イ・ジュノ(2PM)&イム・ユナ(少女時代)主演によるホテルを舞台とした王道ラブコメディ!
キャスト、あらすじ、感想レビューなどをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
キングザランドキャスト一覧
Netflix全16話
放送期間:2023年6月17日~8月6日まで韓国JTBCで放送
平均視聴率:10.1%
最高視聴率:13.8%(最終回)
演出:イム・ヒョヌク
「恋のパスワード」「ライフ」
「コッパダン」「あなたに似た人」など
脚本:チェ・ロム
(チームハリマオ)
【ク・ウォン役】イ・ジュノ(2PM)
キンググループの御曹司でキングホテルの本部長。
【チョン・サラン役】イム・ユナ(少女時代)
キングホテルのホテリエ。
【オ・ピョンファ役】コ・ウォニ
キングエアの客室乗務員でサランの友人。
【カン・ダウル役】キム・ガウン
免税店アルランガのチーム長でありサランの友人。
【ノ・サンシク役】アン・セハ
ク・ウォンの友人兼秘書。
【イ・ロウン役】キム・ジェウォン
ピョンファの後輩客室乗務員。
【ク・イルン役】ソン・ビョンホ
キンググループ会長。ウォンの父親。
【ク・ファラン役】キム・ソニョン
キンググループの長女であり、ウォンの異母姉。
イ・ジュノ(2PM)とイム・ユナ(少女時代)初共演作。
本作のOSTには、Gaho、キム・イェリム(LIM KIM)、チョン・スンファン、キム・ウジン、Punch、HYNN(パク・へウォン)、チョン・セウン、MINSEO、キョンソといった有名アーティストが参加しています。
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キングザランドあらすじ
キンググループの御曹司ク・ウォン(ジュノ)は、ある日グループ傘下のキングホテルで研修中のホテリエのチョン・サラン(ユナ)と出会う。
しかし、サランから他の変態客と勘違いされてしまい最悪の初対面となる。
それから数年後、キングホテルの本部長として韓国へ帰国したウォンは、優秀社員となったサランと最悪の再会をすることに。
そこで初めてウォンがキンググループの御曹司であることを知ったサランは、ウォンを避けるようになる。
一方、過去のトラウマから作り笑顔を毛嫌いしているウォンも、どんな時も笑顔でいるサランが気に入らず、顔を合わせれば何かとぶつかるように。
そんな相性最悪な二人だったが、度々顔を合わせるうちに少しずつ親密になっていき・・・。
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キングザランド感想・評価
良く言えば王道のラブコメディ!なんですが、設定も展開もありきたりで演出は古臭いとさえ感じたほどでした。
ただキャストは良い!!
財閥の御曹司と一介の新入社員の格差恋愛は韓国ラブコメのお決まりですし、最悪な出会い方をした二人が再会するのも、御曹司は家族間でゴタゴタしていてトラウマを抱えているのも、ヒロインがコネも学歴もない中で奮闘していく流れというのもテンプレ。
そんなラブコメの中でパワハラやモラハラ、部下・後輩イビりが描かれるのも定番ですが、現代のドラマとしてはやはり古臭く感じます。
体重を測って同僚の前で発表とかありえないでしょ!?そういうシーンがあってもコミカルに描かれているので胸クソ悪くは感じませんでしたが、それなら無理にハラスメントを描かなくても良かったですし、現代的にアップデートしてほしかったところ。
ホテリエであるヒロインが変態と主人公を勘違いしたのは従業員というより人としてどうかと思いますし、主人公が御曹司と分かるまでの対応もとても優秀社員とは思えませんでした。
何も考えずにサクッと見れるラブコメとしては悪い作品ではないですし、キャラとしてもその方が面白いのですが、総合すると特筆するほど良い要素もなくワンパターンという印象が強かったですね。
印象が強くならなかった理由としては、本作ならではの展開やシーンが見当たらなかったこと!
気楽に見れるというのはラブコメとしては良い点でもありますが、それは深みや驚きもないということで、これまで韓国ドラマを数多く見てきた者からするとパッチワークドラマに感じるほど面白味が足りませんでした。
キャスト面や設定で気になったのは、ク・ファランが主人公の姉というより叔母に見えたこと!確かに財閥の娘としての貫禄はありましたが、弟よりも父親に年齢が近いというのは違和感がありました。
そして、VVIPビジネスラウンジ ‘キング・ザ・ランド’という設定。病院やデパート、クラブにホテルと、韓国ってVIPルームがほんと大好きですよね!?
ただ、ベタで甘々なラブコメが好きな方にとってはどストライクかも!?
最後に
ーーー※ネタバレあり!ーーー
韓国のラブコメもしくはロマンスものでは、恋人同士は一度離れなければならないという規定でもあるのでしょうか?
本作もお決まりのように終盤で別れる展開となるのですが、なぜ別れる必要があったのかよく分からないんですよね。
この他にも「なんで?」と思わせるような要素が多く、それなのにそんな視聴者の疑問を無視してストーリーを締めくくりにかかるのは最早お家芸といえます!
これぞ韓国ドラマなのかな!?