ヨン・ウジン、元gugudanのキム・セジョン共演で贈るサスペンス・ラブコメディ!
怪しい音痴のピアニストと記憶を失った不眠症のティンパニストが過去の事件の真相に迫る!!
キャスト、あらすじ、口コミ、視聴率、感想などをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
君の歌を聴かせて【韓国ドラマ】キャスト一覧
U-NEXT全32話
平均視聴率:3.0%
最高視聴率:4.0%
放送期間:2019年8月5日~9月24日まで韓国KBSで放送
演出:イ・ジョンミ/チェ・サンヨル
脚本:キム・ミンジュ
「輝けウンス」「明日も晴れ」など
【チャン・ユン役】ヨン・ウジン
音痴のピアニスト。
【ホン・イヨン役】キム・セジョン(元gugudan)
シニョンフィルでアシスタントをするティンパニスト。
【ナム・ジュワン役】ソン・ジェリム
指揮者。イヨンの先輩。
【ハ・ウンジュ役】ジヨン(元T-ARA)
バイオリニスト。イヨンの音大同期。
【ホン・スヨン役】イ・シウォン
精神科医。イヨンの従姉妹。
【ユ・ジェニ役】チョ・ユジョン
チェリスト。イヨンの親友。
【ユン・ミレ役】ユン・ジュヒ
シニョンフィル企画広報室長。
【ムン・ジェヒョン役】キム・サンギュン(JBJ95)
ダンサー兼バリスタ。イヨンの元彼。
「七日の王妃」「プリースト」「39歳」などのヨン・ウジンさんと、「恋するレモネード」「社内お見合い」などの元gugudanのキム・セジョンさん主演によるサスペンス・ラブコメディ。
インテリキャラを演じることが多いヨン・ウジンさんですが、本作では音痴な歌で不眠症のヒロインを眠らせるピアニストという変わった役柄を演じています。ところが、主人公がヒロインに近付いてきたのにはある秘密があり、中盤からはミステリアスな一面も披露していくことになります。
そんな主人公とロマンスを繰り広げるのは、ある事故が原因で一部記憶を失っているティンパニスト役のキム・セジョンさん。困難な情況に置かれながらも夢を諦めないという典型的なヒロインキャラを好演しています。
音楽の世界を舞台とした本作はクラシックがBGMとして使われているのですが、それ以外にも元T-ARAのジヨン、Apinkのキム・ナムジュ、「ボーイフレンド」「あやしいパートナー〜Destiny Lovers〜」のOSTを歌うO.WHENなども参加しています!
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君の歌を聴かせて【韓国ドラマ】あらすじ
プロのティンパニストとなることを目標にバイトに精を出すホン・イヨン(キムセジョン)は、1年前の事故以降不眠症に悩まされていた。
そんなある日、バイトを探す謎の男チャン・ユン(ヨンウジン)と知り合ったイヨンは、不眠症の自分にイブニングコールをしてほしいと提案し、衝撃的音痴の彼の歌声によって眠れるようになる。
その後、奇跡的にシニョンフィルに入団出来ることになったイヨンは、そこにユンがピアニストとして現れ困惑することに。
次第にユンに惹かれていくようになったイヨンだが、ユンがイヨンに接近してきたのにはある秘密があり、その理由は事故によって失われたイヨンの記憶の中に隠されていて・・・。
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君の歌を聴かせて【韓国ドラマ】みどころ
謎多き音痴なピアニストと記憶を失った不眠症のティンパニストによるラブコメディと、二人にまつわるある事件について描くサスペンスが融合した作品。
ラブロマンスにおける典型的な出会いからはじまる本作ですが、最初はクラシックの世界を舞台としたラブコメかと思わせておいて、実はミステリアスな事件が下地にあるサスペンスもの!
事故で一部記憶を失ったヒロインと、彼女に近付いてきた謎のピアニスト。過去に何があり、二人にどんな接点があるのか?
果たしてピアニストはヒロインの味方なのか、それとも敵なのか?ミステリーのハラハラとロマンスのドキドキが合わさった新鮮な作品となっています。
全編通して流れるクラシックの名曲と、登場人物たちの心の動きがシンクロしている点も注目です!
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君の歌を聴かせて【韓国ドラマ】感想・評価
韓国ラブコメではよく見かける典型的な設定に、クラシック音楽の世界を描いたお仕事ドラマとサスペンス的展開を混ぜ合わせた中途半端な内容のドラマ。
韓国にはこういったタイプの作品は山ほどあり、中には様々な要素がバランスよく配置された作品もあるのですが、本作は登場人物たちの職業が特殊なだけで、あとは特に目も見張るものはありませんでした。
ただ、序盤はラブコメ要素が強く、それがベタベタな展開なのも気楽に見れて楽しめました。
その中で珍しい設定だと思ったのは、不眠症のヒロインと音痴なピアニストというもので、なぜかその音痴な歌を聞くとヒロインは眠れるんです。
しかも、それをアルバイトにするなどなかなかに斬新な設定でした。こんな要素を見ると完全にコメディなんですけどねぇ。
ところが、その不眠症の原因が過去の交通事故にあり、そのせいで記憶喪失になっているとか、主人公の弟が殺されているとかいうサスペンス全開な設定が出てくると一気に話がゴチャついてくるんですよね。
オーケストラを舞台としたラブコメだけではダメなのか?
やはり「ブラームスは好きですか?」と同様に演奏シーンがメインではないので、どうしても他の要素を入れて間を埋めなければならなかったのかもしれません。それなら最初からオーケストラを舞台にしなければ良いのに。。。
というか、そもそもメインはサスペンスの方なんですよ!
しかも、サスペンス的な展開になるのは終盤でも中盤以降でもなく前半からなんです。
この作品はラブコメだと紹介されているのですが、どう見ても典型的なサスペンス。
それなら最初からサスペンスだと言ってくれたら、変に期待はずれな思いをすることもなかったのに。
この間違った作品紹介は問題ですよね!
それに、それだとますますオーケストラを舞台にする必要もなく、サスペンスとしてもロマンスとしても中途半端という印象になってしまいました。
最近の韓国ドラマは、Netflixで世界的にヒットするようなものもあれば本作のようなものもあるなど、その出来にバラツキが目立ちますね!
まとめ:序盤のラブコメ展開は楽しめたのですが、早々にサスペンスへとシフトしてしまい、ラブコメを期待していたものからすると望まない展開になってしまいました。
最初からサスペンスだと分かっていればまた違ったのかもしれませんが、それでも序盤のテイストを投げ捨ててサスペンス一辺倒になってしまうのは如何なものかと。。。
キャストが好みでなければスルーしてOKな作品ですかね!
最後に
本作は完全に作品に対するアピールの仕形を失敗していましたね。なにせミステリーロマンスなのに、ラブコメだと言い張るんですもん
だからといって、サスペンスを前面に打ち出していたら成功していたのか?といわれればそうでもなく、肝心の犯人は誰なのか?という展開がそこまで盛り上がっていたようには思えませんでした。
もちろん、楽しめた方もいるでしょうが、たくさんサスペンスものを見ているものからすると、まぁよくある話なんですわ。
本来は、ヒロインの記憶喪失により真相が分からなくなった事件があり、ヒロインの回りに事件の関係者たちが集まってくることでその謎が明らかになる!という話のはずなんですが、それだけだと尺が足りないからラブコメだとかオーケストラだとかを盛り込んじゃったんですよね?多分。