Heart to Heart~ハートトゥハート~は『コーヒープリンス1号店』の演出家が贈るトラウマ克復ラブコメディ!
チェ・ガンヒ×チョン・ジョンミョン共演作品です。
キャスト、あらすじ、感想、みどころなどをまとめました。
(トップ画像https://entertain.naver.com)
【ハートトゥハート】キャスト・視聴率
全16話
最高視聴率2.445%
放送年度2015年1月から韓国で放送(ケーブルテレビtvN)
演出:イ・ユンジョン
脚本:イ・ジョンア
【チャ・ホンド(オ・ヨンレ)役】チェ・ガンヒ
【コ・イソク役】チョン・ジョンミョン
【コ・セロ役】アン・ソヒ
【チャン・ドゥス役】イ・ジェユン
【コ・サンギュ役】チュ・ヒョン
【コ・ジェウン役】オム・ヒョソプ
【ハン・ムンソン役】チン・ヒギョン
【ヤン刑事役】キム・ギバン
【ウ・ヨヌ役】ファン・スンオン
【オム・キチュン役】ソ・イスク
【アン・ビョンヨル役】チェ・ムソン
【ファン・グムシム役】キム・エギョン
【ハートトゥハート】あらすじ
テレビ出演や執筆活動などで”国民的ドクター”として知られた精神科医のコ・イソク(チョンジョンミン)は、世間では完ぺきな男として有名なのですが、実は高慢な性格を隠していました。
イソクは病院を一等地に構えていて、誰もがうらやむ順風満帆な日々を過ごしています。
一方、本作のヒロインであるチャ・ホンド(チェガンヒ)は赤面症で対人恐怖症という悩みを抱え、長年好意をもっている刑事のチャン・ドゥス(イジェユン)に対してもこっそり手作り弁当を差し入れるのが精一杯。
好きな相手に気持ちを伝えることも出来ない自分に嫌気がさしたホンドは、病気を直して気持ちを伝えようとイソクの病院を訪ねることにしたのですが…。
【ハートトゥハート】みどころ
精神科医と患者の恋というと『大丈夫、愛だ』を思い浮かべますが、本作はそれよりラブコメに比重を置いた感じでしょうか。
人から注目されると赤面し、その為に対人恐怖症になってしまったホンドは、普段からヘルメットをかぶり外出しているのですが、その方が逆に注目されるだろ!と思いますが、そういうツッコミは置いておくとして、亡くなった祖母に変装すると普通に人と接することが出来るというのが面白いですね。
対人恐怖症のチャ・ホンドの姿ではイソクの病院で働き、老人姿のオ・ヨンレの時はイソクの祖父の元で働いている、この設定があるだけでコミカルなドラマになるに決まってますよね!
もちろん本筋は、ホンドの病気を治す過程でイソクと急接近していくラブコメディなんですが、そこにヨンレとしてのもう一つの生活も描くことでドラマの世界が格段に広がっています。
おばあちゃんであるはずのヨンヒは、老人たちに混じれば若々しく頭も回り、身体もキビキビ動くので、そこでのコミカルな展開は病院でのシーンとは違うドラマのようなんです。
韓国ドラマとしては、飛び抜けて変わったヒロインだと思います!
【ハートトゥハート】感想と評価・評判
ここまでヒロインに魅力を感じないドラマも珍しいですね。
ドラマの設定上、貧乏で仕事もなく地味な格好をしていてモテない、ということになってはいますが、普通に見ると美人だしモテるに決まってるじゃん!とツッコミたくなることはよくありますよね?
しかし、このドラマに関しては常にヘルメットをかぶり顔もマフラーで隠したり、服装も地味すぎるヒロインは、設定とはいえ全く惹かれません。
それは、見た目やキャラクターだけでなく、内面も対人恐怖症の為か気持ちや感情を表さず、惹かれる要素が見当たりません。
そんなホンドがイソクと出逢ったことで、少しずつ自らの殻を破っていくのが見ていて嬉しくなります。
そして、最初の印象が最悪とも言えるヒロインなので、話が進むにつれどんどん良くなっていくのは当然のこと。
見た目はもちろん、性格も明るくなっていくのでラブコメとしてだけでなく、ヒロインの成長ドラマとしてもみどころ満載です!
まとめ:ヒロインが一人二役を演じたラブコメであり、過去の因縁や家族について語られた深いテーマのドラマでした。
最後に
このドラマは終盤の展開が好き嫌いが分かれるかもしれません。
それまでヒロインが病気を治し、医者と恋愛をしていくラブコメであったのに、実は二人には過去に因縁があり・・・という、韓国ドラマお決まりの設定を入れてきたからです。
結果からいうと終盤スゴく泣ける展開になるんですが、あまりに出来すぎな展開でちょっとドラマのテイストが変わりすぎな気がします。
無理矢理山場を作らなくても素敵なドラマだったのに、韓国人はそれじゃあ満足出来ないんですかね。