パク・セワン、シン・ヒョンスン、ヨンジェ[元GOT7]、ミンニ[(G)I-DLE]共演によるシットコム。
国際学生寮を舞台に個性的な学生たちの恋と友情をコミカルに描いたNetflixオリジナルドラマ!
キャスト、あらすじ、感想、シーズン2などをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
ホント無理だから【韓国ドラマ】キャスト一覧
Netflix全12話
放送期間:2021年6月18日~Netflixにて全世界同時配信
演出:クォン・イクジュン
「ノンストップ・シリーズ」など
キム・ジョンシク
脚本:ソ・ウンジョン、ペク・ジヒョン
【パク・セワン役】パク・セワン
韓国人。国際学生寮チューター。
【ジェイミー役】シン・ヒョンスン
アメリカ人。謎多きイケメン。
【サム役】ヨンジェ[GOT7]
オーストラリア人。世界的トッポキフードチェーン会長の息子。虚言癖あり。
【ミンニ役】ミンニ[(G)I-DLE]
タイ人。韓国ドラマ好き。
【カーソン役】カーソン・アレン
アメリカ人。口が悪くて大食いで酒豪。
【ヒョンミン役】ハン・ヒョンミン
韓国とナイジェリアのハーフ。寮に不法滞在中。
【テリス役】テリス・ブラウン
トリニダードトバゴ人。彼女と同棲中。
【ハンス役】ヨア・キム
スウェーデン人。常識があるフリをしている。
本作は、「ノンストップ・シリーズ」などのシットコム作品を手掛けてきたスタッフによるNetflixオリジナルドラマ。
ヨンジェによるオープニング曲も注目です!
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ホント無理だから【韓国ドラマ】あらすじ
ソウルにあるテハン国際大学の学生寮でチューターをしているパク・セワンは、奨学金とバイトの掛け持ちで大学に通う苦学生。
寮の規律に厳しい上にお金にもシビアなセワンは、寮で起こる様々な問題を解決するかわりに寮生たちからお金を取っていました。
そんなセワンの周りにはアメリカからの留学生ジェイミー(シンヒョンスン)をはじめ、世界各国から韓国にやってきた個性豊かな学生たちがいて、恋と友情の日々を繰り広げていくことになります!
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ホント無理だから【韓国ドラマ】みどころ
本作は、国際色豊かな学生寮を舞台としたシチュエーション・コメディ(シットコム)です。
メインキャストの半数以上が韓国人以外という珍しい作品で、内容はアメリカのホームコメディと韓国ドラマのテイストを合わせたような作風になっています。
お金にシビアなセワン
ミステリアスで神経質なジェイミー
虚言癖があるサム
韓国ドラマとイケメンが好きなミンニ
特殊な家庭に育ち寮に隠れて住んでいるヒョンミン
口が悪く暴力的なカーソン
女好きなテリス
何かと周りからウザがられるハンス
と個性的なキャラクターが揃っているのも本作ならではで、そんな彼らの学生生活のあれこれや友情ドラマ、そして韓国ドラマではあまり見られない奔放な恋愛模様も描かれていきます。
留学生ならではの悩みやお国ごとの違いを描くといった内容ではなく、韓国人より韓国人らしい留学生の言動に笑わされたり、そんな彼らのラブロマンスに一喜一憂するハイテンションなドラマになっています!
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ホント無理だから【韓国ドラマ】感想・評価
アメリカのホームコメディ風のシットコム(シチュエーション・コメディ)。
大学の寮を舞台に多国籍な学生たちがメインキャストとして登場する珍しい作品なんですが、人種は様々ですが基本韓国語で話しているので国際色は薄め。
国際学生寮なんだから複数の言語が飛び交っていて欲しかったですし、Netflixオリジナルドラマなのでその方が見やすかったと思いますね。
最近のシットコムだと「ウラチャチャ」シリーズなどがありますが、本作はアメリカのホームコメディのように笑い声が入っていて、本場の作品を見慣れていたとしてもかなり違和感がありました。
キャストに関しても外国人の出演者が多く、誰もが知る俳優も出演していないので、正直出演するアイドルが好きでなければ興味を引かれない作品かもしれません。
しかし、いざ見てみるとおバカな学生たちによる青春コメディという分かりやすい内容で、世界観が分かってくると違和感も無くなってきて普通に楽しむことが出来ました。
特に外国人俳優(韓国で活躍してるみたいですが存じ上げませんでした。。。)たちが演じる留学生のキャラクターがかなりユニークで、パク・セワンやヨンジェなどの有名キャストの引き立て役という感じではなく、メインキャラクターとしてバリバリに目立っていたのは驚きでしたね。
ただ飛び抜けて突出したところがないのは残念で、コメディとしてはクスクス笑えるところはあるものの爆笑出来るほどでなく、時折差し込まれるシリアスな要素もコミカルなシーンとの温度差がありすぎて邪魔に感じました。
韓国文化の自嘲や毒親についてなど考えさせられるところもありましたがそこまで深く描いてなく、恋愛要素もサラッと描かれる程度というものなので、重厚な韓国ドラマが好きな人にとっては物足りなく感じるかもしれません!
まとめ:韓国人キャストよりも外国キャストの方が目立っていました!
シットコムに慣れないうちは違和感があるかもしれませんが、個性的なキャラクターたちによるハチャメチャコメディに、若者らしい恋愛ドラマなど、気軽に楽しめる作品になっています。
ただ、どの要素でも飛び抜けたところはないので、もっとコメディに突出していた方が良かったですかね。
ホント無理だからシーズン2は?
未解決なままにされている部分もありましたし、シットコムですのでシーズン制を想定して作られていることでしょう。
シットコムは2000年代後半に盛り上がったジャンルで、近年はあまり作られてないんですね。
シーズン2は視聴者の反応次第、というところでしょうか。
ネットを見ると続編を期待、という書き込みがたくさんありますが、2021年8月時点でまだ発表はありませんでした。
最後に
前半は典型的なシットコムとしてそこそこ楽しめていましたが、セワンとジェイミーの格差恋愛やジェイミーの正体が明かされて二人の関係に危機が訪れるという”いかにも韓国ドラマ”な展開になってからはつまらなくなりました。
展開は韓国ドラマそのものなのに、そんな流れの中でも笑い声を付け加える演出がされているのは不自然としか思えませんでしたね。
同じストーリーを描くにしてもコミカル演出のみにして欲しかったですね!