2018年MBC演技大賞2冠!同時間帯視聴率1位!を記録した2人の女性を取り巻く”秘密”と”嘘”を描いた愛憎劇!!
キャスト、視聴率、あらすじ、感想などをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
秘密と嘘【韓国ドラマ】キャスト・視聴率
U-NEXT全122話
BSフジ放送時全88話
平均視聴率:8.53%
最高視聴率:13.9%(最終回)
放送年度2018年6月から2019年1月まで韓国で放送
演出:キム・ジョンホ
「オーロラ姫」など
キム・ヨンミン
「白詰草<シロツメクサ>」など
脚本:イ・ドヒョン
「家族の秘密」など
【シン・ファギョン役】オ・スンア
アナウンサー。ミソングループの孫娘。
【ハン・ウジョン役】ソ・ヘウォン
アナウンサー志望。ファギョンの友人でライバル。
【ユン・ドビン役】キム・ギョンナム
MBS放送局PD。
【ユン・ジェビン役】イ・ジュンムン
ジュウォンのマネージャー。ドビンの弟。
【オ・ヨニ役】イ・イルファ
ミソングループ副会長。ミョンジュンの妻。
【シン・ミョンジュン役】チョン・ノミン
ミソンアパレル社長。ファギョンの父。
【ハン・ジュウォン役】キム・ヘソン
有名フリーアナウンサー。ウジョンの母。ミョンジュンのかつての恋人。
【オ・サンピル役】ソ・インソク
ミソングループ会長。ヨニの父。消息不明となった後継者候補の孫を探している。
本作はアイドルグループ出身のオ・スンアさ主役を演じ、2018MBC演技大賞で新人女優賞を受賞した作品。
本作は同時間帯視聴率1位となった作品でもあり、途中視聴率4%台まで落ち込んだりもしましたが、最終回にして最高視聴率13.9%を記録するなど有終の美を飾っています。
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秘密と嘘【韓国ドラマ】あらすじ
ミソングループの令嬢ファギョン(オスンア)と有名アナウンサーの娘ウジョン(ソヘジョン)は親友同士であり、アナウンサーを目指すライバルでもありました。
二人は夢を目指して切磋琢磨した結果、揃ってアナウンサー採用試験の最終審査に進むことになりました。
そんな中、ウジョンの母ジュウォン(キムへソン)がMCを務める番組に娘を探しているという男性が現れます。
その男性は余命宣告を受けており、それを機会に22年前に施設に預けた娘ソンジュを探そうと思い至ったのです。
そんな男性に同情したウジョンは、母の仕事を手伝い何とかして娘との再会をさせようとするのですが、その過程でファギョンこそがソンジュであることを知ってしまい・・・。
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秘密と嘘【韓国ドラマ】みどころ
本作はアナウンサーを主人公としたテレビ局が舞台となる王道の愛憎劇です。
財閥の孫娘に成り済まして生きてた嘘まみれのヒロイン・ファギョンと、ファギョンとは対照的な王道ヒロイン・ウジョンの物語であり、二人の親たちの隠された秘密を描く作品でもあります。
欲望のために嘘を重ねていくファギョンと心優しいウジョンの関係が決裂していく展開をはじめ、韓国ドラマ定番の出生の秘密や複雑な人間関係なども盛り込まれ、絡み合った愛の行方も本作のみどころとなります。
タイプの違う二人のヒロインがどのような人生を送っていくのかというのがメインテーマとなりますが、その他にもドビンとジェビン兄弟と彼女たちの恋愛模様や、失踪しているミソングループのもう一人の孫の行方と正体であったり、ミソングループ内での権力争いや親たちの過去の因縁など、盛り沢山の内容となっています。
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秘密と嘘【韓国ドラマ】感想・評価
パッと見は韓国ドラマによくあるタイプの愛憎劇なんですが、悪女の方が正統派ヒロインよりも全面に出ている点がポイントでした!
設定や展開なども驚きもなく、近しいところでドロドロな人間関係があったり、身近なところでの恋愛模様もこの手のタイプの定番ですが、悪女が二番手になってないだけでかなりドラマの見え方も変わっていました。
ほとんどの作品だと苦難に合い続けるヒロインの頑張りを応援したり幸せになっていく過程を楽しむものですが、そんな作品でも悪女の方が目立ってしまっている作品もあります。
しかし、本作の場合は最初から悪女の方がメインになっているので、ファギョンを否定するだけではなく彼女の立場になって考えてみようと思わされたのはデカイですね!
このように普段は愛憎劇が苦手な私でも新鮮に思えましたし、思ったほどドロドロ感もなく見やすかったんですが、いかんせん長過ぎます。他の作品でもあることですが、真実が明かされるまでがとにかく長くて、見ていて次第にイライラしてくるんです。
後半になって感動の家族ドラマのようにもなってきますが、長すぎて熱が冷めてきた分突っ込みどころも目立ってしまい、もっとコンパクトにまとめられていたら更に楽しめたのではないかと思います。
最終回は?
最終回はもっと人間関係が密になるのかと思いきや思いの外ハッキリとしないもので、なんとなく寂しい終わり方でした。
ファギョンが自らの罪を悔いるのは当然だとしても、その周辺のキャラクターの行動はちょっと理解不能でしたね!
まとめ:設定はありきたりですが、普段二番手の悪女がメインヒロインとなることで新鮮なドラマのように感じました!
しかし、ドラマが長すぎるので途中イライラしたり冷めてしまったところもあり、その点は残念でした。
最後に
嘘を隠すために更に嘘を重ねていくことになったファギョンは、悪女なのは間違いないのですがどこか可愛そうに感じました。
その反面真っ直ぐなウジョンがちょっと嫌いになったりと、メインを悪女にしたことで通常の愛憎劇とは違った感想になりましたね。