20代のころからトップスターとして一線で活躍してきたキムボヨンさん。
「不屈の婿」や「ファンジニ」など多くのドラマで活躍しています。
プロフィール、現代グループ会長との噂、芸名と本名、整形疑惑、離婚とチョンノミンとの再婚、子供などについてまとめました。
(トップ画像https://entertain.naver.com/より)
キムボヨンのプロフィール
1957年12月31日生まれ
160㎝
47㎏
O型
安養芸術高校演劇映画科
キムボヨンさんはもともと歌手を夢見ており、芸術高校に進学。
学校の先生の推薦で高校2年生の時に芸能界に入りました。
歌手を目指すのに何の人脈もなかったため、19歳の時MBC8期公開採用タレント募集のお知らせを見て、いったん女優になってから歌手を目指すつもりで応募。
8期合格者の中で1位だったとのことで、すぐに出演作が決まりとんとん拍子でスター街道を駆け上がって行きました。
1978年ドラマ「あなた」で脳腫瘍を患う女子高生役を演じ、スターダムに上がりました。
このドラマ内で歌を歌ったことで、レコード会社からのラブコールが相次ぎ、アルバムを発売するなど歌手としても活動を始めます。
歌謡トップテンで5週間1位とキープし、83年ソウル国際歌謡祭で金賞を受賞。
キムボヨンさんの若い頃は韓国映画の全盛期でもあり、当時は女性がストーリーの中心になることがほとんどで、多くの映画に出演することができました。
主に映画で活躍し、女優として、歌手として人気を享受し、デビューから数年のうちに名実ともにトップスターとなりました。
しかしそんな人気絶頂期に突如、アメリカ留学へ。
その理由は財閥との噂話(後述)に耐えられないから、とのことで約1年半ほど空白期があります。
1987年(30歳)映画「こんにちは、神様」で復帰後、1988年(31歳)に結婚(後述)。
90年代に入り次第に映画からドラマへの比重が増えました。
1997年(40歳)に子供の留学のために渡米し、2001年(44歳)「華麗なる時代」で復帰。
40代半ばとなったキムボヨンさんは母親の役が多くなったものの、映画「刑事」やドラマ「ファンジニ」などでは母親役から離れ特有の魅力を表現しました。
現在はドラマを中心に財閥やお金持ちの奥様役を務めることが多い女優さんです。
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キムボヨンが絶賛する後輩とは?
多くの後輩俳優たちと共演した中で「自分と似ている」と感じた人がいますか?
という質問に「ハジウォン」さんを挙げています。
「私も10代のころ、テコンドー有段者だった。MBCドラマチェオクの剣でハジウォンを初めてみたとき、私が若かったらその役は私がやっていたのに、と思った。熱心な様子がよかった。」
「ファンジニで共演したが、すべてのスタッフに挨拶していた。助役から端役まで全部気を遣っている。ハジウォンのそんなところを見て本当に驚いた。とても素晴らしかった。ハジウォンは女優としてさらに素晴らしい成長を遂げると思う。精神が健康的な女優だと思う」
キムボヨンさんは同じインタビューの中で”若い主演俳優の中にはちゃんと挨拶をしない人も大勢いて、ずいぶん時代が変わったなと思う”とも話していました。
ハジウォンプロフィール↓
キムボヨンと現代グループ会長の噂とは?
