『トッケビ』のイ・ドンウク主演作!
チョン・リョウォン×イ・ジョンヒョク×パク・ヒボン共演で贈る癒し系ラブコメディ。
キャスト、あらすじ、感想、みどころなどをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
風船ガム キャスト一覧
全16話
平均視聴率:1.205%
最高視聴率:1.736%
放送年度2015年10月から韓国で放送(ケーブルテレビtvN )
演出:キム・ビョンス
脚本:イ・ミナ
【パク・リファン役】イ・ドンウク
【キム・ヘンア役】チョン・リョウォン
【カン・ソクチュン役】イ・ジョンヒョク
【ホン・イスル役】パク・ヒボン
【パク・ソニョン役】ぺ・ジョンオク
【クォン・ジフン役】イ・スンジュン
【コ・サンギュ役】パク・ソングン
【ノ・テヒ役】キム・リナ
【チョ・ドンイル役】パク・ウォンサン
【オ・セヨン役】キム・ジョンナン
【イェ・ジュンス役】アン・ウヨン
OST情報
本作のOSTで注目なのは、これまでに何度も韓国ドラマのOSTに参加しているスウェーデンのミュージシャン、ラッセ・リンです。
『ロマンスが必要2』『エンジェルアイズ』『トッケビ』と、そのドラマの中でも印象的なシーンで流れるため、ドラマを見た人なら聞けばすぐにわかる曲を提供してきたラッセ・リン。
本作では「Because I」という、これまたドラマの雰囲気とぴったりなパーフェクトな曲となっています。
その他にも「君へと向かう僕の時間/アレックス」や、「私にはあなた/キム・ナヨン」、「君だけを想う/ユン・ゴン」、「違って見える/バニラアコースティック」など、派手さはないものの優しくて温かい曲が多く使われているのが特徴です。
風船ガム あらすじ
幼馴染みのリファン(イドンウク)とヘンア(チョンリョウォン)は兄弟のように育ち、たまにケンカもしますが周りからは恋人だと間違われるほどの仲良し。
しかし、リファンと同じく医師である母のソニョン(ペジョンオク)は、そんな二人の関係をあまりよく思っておらず、そんな思いを知ったヘンアはリファンとの距離を置くようにするのでした。
ある日、リファンに財閥令嬢で歯科医のイスルとのお見合いの話が持ち上がります。
イスル(パクヒボン)はいつも自分の財産目当ての男たちばかりと出会っていたせいで、お見合いにも飽き飽きしてきました。
しかし、これまでの男たちとは違う気さくなリファンを見て惹かれることになります。
一方のヘンアは、付き合っていた職場の上司ソクチュン(イジョンヒョク)に別れを告げ、ソクチュンの部屋から私物を引き上げるのでした。
リファンもヘンアも、お互いに隠し事をしているようで、どこかモヤモヤとしてしまい・・・。
王道の幼馴染み設定の恋愛ドラマです!
心に響く恋愛の名ゼリフや、話題となった数々のキスシーンなどがみどころ!!
風船ガム みどころ
本作は、恋愛ドラマの王道設定の一つ”お馴染み”をテーマにした作品です。
友達以上恋人未満、常に側にいて何かあれば駆けつける家族のような存在の男女の淡い恋が描かれています。
ヒロインのヘンアはラジオ局で働き、幼馴染みのリファンは自分も母親も医者ということもあり、親からは身分格差があるとして仲良くすることをよく思われていません。
そういうこともあり、お互いにどこか意識しつつも一歩踏み出せずに長年過ごして来ています。
そんな近すぎるゆえに結ばれない二人の切ない関係や、周りからすると二人が仲良すぎるがゆえの嫉妬などもありと、幼馴染み設定の定番の要素が多分に入っています。
韓国ドラマにしては過剰な展開もなく、静かに緩やかに進行していく作品なので、ドラマをゆったりた観たい人にオススメだと思います。
それでいて、ちゃんと笑いやドキドキもありますので、ロマンティックコメディ好きなら必見です!
風船ガム 感想と評価・評判
このドラマに斬新さや驚きを求めるのは間違っていて、近年の恋愛ドラマで多く見られるようなミステリーやサスペンス要素を入れてくるものとは一線を画します。
もちろん刺激的な要素が全くないわけではなく、のちに病気の問題や三角関係などの定番要素も盛り込まれてはいるのですが、基本はお互いに好き合っている幼馴染みが、障害を乗り越えてどのようにして結ばれるのかを描いた作品なんです。
ここまで聞いても、やはりどこかで聞いたことのあるような設定ばかりなんですが、ヒロインのヘンアが務めるのがラジオ局ということもあり、このドラマではラジオ番組が効果的に使われています。
主人公たち以外の恋愛模様も魅力的で、それがラジオ局を舞台に巻き起こされます。
年の差カップルに、どっちのおじさんを選ぶかの三角関係というもので、金持ちや権力者が出てくるような派手な恋愛ではないですが、個人的には取って付けたような運命の恋というものよりも、本作のような何処にでもありそうな話の方が好みでしたね!
終盤はちょっと間延びした感もありますが、『ロマンスが必要』シリーズなどが好みの方には向いている作品だと思います。
まとめ:王道の幼馴染み設定に、心に染みる名ゼリフや、数々の胸キュンシーンが詰め込まれた、癒し系ラブコメディです!
最後に
このドラマ、ケーブルテレビ作品として見ても高い視聴率と呼べるものではなかったのですが、いつの時代でも求められる安心の作品だと思います。
そもそも、韓国のドラマは一つのジャンルを突き詰める作品というのが希で、ほとんどの作品には様々な要素が詰め込まれています。
もちろん、それで面白いものもあるのですが、たまにはシンプルな恋愛ものも見たくなるというもの。
そういう時にオススメなのが本作のような作品だと思います!
『トッケビ』の大ヒット以降にイ・ドンウクのファンとなった方にも、後追い作品としてオススメします。