映画初出演となるフランスの俳優ヴァンサン・カッセルさんと、この5人が主要キャラクターとなっています。

この他にも、オム・ヒョソプさん、チョ・ハンチョルさん、パク・チンジュさん、キム・ホンパさん、キム・ミンサンさん、リュ・ドックァンさん、ヨム・ヘランさん、イ・ホジェさんといった豪華な面々をはじめ、特別出演としてハン・ジミンさんが登場することも話題となりました。

 

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国家が破産する日【韓国映画】あらすじ

1997年の韓国は経済の発展により好況ムードが漂っていました。

そんな中、韓国銀行の通貨政策チーム長シヒョン(キムヘス)よりある報告がなされます。それは、韓国が通貨危機によってあと7日の内に国家破産してしまうという衝撃的な内容でした。

急遽対策チームが結成され、そこでシヒョンはこの危機的状況を国民に知らせるべきであると提言します。

しかし、シヒョンの主張は財務局のパク次官(チョウジン)の反対により非公開とされてしまうのです。

この時、シヒョン以外にもこの危機を察知している者がいました。それは、金融コンサルタントのユン・ジョンハク(ユアイン)で、彼はこの状況を利用して儲けようと独自の行動に出ます。

そんな危機的状況とは露知らず、百貨店からの大量注文を受けてしまった食器工場の経営者ガプス(ホジュノ)は、信用手形が不渡りとなり経営が立ち行かなくなってしまいます。

連日の企業倒産が続く中、ついに金融機関までも危うい状況となり、パク次官はシヒョンたちからの反対を押しきる形でIMF(国際通貨基金)に支援を求めるのですが・・・。

 

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国家が破産する日【韓国映画】みどころ

本作は、1997年のアジア通貨危機当時の危機的状況を描いた作品。

韓国銀行の通貨政策チームが、財務局や国際通貨基金(IMF)と交渉をする様や、国家の危機に気付いた金融コンサルタントがこの状況を利用しようと行動を起こしたり、町工場の経営者が廃業の危機に追い込まれる様を描いており、通貨危機というのもが三者三様の描かれ方をしているのが特徴です。

この通貨危機自体は実際に起きた事柄なのですが、そこに非公開で運営された対策チームからの視点というものを取り入れることで、舞台の裏側を描いた国民の興味を引く作品へと仕上げています。

一見すると政治や経済に疎い人には難しいと感じる内容かもしれませんが、それぞれの立場において奮闘する人々のドラマは見ていてスリリングですし、現在の韓国情勢ともリンクする部分もあり恐ろしく感じるなど、エンタメとしても楽しめる作品となっています。

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国家が破産する日【韓国映画】感想・評価

正直、経済については詳しくないのですが、そんな私でも理解し楽しむことが出来る作品でした!

ある一つの大きな出来事が起きた際に、それによって損をする者と得をする者とが現れるのは仕方がない事。

しかし持たざる者が損をし富める者が更に強大になるというのは、それが現代社会の常識とはいえ見ていて気持ちの良いものではありませんでした。

特に国家が事実を隠して財閥だけを救うような行動を取った結果、現代の格差社会が生まれる要因になったというのは腹立たしく、相変わらず国民を騙し続けている韓国という国にも呆れてしまいました。

IMFのバックにアメリカがいたという設定も、全ての事柄を誰かのせいにしたいという国民性の表れのようでしたし、物語の締め括り方も現在の韓国の状況を予想していたかのようでぞわっとしました。

全体的に通貨危機問題をリアルに描いているのですが、所々でこのような引きの要素を入れてくる辺りが上手く、韓国の社会派ドラマの質の高さが伺えました。

とはいえ、悪役(官僚、財閥、IMF) の描き方がちょっと単純過ぎで、だからこそストーリーとしては分かりやすいものの、リアルな面から捉えるとするならそんな単純なものじゃないだろ!思ってしまいます。

これら三者のせいにしたい気持ちも分からないではないですが、それでは何の教訓にもならないと思いますね。

まぁ、悪者を作らずに終わってしまったらヒットしないと考えたのでしょうが。。。

 

まとめ:経済について詳しくなくとも楽しめる作品ではありますが、悪役の設定やスケール感が改善されていればもっと面白くなっていたと思います。

ただ、俳優陣の演技力は素晴らしいものでした!

 

最後に

経済を扱った作品というのはあまり興味がなかったのですが、好きな俳優さんが沢山出演している作品だったので見ることにしました。

アジア通貨危機というものに関しても名前を知っている位の情報しか持ち合わせていませんでしたが、あと7日で国家が破産してしまうかもしれないという状況がとてもスリリングで、ありきたりな犯罪ものよりも興味が持てました。

本作のテーマでもある「疑え、騙されるな。」というのが国家に対しても当てはまるというのが面白く、そんな作品を堂々と公開出来るのもスゴいと思いました。

現在、色々な作品で取り扱われている格差社会の原因となったものが本作で描かれており、この通貨危機以降、韓国は外資獲得のためにK-POPや韓国ドラマというものを韓流として世界に広めていくことになります。そういった点から見ても興味深い作品だと思います!

 

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