キムボヨンさんは人気絶頂期の頃、”財閥の子供を産んだ”という噂がありました。
「現代グループ会長の子供を出産して、その対価として百貨店をまるごともらった」
という噂です。キムボヨンさんはその会長とは話したこともない、と否定しましたが、この噂は全く消えず事実のように一般に浸透していきました。
当時大鐘賞主演女優賞など大きな賞を複数受賞したことで、何か大きな後ろ盾があるのではないか、というのがその根拠でした。
なかなか真実を認めてもらえない悔しさから、1年半ほど芸能界を離れてアメリカへ。
その後女優復帰してからも噂が消えることはありませんでした。
それどころか、アメリカに逃げたことで余計信ぴょう性があるかのように広まっていったのです。
2001年、ある記事がニュースとなります。
「芸能人のKさんが現代グループ会長の隠し子2人を戸籍に載せるように訴訟を起こした」
このKさんというのが、キムボヨンさんではないか?とささやかれ、現代グループ会長の子を産んだ、という話が再燃。
結局、この2人の子供はすでに20代で、キムボヨンさんの子供とは年齢が合わないとはっきりし、この時初めて財閥の子供を産んだという話は他の人のことだったと世間に明らかとなったのでした。
2001年になってやっと真実が公になったにもかかわらず、キムボヨンさんのネタのように扱われ、2004年チョンノミンさんとの再婚会見の時もある失礼な記者がこのことを尋ねました。
これに対して新郎チョンノミンさんは
「私たちを祝おうとしてるんですか?結婚を壊そうとしているんですか?」
と怒りのコメントをし、
「その噂は私も聞いたことがありますが、関係ありません。私はキムボヨンさんを信じています」
と答えました。
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キムボヨンは芸名?本名は?
キム・ボヨンは芸名で、本名はキム・ボクスンでした。
ボクスンというのはいかにも古っぽい田舎くさいイメージ。
一言でいうならダサい感じがするお名前なのです。
キムボヨンさんは自分の本名がとても嫌で公開していなかったのに、あるときタレントのタクジェフンさんがテレビで本名を明かしてしまいました。
モダンなルックスとのあまりのギャップに、それ以降どこへ行っても本名が本当にボクスンなのか、と聞かれるようになったとか。
もともと嫌だった名前なのに、いちいち話題にされて、2007年に本名を改名。
芸名のキムボヨンを本名にしようかとも考えましたが「キムボヨンはスキャンダルが多い名前」とのことでキムユンジュとしました。
これに関してタクジェフンさんは
「ユンジュだなんてあまりに都会的でボクスンと合わない(笑)」
とコメントしています。
キムボヨンは整形なの?
キムボヨンさんに整形疑惑はありません。
ご自身はリフトレーザーというのをやったことがあるそうですが、痛くてまともにできなかったそうです。
「整形とかそういうのはやっていない。痛そうだし。痛いのは嫌だから」
と笑いながら話していました。
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キムボヨンの結婚・離婚・再婚
キムボヨンさんは女優業を中断して行ったアメリカ留学時代に出会った男性と1988年(31歳)に結婚。この結婚について
「結婚すれば財閥の子供を産んだという噂話がなくなるかと思って瞬間的に決めた」
と話しています。この噂話が当時のキムボヨンさんをどれほど苦しめたのでしょうか・・・。
この結婚の時に、2人の娘さんが誕生しています。
しかし芸能界に復帰したいキムボヨンさんと反対するご主人との間で意見が合わず離婚。
1997年に子供たちの教育のために渡米。2001年に仕事復帰のためキムボヨンさんは一人で帰国しており、幼い娘さんたちはおばあちゃんに預けられアメリカで育ちました。
チョンノミンと再婚
チョンノミンとキムボヨン
http://www.seoulwire.com/
2002年SBS「氷の花」と、2003年MBC「聖女と魔女」の2つのドラマで共演した俳優チョンノミンさんと2004年に再婚。
チョンノミンさんは9歳年下で、当時38歳。まだそれほど有名ではなく、さらに二人は子供がいる再婚同士。
47歳のトップ女優と38歳の助演俳優との結婚はとても話題になり、世間の関心を集めました。
キムボヨンさんの長女はお母さんの再婚について
「お父さんという存在に慣れてないから反対したけど、お母さんが幸せそうだったから許した。再婚後にできた妹ともすぐ仲良くなった」
