1960年代の靴メーカーを舞台にした記憶を失ったヒロインのサクセスストーリー!
入れ替わり、復讐と逆転のドラマ、三角関係という韓国ドラマの王道の設定を盛り込んだ作品です。
キャスト、あらすじ、感想などをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
恋するダルスン【韓国ドラマ】キャスト一覧
原題:花を咲かせろ!ダルスン
U-NEXT全128話
平均視聴率:8.1%
最高視聴率:15.5%
放送年度2017年8月から韓国で放送
BS-TBSにて2020/03/10から放送予定(全65話)
演出:シン・チャンソク
「一途なタンポポちゃん」
「千秋太后」
「最後まで愛」など
脚本:ムン・ヨンフン
「私の心は花の雨」など
【コ・ダルスン(ハン・ウンソル)役】ホン・アルム
靴デザイナー。ソンイン製靴の実の娘。
【ハン・ホンジュ(コ・ジョンオク)役】ユン・ダヨン
靴デザイナー。ソンイン製靴の養女。
【チョン・ユンジェ役】ソン・ウォンソク
医師。ダルスンの恋人。
【ソ・ヒョンド役】カン・ダビン
ソンイン製靴国際事業部長。ユンジェの従兄。
【ハン・テソン役】イム・ホ
ソンイン製靴社長。
本作はこれまでにさまざまな大作ドラマを手掛けてきた演出家シン・チャンソが、新鋭脚本かとタッグを組んで挑んだ作品です。
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恋するダルスン【韓国ドラマ】あらすじ
大手靴メーカー・ソンイン製靴社長の娘ヨンファ(パクヒョンジョン)と、結婚相手であるハン・テソン(イムホ)との間にはある秘密がありました。
実売ヨンファの娘であるウンソル(ホンアルム)はテソンの実の娘ではなく、ヨンファの恋人であったジェハの娘だったのです。
ジェハが非業の死を遂げたことでヨンファと結婚したテソンでしたが、実はジェハの死に深く関わっていたのでした。
それから9年後、テソンがソンイン製靴の中での地位を高めていく中、ウンソルはテソンを実の父だと思って育ってきました。
そんなある日、ウンソルがテソンの過去の悪事を偶然知ってしまいます。そしてウンソルはテソンから逃げる途中で川に落ち流されてしまいました。
その後ウンソルは何とか一命はとりとめるもののショックによって記憶喪失となっていて・・・。
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恋するダルスン【韓国ドラマ】みどころ
本作は1940年代から60年代の韓国を舞台に、記憶を失ったヒロインが靴職人を目指していく姿を描いたサスクセスラブストーリーです。
ヒロインには出生の秘密があり、しかも父親の悪事を知った際に記憶喪失になっていて別人として過ごすことになります。
この家族関係の複雑さや、権力を得るために悪事を働いた者がいるなどといった点は韓国ドラマお決まりのもので、ヒロインの行く末はどうなるのかというのが本作のみどころとなります。
靴職人としてはもちろん、人生においてもヒロインのライバルとなるのがソンイン製靴社長の養女であるホンジュで、彼女の悪女ぶりやウンソルとの因縁も重要となります。
そんなサスクセスストーリーと出生の秘密を巡る復讐劇のみならず、ちゃんと恋愛の三角関係もあるのでそちらの行方も気になるところです。
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恋するダルスン【韓国ドラマ】感想・評価
靴作りを扱った作品はこれまでにもいくつかありますが、これはヒロインのサスクセスストーリーとしても、カラフルな靴たちが登場することによって画的に美しくなるといった点でもテーマにしやすいのだと思います。
しかし、ドラマの内実は韓国ドラマ王道の復讐劇、記憶喪失、入れ替わり、三角関係といったもので、斬新さは感じられませんでした。
ただ、そのお決まりのパターンや定番の設定をどう組み合わせるかでドラマの面白さも変わってきますし、そのドラマのキャラクターが魅力的かどうかもかなり重要となります。
しかし、主要登場人物を演じる俳優の多くは顔を知ってる程度の方ばかりですし(俳優について知っていれば多少印象が違ったかも…)、しかも舞台が1950、60年代ということもあってファッションにも興味が引かれませんでした。
このドラマはその時代を知っている方や興味がある方向けなんだと思います。(日本の朝ドラのような感じで見ればいいんでしょうけど。)
時代が時代だけに現在のような常識が通用しないのは分かるんですが、それをいいことに悪人が最後の最後まで捕まらないというのは納得がいきませんでした。
この手のドラマではよくあるパターンなんですが。
しかし、それを見ていてヤキモキさせられる反面、度が過ぎると逆に面白くなってきて、これは真剣に捉えるよりもそれをお決まりとして楽しんだ方がいいんだということが分かりました。
悪役を演じた俳優さんたちは魅力的だったんですけど、他のキャラクターは印象が薄かったですね。
まとめ:王道の韓国ドラマが好きなら楽しめる作品。しかし、出演者があまり有名でないことやストーリーや設定に斬新さもないので、可もなく不可もなくといった印象でした。
ラストがハッピーエンドなのは嬉しいですけどね!
最後に
今更ながら、この手の長編韓国ドラマの楽しみ方が分かってきました。
そもそも突っ込みを入れながら見るのが醍醐味(?)の作品に対して、真剣に捉えすぎたり粗ばかり探すというのは間違いないわけで、そのあり得なさや都合のいい展開を楽しむのが正解なんだと思います。
製作者サイドからするとそんな意図はないのかもしれませんが、類似のドラマが多数作られ長年愛されているのは、そこまで真剣に見るための作品ではないからなのかもしれませんね。
お昼時に同僚や友人たちとああだこうだ言いながら気軽に楽しむべきドラマ!