パク・ボヨン×チョン・ジェヨン共演で贈る”働くあるある”満載の痛快サクセス・ストーリー。
キャスト・あらすじ・感想などをまとめました!
(トップ画像公式ページより)
恋するインターン【韓国映画】キャスト
原題:情熱みたいなこと言ってるね
2015年11月25日韓国で公開(日本では2016年9月10日公開)
上映時間:106分
監督、脚本:チョン・ギフン
【ト・ラヒ役】パク・ボヨン
【ハ・ジェグァン部長役】チョン・ジェヨン
【セオ・ジン先輩役】リュ・ドックァン
【チャン・ユジン会長役】チン・ギョン
【ハン・チヌ役】ペ・ソンウ
【コ局長役】オ・ダルス
【ウ・ジハン役】ユン・ギュンサン
【コン・チェウン役】リュ・ヒョンギョン
恋するインターン【韓国映画】あらすじ
就職してしまえばこれまでの苦労が報われる、楽が出来ると思っていたラヒ(パクボヨン)は、鬼編集長の罵声や休みもなく連日残業することが当たり前の世界に辟易としていました。
何とか入社できた会社で頑張っていこうと当初は考えていたラヒでしたが、芸能事務所との癒着などを見てしまい仕事に不信感を抱くようになってしまいます。
そんな中で、ラヒはアイドルの取材を担当するうちにこの報道に違和感を感じるようになり、周りからの反対を押しきって真実を暴こうとします。
ラヒは正しい報道をしようと奮闘するのですが、そこには一筋縄ではいかない業界のしきたりや慣例などがあり、若輩者であり女性であるラヒには辛く厳しいものとなっていくのでした。
恋するインターン【韓国映画】みどころ
この映画は韓国の厳しい社新会人の奮闘を描いたサクセスストーリーです。
しかも女性を主人公とすることで、社会における女性の立場の弱さなども描くと共に、新聞社の芸能記者の働きぶりも描かれています。
そして、就職さえしてしまえばこれまでの苦労から解放されると思っていた若者たちの出鼻をくじく、社会人の辛さも皮肉混じりに描かれているのも特徴です。
労働環境改善点が強く訴えられている今の世の中において、休みもなく朝から晩まで働きづめな過酷なお仕事ドラマであり、そこに個性豊かなキャラクターが登場することでちゃんとコミカルさも演出されています。
簡単に言うなればインターンの成長ドラマなんですが、パワハラや業界の実態も描かれ、仕事をすることの意味や自分とはどんな人間なのかということも考えさせられます。
本作のヒロインは新人でありながら言いたいことをハッキリ言えるタイプなので、職場で自分を押し殺している人が見ると痛快な気分になれる作品でもあります。
恋するインターン【韓国映画】感想と評価・評判
特に目新しくもないお仕事ドラマですね。
社会には色んなしがらみがあり複雑なもので、自分の好き嫌いや正義感に従って生きていきたいところですが、なかなかそう上手くはいかず・・・。
そんな中でヒロインは、思ってても言えないことをズバッと言ってくれるわけなんです!
そういうのを見てスカッとさせられるというドラマなんですが、残念ながら制作者の思惑通りにはいってないのが勿体ないところ。
ヒロインがもうちょっとイケイケなのかダメダメなのかハッキリとしてくれていれば良かったんですが、思ったよりキャラが弱く中途半端なんですよね。
記者なのに調査したり張り込んだりする場面もなく、あっさりと情報を教えてもらったりと拍子抜けしてしまいます。
そして、こういった作品の定番の流れである、権力者や金に負けてしまうというパターンもありきたりですし。
最終手段はネット攻撃だ!というのも、やっぱりかぁというもので驚きも何もあったもんじゃないんです。
キャストは豪華だし、演技派や個性派が多いこともありキャラクターとしては面白いと思ったんですが、肝心のストーリーは平凡すぎました。
コメディとしても、シリアスなドラマとしても、成長のドラマとしても、ラブ要素もどれも突出したものがなく、展開の仕方だけやり過ぎ感が漂っていました。
パク・ボヨンもチョン・ジェヨンも好きだっただけに、とても残念な作品でした。
まとめ:痛快サクセスストーリーにラブ要素も加わって・・・とのことでしたがそんなこともなく、キャストの豪華さに期待した分残念度も増してしまいました。
最後に
邦題あるあるでもありますが、「恋する~」とタイトルに付きながらも”恋愛要素”は殆どありませんでした。
それよりも相変わらず最悪な韓国の職場環境は、パワハラ・モラハラ・セクハラの満載で、コメディ作品でありながら笑えない場面も多々ありました。