イ・ジュンギ×パク・シフ×ハン・ヒョジュ共演!
17世紀の朝鮮を舞台に義賊イルジメの活躍を描いたエンターテイメント時代劇。
キャスト、あらすじ、感想などをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
イルジメ一枝梅キャスト一覧
U-NEXT全20話
平均視聴率:23.2%
最高視聴率:31.4%
放送年度2008年5月から韓国で放送
演出:イ・ヨンソク
「無敵の新入社員」
「大風水」
「ヘチ」など
脚本:チェ・ラン
「神様がくれた14日間」
「ブラック~恋する死神~」など
【イルジメ(ヨン、イ・ギョム)役】イ・ジュンギ
幼い頃の記憶を失いヨンとして暮らしていたが、自身がイ・ギョムであることを思い出し義賊イルジメとなる。
【ピョン・シフ(チャドル)役】パク・シフ
ギョムの異母兄弟。義禁府の役人としてイルジメを追う。
【ピョン・ウンチェ役】ハン・ヒョジュ
ピョン・シクの娘でシフの妹。イルジメに憧れている。
【ポンスン役】イ・ヨンア
詐欺師。義父コンガルと共に詐欺を働きながら暮らしている。
【ナ・セドル役】イ・ムンシク
ヨンの義父。元コソ泥。
【タン役】キム・ソンリョン
ヨンの養母でチャドルの実母。
【コンガル役】アン・ギルガン
ポンスンの養父。かつては朝鮮随一の刺客と言われていた。
【ピョン・シワン役】キム・ムヨル
ピョン・シクの息子でシフとウンチェの兄。
【ピョン・シク役】イ・ウォンジョン
兵曹判書(ピョンジョパンソ)。野心家。
【イ・ウォノ役】チョ・ミンギ
ギョムの父。仁祖(インジョ)王が王位に就く際の功臣だったが、謀反の罪を着せられ暗殺される。
【ハン氏役】イ・イルファ
ギョムの母。夫イ・ウォノの死後、官碑となる。
【イ・ヨニ役】ソン・テヨン
ギョムの姉。官碑となり母や弟と生き別れになる。
【シム・ギウォン役】ヤン・ジェソン
左議政(チャウィジョン)。イ・ウォノの息子ギョムを探している。
【謎の黒幕役】キム・チャンワン
イ・ウォノとシム・ギウォンのクーデター仲間だが二人を裏切った謎の人物。
本作は2008年SBS演技大賞で主要7部門を獲得した他、視聴率面でもその年の平均視聴率ランキングで2位となった大ヒット作です。
イ・ジュンギは本作により、男性最優秀演技賞をはじめ3部門を受賞するなどし、更なる人気を確立しました。
若いスタッフによって斬新な時代劇を目指した本作は、10億ウォンかけて大規模なオープーセットを作ったり、美術や衣装面でもこだわりが見えるのが特徴ですが、音楽面においても日本の人気作曲家・吉俣良(大河ドラマ「篤姫」映画「冷静と情熱のあいだ」ドラマ「Dr.コトーシリーズ」など)が担当するなど話題となりました。
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イルジメ一枝梅の子役がかわいい!
登場人物たちの幼い頃を演じたヨ・ジング、キム・ユジョン、チョン・ダビンはいまや主演も務めるほどに成長しました。
ヨジングとキムユジョン現在との比較
イルジメ一枝梅 あらすじ
17世紀の朝鮮王朝中期。
朝鮮第16代王・仁祖(インジョ)が即位する際の功臣であったイ・ウォノ(チョミンギ)は、息子ギョム(子役ヨジング)と共に幸せな隠居生活を送っていました。
そんなある日、ギョムの目の前でウォノが暗殺されてしまいました。
言われなき謀反の罪を着せられた上、刺客からも追われることとなったギョムは、その時のショックで記憶を失ってしまいます。
その後、元コソ泥のセドル(イムンシク)とタン(キムソンリョン)の夫婦に拾われたギョムは、ヨン(イジュンギ)という名を付けられ庶民として育てられることになります。
しかし、13年の月日が経ち成長したヨンの元に再び刺客が現れ命を狙われることになります。
追われる中でギョムとしての記憶を取り戻すヨンでしたが、父ウォノと共に即位の際の功臣でありギョムの行方を探していた左議政シム・ギウォンも殺されてしまい、父の死の真相について知るものはいなくなってしまいます。
その後ヨンは、生き別れになった母と姉を捜し始めることになるのですが、やがて義賊イルジメとなるヨンの前にかつてセドルの息子だったシフ(パクシフ)が立ちはだかることとなり・・・。
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イルジメ一枝梅 みどころ
これまで様々な英雄を題材とした作品が作られ韓国時代劇ブームとなった中で、”快刀ホン・ギルドン”と共にヒーローとして名高かった”イルジメ”を題材として大ヒットしたのが本作です。
いわゆる”フュージョン時代劇”と呼ばれる作品の一つであり、これまでの重く堅苦しい時代劇とは違いスタイリッシュかつエンターテイメント性の高い作品となっています。
権力者や社会の腐敗に立ち向かっていくイルジメの姿やそのアクションの痛快さ、切ない恋愛模様や家族の物語に涙し、さらにはに笑いもちゃんも盛り込まれるなど、ストーリーの面白さも当然ながら様々な要素がバランスよくミックスされているのも魅力となります。
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イルジメ一枝梅 感想・評価
これはいわるゆる韓国時代劇とは一線を画す作品ですね!
韓国時代劇のイメージとしては、宮廷を舞台とした権力闘争や身分差の恋などを描く人間ドラマを基本としていると思うんですが、本作はそんな要素もありつつも、笑って泣いてハラハラドキドキし、その上映像と音楽の素晴らしさも充実しているなど、誰が見ても楽しむことが出来るエンターテイメントになっているんです。
ただ、アクション主体で気軽に楽しむのにはもってこいなんですが、人間ドラマとして見るならばその他の韓国時代劇と比べるとあっさりしており、そのどちらを重視して見るかで好きかどうかが分かれると思いました。
私としてはあり得ない展開が続く重厚な時代劇よりも、細かいことを気にせず楽む痛快エンターテイメントな本作の方が好みですね。
まとめ:普段韓国時代劇を見ていない人でも楽しめる痛快エンターテイメント!ただ、アクション主体の作品といった印象が強いので、ラブストーリーや人間ドラマに期待するとちょっと物足りなく感じるかもしれません。
イルジメの続編はある?
※以下、ネタバレを含む内容ですのでご注意を!
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本作のラストは見る人によって解釈の仕方が変わってくるものでした。
ネタバレするなら、最後にイルジメが死んだのかどうなのか分からない!というものであり、こういう終わり方もあってか「続編があるんじゃないか?」という期待を込めて、韓国でも多くの声が上がりました。
シーズン2について調べましたが、2019年12月時点で制作予定などの情報は一切ありませんでした。