と話していました。
結婚してキムボヨンさんはきれいになった、と言われるほどとても幸せな結婚生活だったようです。
旦那さんはキムボヨンさんが体力がないことを知り、季節ごとに体にいいという食べ物を取り寄せ、健康管理をサポート。
マラソンもするほど体力も付き、肌も見違えるようにきれいになったとか。
一度もケンカすることもなく、二人はとても幸せな様子で周囲もうらやむほど。
キムボヨンさんのアメリカに住むお母さんも
「今死んでも悔いはない。娘と結婚してくれてありがとう。」
とチョンノミンさんに感謝していました。
二人はたびたびトーク番組に出演しており、固いイメージのキムボヨンさんはご主人と一緒にいるととても柔らかい雰囲気で愛らしく、視聴者にも愛されていました。
左から次女・長女・三女
(三女はチョンノミンの実子・番組キャプチャー)
子供たちとの関係も良好で、アメリカの娘たちとあまり連絡をとらないクールなキムボヨンさんに対し、新しいパパとなったチョンノミンさんはこまめに連絡していて、子供たちもアッパと呼び本当の父娘のように接していました。
結婚から4年後の2008年、夫婦は特別ドラマ「鴨緑江は流れる」で共演したことも話題に。
しかし2009年に始めたチョンノミンさんのマッコリ事業が失敗し、その後精神的・経済的困難に陥りました。
事業の関係者から脅迫電話もあったそうです。
結局、チョンノミンさんから離婚を提案され二人は夫婦生活に終止符を打ち、マッコリ事業開始から約3年後の2012年に離婚。
オシドリ夫婦と思われていた二人の離婚発表は衝撃的ニュースとして受け入れられました。
そして事業の失敗だけで離婚するのはおかしい、負債を背負わないための偽装離婚ではないか、という噂が立ちました。
これに関してキムボヨンさんは
「デマに過ぎず、離婚後は全く連絡を取っていない。母も娘たちも理解しているし、復縁の可能性は全くない。」
と語りました。また別のトーク番組で”人生を振り返っていつが幸せでしたか?”との質問に
「8年間の結婚生活は私の人生で一番幸せだった。得たものが多く、愛していた経験が演技にも役立っていると思う」
と話しています。
チョンノミンとは現在?
2012年の離婚後は全く連絡を取っていないとのこと。
それぞれにお子さんはいましたが、二人の間に生まれたお子さんはいなかったため連絡を取り合う用もなかったのでしょう。
しかしたった一度だけ、2017年4月のキムヨンエさんの葬儀で会ったことがありました。
その時チョンノミンさんはこちらを見ていて、後輩たちもみな見ている中で素通りするのも変な気がしてキムボヨンさんは笑顔で「元気にしてる?」と握手したとか。
この時のことを
「演技していたと思う。わからないけど。ほほが痙攣していたから」
と回想しており、「自分は情に厚い性格だけど、男女関係に関しては別れたらそれで終わり。顔も名前も忘れる。チョンノミンは俳優だから覚えているけど」
と話していました。
キムボヨンの子供は?
娘さんは韓国語が流ちょうですが、アメリカ育ちであるため、離れて暮らしたお母さんと文化が合わずケンカになることも。
幼いころからお母さんと離れて暮らしていて、いつもさみしかったそうです。
2011年3月、震災直後の東京に住む長女↑
この番組によると長女はニューヨークの大学で映画演出を学んだあと、2011年3月の番組で”4月から日本の早稲田大学に留学予定”でした。
実際に早稲田大学周辺のアパートに住み、準備していたようですが東日本大震災の直後だったため一時的に韓国に戻るというところまで番組で紹介されており、その後結局早稲田大学に通ったのかどうかまで確認が取れませんでした。
2019年、別番組によるとこの娘さんはアメリカに在住しており、結婚して男の子がいるとのことでした。
キムボヨンさんはいつの間にかおばあちゃんになっていたんですね。
いつもメディアに出て来るのはこの長女の方ばかりで、二番目の娘さんについてはわかりませんでした。
最後に
若い頃は美容皮膚科で肌のケアをしていたこともありましたが、現在は特別なことはしていないとのこと。
その理由は視聴者の皆さんと同じように年を取っていきたい、と考えているから。
「見た目が若く見えたからって年を取ることには変わりがない。年を取れば自然と母親役をし、さらに時間がたてばおばあちゃん役をする。10歳若く見えるのが何の役に立つのかしら?」
すごく素敵な女優さんだと思いました。
元夫・チョンノミン↓