ナム・サンミ×キム・ジェウォン×チョ・ヒョンジェ共演!
韓国ドラマでお馴染みの要素が盛り沢山に詰め込まれたミステリー・ラブロマンスです。
キャスト、あらすじ、感想などをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
仮面の秘密【韓国ドラマ】キャスト一覧
原題:彼女はといえば
韓国放送時全40話
日本放送時全20話
平均視聴率:7.9%
最高視聴率:12.7%
放送年度2018年7月から韓国で放送
演出:パク・ギョンリョル
「ヴィクティム・オブ・ラブ 塩人形」
「恍惚な隣人」など
脚本:パク・オンヒ
「ヴィクティム・オブ・ラブ 塩人形」など
【シン・ヒョンソ=チ・ウンハン役】ナム・サンミ
整形の後遺症により記憶喪失になる。自分が整形をした理由をガンウと共に探る。
【ハン・ガンウ役】キム・ジェウォン
ウンハンの手術を手掛けた整形外科院長。ウンハンと共に生活し彼女の手助けをする。
【カン・チャンギ役】チョ・ヒョンジェ
SBCニュースの人気キャスター。女性たちの憧れの的だが、恐ろしい裏の顔を持つ。
【ミン・ジャヨン役】イ・ミスク
ファインコスメティックス会長。チャンギの母。会社を継がない息子と対立している。
【チョン・スジン役】ハン・ウンジョン(ハン・ダガム)
ジャヨンが信頼を寄せる秘書兼執事。欲望深き女。
【ソン・チェヨン役】ヤン・ジンソン
ファインコスメティックス研究所長。ガンウの元恋人。再びガンウとよりを戻そうと近づく。
【ハン・ヒヨン役】チョン・ジヌン(2AM )
ガンウの従弟。ガンウの病院の相談室長兼看護師。ガンウとウンハンを支える。
【キム班長役】キム・レハ
元刑事の何でも屋。依頼を受けウンハンを執拗に付け回す。
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仮面の秘密【韓国ドラマ】紹介
本作の主演は大ヒット作「キム課長とソ理事」でもお馴染みのナム・サンミさんです。
ドラマ出演はそれ以来となります。
ナム・サンミさん演じるヒロインは整形前と整形後の二つの顔があり、整形前のヒロイン役は特別出演のイ・シアさんが演じています。
そんな複雑なキャラクターであるヒロインを見守るのは整形外科医役のキム・ジェウォンさんと、その従弟役の2AMのジヌンさんです。
そして、ヒロインと深い関わりのある人気キャスター役には、本作が約2年半ぶりのドラマ出演作となるチョ・ヒョンジェさん。
表の女性人気の高いキャスターという顔と、裏の世間は知らない恐ろしい顔とを演じ分けています。
この他にも強烈なカリスマ性を放つ会長役にはイ・ミスクさん、その会長の片腕的存在の秘書役にはハン・ダガムさん、そしてヒロインとウンハンを危機に陥れる何でも屋にキム・レハさん、身勝手なウンハンの元カノ役にヤン・ジンソンさんと強烈なキャラクターと悪役が揃っています。
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仮面の秘密【韓国ドラマ】あらすじ
ある日、整形外科医のハン・ガンウ(キムジェウォン)は男から追われていた女性チ・ウンハン(ナムサンミ)を偶然助けることになります。
その後、彼女からも助けられることになったガンウは、必死に頼み込まれ彼女に整形手術を施すことになります。
しかし手術後意識を取り戻した彼女は、別人の顔を手に入れながらも自らの素性も分からないほどに記憶を失っていたのです。
なぜ自分が整形をしたのか、なぜ男に追われていたのかも分からない彼女は、ガンウと生活を共にしながら自らの過去について調べていくことになります。
調べていくと、自分が人気アナウンサーのカン・チャンギ(チョヒョンジェ)と何らかの関係があったことを知ったウンハンは、消えた記憶を取り戻すためにチャンギの家に家政婦として潜り込むことにするのですが・・・。
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仮面の秘密【韓国ドラマ】みどころ
本作は、これぞ韓国!といったお決まりの設定が盛り込まれたミステリーラブロマンスです。
ヒロインが整形により別人となるというのはよくあるものですが、本作の場合はそこに記憶喪失も加えられているのが最大の特徴となります。
ヒロインは整形前に謎の男に追われていたり、自殺を試みたり、整形を懇願するなど謎が多く、記憶を無くしたことでまったくの別人となり過去の自分について調べていくというのが本作の流れとなります。
つまり、韓国ドラマ特有のマクチャン要素に推理ドラマの要素も取り入れたのが本作なんです!
一つ一つの設定はありきたりなものですが、その組み合わせ方や展開の仕方で作品を新鮮に感じるようになるというのが面白いところではないでしょうか。
そんなミステリー・サスペンスドラマの中に、お金持ちなどの複雑な人間関係や、権力を狙う悪女の存在や愛憎劇も描かれ、それと同時にヒロインと整形外科医との恋愛模様も描かれるなどラブミステリーといった作品に仕上がっています。
そんなストーリーの面白さと共に、チャンギやスジンなどをはじめとした二面性のあるキャラクターが何人もいるというのも特徴で、個性の強いキャラクターたち同士のやりあいも注目ポイントとなります。
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仮面の秘密【韓国ドラマ】感想・評価
本作は日本のドラマ「美しい人」(野島伸司脚本)の盗作であると話題となった作品で、言い方は悪いですが似たような作品はこれまでにも沢山あり、そこまで気にするようなものではないと思いました。
内容的にも韓国ドラマにありがちなあり得ない展開のオンパレードですし、整形と記憶喪失の合わせ技は面白くてもヒロインの秘密は早々に予想がつくというもの。
ストーリーが進むごとに様々な伏線があるものの、そこまで秀逸なミステリーというわけではありません。
では本作の一番のみどころはというと、個性的なキャラクターたちによる人間ドラマだと思います。
しかしそれはお互いの腹の探り合いであったり、ヒロインと悪人との対決というもので、ロマンスに関しては期待したほどではなく控え目でした。
ラブロマンスへの過度な期待は禁物です!
最後に
本作のヒロインは、何かから逃れるために整形をしたのに記憶喪失になってしまうという悲しい設定でした。
では、ヒロインは誰からなぜ追われていて、整形までしなければならない事とはなんだったのか?というのが気になるところで、終盤でその理由を知ってしまうと(予想はつきましたが)拍子抜けした!というのが正直な感想です。
当事者にしてみれば危機的なんでしょうが、到底整形や記憶喪失と見合うものではなかったと思います。
そもそも、この手の作品の登場人物に共感するのは難しいですね。
犯罪捜査ドラマや本格的なミステリーと比べると尻すぼみ感が強かったと思いますね。