2PMのジュノ初出演ドラマ!
イ・ソンミン×キム・ジス×ジュノ×ユン・ソヒ共演で贈る、アルツハイマー病をテーマにした心温まるヒューマンドラマで、日本でもリメイクされました。
キャスト、あらすじ、感想、みどころなどをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
記憶~愛する人へ【韓国ドラマ】キャスト・視聴率
原題:記憶
全16話
U-NEXT全16話
平均視聴率:2.92%
最高視聴率:3.81%
放送年度2016年3月から韓国で放送(ケーブルテレビtvN)
演出:パク・チャンホン
脚本:キム・ジウ
【パク・テソク役】イ・ソンミン
【ソ・ヨンジュ役】キム・ジス
【チョン・ジン役】ジュノ(2PM)
【ボン・ソンファ役】ユン・ソヒ
【ナ・ウンソン役】パク・チニ(ジニ)
【ハン・ジョンウォン役】ソン・ソンミ
【イ・チャンム役】チョン・ノミン
【カン・ユビン役】ホ・ジョンド
【イ・スンホ役】ヨ・フェヒョン
【チュ・ジェミン役】チェ・ドクムン
【シン・ファシク役】イ・ジョンギル
【シン・ヨンジン役】イ・ギウ
【チャ・ウォンソク役】パク・ジュヒョン
復讐三部作と呼ばれる『復活』『魔王』『サメ』を制作したパク・チャンホン監督とキム・ジウ脚本家が再びコンビを組んだとして注目を集めた作品です。
OST情報
本作のOSTは、「再び生きるなら/キム・ピル」をはじめ、「 ギフト/イン・スニ」「春、思い出/チョン・ジュニョン」「More than a memory/キム・ギョンヒ」「散る花を/ユン・ヨンジュン」などが本作をドラマチックに演出しています。
韓国ドラマ記憶は日本でもリメイク
2018年3月からフジテレビONE/TWO/NEXT×J:COM共同製作による連続ドラマ『記憶』として、有料チャンネルで放送されました。主演は中井貴一とと優香です。
イ・ソンミンがカメオ出演しているので注目です!
記憶~愛する人へ【韓国ドラマ】あらすじ
パク・テソク(イソンミン)は政財界の大物たちを顧客にする凄腕弁護士。
しかし、仕事で活躍する一方で家庭を顧みない夫に、妻ヨンジュは寂しさを感じていました。
同僚の若手弁護士チョン・ジン(ジュノ)も、テソクの勝つためには何ともするというやり方に幻滅していました。
そんなテソクですが彼にも悲しい過去があり、元妻との間に生まれた息子をひき逃げにより亡くしていたのです。
結局犯人は見つかることなく、妻とも離婚。
そしてその事件ももうすぐ時効を迎えようとしていました。
ある日、一本の電話がかかってきたことからテソクの日常に変化が訪れることになります。
それは友人の医師からで、テソクがアルツハイマー病であるというものでした。
彼はそれ以降思い悩む日々が続き、記憶にも影響を及ぼし出し・・・。
記憶~愛する人へ【韓国ドラマ】みどころ
本作は、アルツハイマー病を宣告された敏腕弁護士が、人生をかけて過去の事件の真相に迫ろうとする姿と、記憶を失っていくなかで家族の愛を知り、自らを顧みる姿を描いた感動のヒューマンドラマです。
傑作ドラマ『ミセン~未生~』で素晴らしい演技を見せたイ・ソンミンが、本作でも病気と事件の真実と苦しみながらも愛を知り変化していく姿を熱演しています。
その圧倒的な存在感は必見です!
そして本作のキーマンを演じるジュノにも注目で、主人公とのブロマンスをはじめ、ユン・ソヒとの恋愛模様も見逃せません。
ストーリーは勝つためには何でもしてきた弁護士が、病気と向き合うことでこれまでの人生を振り返り、過去の傷となった事件を解決しようと奮闘したり、家族や周りの人々とも愛を深めていくというもの。
人生において本当に大切なものは何か。
それを描いたドラマです。
記憶~愛する人へ【韓国ドラマ】感想と評価・評判
韓国ドラマで主人公やヒロインが記憶喪失になるのは昔からの定番ですが、それはいずれ記憶が戻ると分かっているもの。
しかし、本作のようなアルツハイマー病であれば、徐々に記憶を失いもう二度と戻ることはないわけです。
その点は大きく違うところで、ただドラマを盛り上げる要素の一つではないんです。
これによって、主人公に向けられる感情の度合いも変わっていきますし、他の病気で亡くなってしまうのとはまた別の悲しみがあります。
ドラマの設定としては、主人公が自らの病気を知ったことでこれまでの生き方を思い直し、過去にも目を向けるようになるという定番なもの。
そこに、事件解決のドラマや友情ドラマ、そして恋愛などが同時に展開されていきます。
ストーリーや展開に斬新さなどはないのですが、そこで重要となるのはやはり主人公に感情移入出来るかどうかということなんです。
その点はイ・ソンミンが素晴らしい演技力を発揮し引き込まれることになりました。
ただ、『パンチ』とあまり変わらない設定や流れは、先の展開が予想出来るものですし、事件の時効と病気になるタイミングがあまりにも都合良すぎて、時折冷めてしまうこともあるかもしれません。
ありきたりなドラマとしてみるか、定番の設定を使いながらも演技力と演出により感動作に仕上げたとみるかは人によって変わってくると思います。
まとめ:ドラマの設定や展開には斬新さは無いですが、確かな演技力で見るものを引き込むイ・ソンミンの演技は必見です!
最後に
このドラマは、一言で言えば良いドラマです!
確かにベタな設定や予想通りの展開なんですが、その世界感に入り込めば感動すること間違いなしなんです。
男としては主人公のこれまでの生き方はどうであれ、感情移入せずにいられませんでしたし、スター俳優でなく一見するとただのおじさんが主演というのもポイントでした。
女性目線で見るとジュノくらいしかイケメンはいないのですが、だからこそリアリティーがあったといえます。