パク・へジン主演。
パワハラ部長とインターンの立場が転職先で真逆に!?韓国の就職難や劣悪な職場環境、そして厳しい上下環境などをコミカルに描いた痛快お仕事ドラマ!
キャスト相関図、あらすじ、感想などをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
インターンは元上司キャストex
原題:コンデインターン
U-NEXT全24話
平均視聴率:4.1%
最高視聴率:7.1%
放送期間:2020年5月20日~2020年7月1日まで韓国MBCで放送
演出:ナム・ソンウ
「キル・イット~巡り会うふたり~」など
脚本:シン・ソラ
【カ・ヨルチャン役】パク・ヘジン
ジュンス食品部長。元オンゴル食品インターン。
【イ・マンシク役】キム・ウンス
ジュンス食品シニアインターン。元オンゴル食品部長。
【イ・テリ役】ハン・ジウン
ジュンス食品インターン。
【ナムグン・ジュンス役】パク・ギウン
ジュンス食品代表取締役。ジュンスグループ会長の息子。
【チュ・ユンス役】ノ・ジョンヒョン
ジュンス食品インターン。
【ク・ジャスク役】キム・ソニョン
ジュンス食品専務。
【アン・サンジョン役】ソン・ジョンハク
ジュンス食品本部長。マンシクの友人。
【ナムグン・ピョ役】コ・インボム
ジュンスグループ会長。
本作は2020年MBC演技大賞において”今年のドラマ賞”を受賞した作品です。
主演のパク・ヘジンが演技大賞、キム・ウンスは最優秀演技賞、キム・ソニョンは助演賞に輝いています。
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インターンは元上司【韓国ドラマ】あらすじ
オンゴル食品で過酷なインターン生活を送っていたヨルチャン(パクヘジン)は、パワハラ上司マンシクからのイジメや会社からの対応に嫌気が差し退職。
その後、競合の大企業ジュンス食品に再就職することになります。
それから5年、新天地でヒット商品を生み出しスピード出世したヨルチャンは、優しい部長として皆から慕われていました。
そんなある日、ヨルチャンの前にシニアインターンとしてあのマンシク(キムウンス)が入社してきます。
あのあとオンゴル食品をクビになったマンシクは、友人の紹介でこの会社にやって来たのです。
以前とは立場が逆転した二人は、何度もぶつかることとなり・・・。
コンデ上司とは?
コンデとは、自分の古い考えを他人に強要し偉そうに振る舞う人、職場の上司や年寄りのことを指す隠語です。コンデ上司とは、ハラスメントだらけの嫌な上司ってところですかね!
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インターンは元上司【韓国ドラマ】みどころ
本作は食品会社を舞台としたお仕事ドラマです。
特徴となるのが、元上司が主人公の会社にシニアインターンとして入ってきたことで、かつての立場が逆転してしまうというもの。
上司からのパワハラのせいで以前の仕事を辞めた主人公は、その後自分が上司という立場になり元上司が部下になるのです。
この複雑な関係性の二人のやり取りがメインなんですが、立場が変わったことで見えてくるものや自身の変化、そして気づかないうちに部下に偏見を持っていたなど、職場でのあるあるや韓国における職場環境の問題なども描かれています。
そういったメッセージ性以外にも、仕事場での上下関係や食品会社ならではの苦労、そして働く上での人間関係についても描かれ、上司の在り方や中間管理職の苦悩など、社会人なら共感出来るエピソードが盛り沢山の作品になっています。
仕事柄インスタントラーメンを食すシーンも多いので、見ていたらラーメンが食べたくなること間違いなしです!
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インターンは元上司【韓国ドラマ】感想・評価
最初このドラマの内容は、映画「マイ・インターン」「アン・ハサウェイ、ロバート・デ・ニーロ主演)のような作品かと思っていたんですが、さすが韓国ドラマだけあってパワハラ爆盛りの作品になってあましたね。
社会問題をコミカルに描いているのですが、正直私の好みではなかったですね!
それにしても、初回が暗すぎるというのはいけません!
これでは続きを見るのが嫌になるというもの。同じパワハラシーンを描くとしても、主人公の成功を見せてから過去の辛いシーンを描く方が良かったと思いましたね。
この後、立場が逆転した二人が再会したことで面白い展開になっていくのは間違いないのですが、第一印象が悪すぎてマンシクのことはどうも好きになれませんでしたし、徐々に丸くなっていったとしても過去のやり過ぎなパワハラを払拭出来るものではありませんでした。
途中から見ればなんとなく憎めないキャラクターなんですけどねぇ・・・これは、完全に編集ミスかな!
とはいえ、立場が変わることで分かるものや、自分でも気付かないうちにパワハラをしてしまっていたなんて誰にでも起こり得ることで、そういった面では為になるところもありました。
ですが、あれだけイジメてきたマンシクとすぐに仲良くなってしまう展開も都合よすぎると感じましたし、私なら根に持ってしまうだろうなと複雑な思いで見ていました。
もちろん、コメディとして見るならその展開が正解なのかもしれませんが、最初からマンシクが嫌いだった人にとっては納得できないかもしれません。
まとめ:お仕事ドラマとしては分かりやすいものの、パワハラや職場環境の悪さを描くにしてはあまりにご都合主義なドラマになっていたと思います。
コメディとして描くならもっとマイルドに描いても良かったかと。
最後に
立場が逆転したことを利用して、かつてイビられたことをやり返す”痛快復讐コメディ”なのかと思っていたんですが、そこまで痛快でもなかったですね。
部長という立場になってみて、その苦労や悩みなども理解出来るということはあるでしょうが、それでも食べ物を投げつける、暴力を振るう、人格を否定するような言葉を大勢の前で言い放つ、などの行動は到底理解出来るはずもなく、そんな人とあっさり仲良くなるのを笑って見れる訳がありませんでした。
基本、韓国ドラマは一気見するタイプなので、そうなると初見の印象の悪さを引っ張りがちなんですよね。。。