韓国ドラマ「逆賊-民の英雄-ホンギルドン」はドラマ「六龍が飛ぶ」でブレイクしたユンギュンサンの初主演作!
キャスト一覧や視聴率、作品紹介、あらすじ、撮影エピソード、視聴者の感想などまとめました。
逆賊ホンギルドンキャスト
全30話
最高視聴率 14.4%
放送年度:2017年1月~5月 韓国で放送
演出:キムジンマン
・キルミーヒールミー
・最高の愛
脚本:ファンジニョン
・帝王の娘 スベクヒャン
【ホン・ギルドン役】ユン・ギュンサン
【燕山君(ヨンサングン)役】キム・ジソク
【ガリョン 役】チェ・スビン
【チャン・ノクス役】イ・ハニ
【アモゲ役】キム・サンジュン
【ギルドンの妹役】イ・スミン
逆賊ホンギルドン紹介
「逆賊」は財力に恵まれていながら民の心を得られなかった燕山君(キムジソク)と、貧民であるがゆえに支持を得ることに成功したホン・ギルドン(ユンギュンサン)の克明なコントラストを介して、指導者が備えるべき徳目が何なのかを探るドラマ。
2017年コリアンドラマアワードで3冠を達成した、この年を代表する時代劇です。
注目すべきは期待の若手俳優ユンギュンサンの初主演作ということ。
彼以外のホンギルドンは想像できない、と言われるほど適役で高く評価されました。
ご自身も「人生に3つの大きな岐路があるというけど、本作はそのうちの一つだと思う」と語るほど、思い入れのある作品のようです。
またデビュー14年目にして初の悪役を演じたキムジソクは、燕山君を繊細に表現し、憎めない悪役として自身の人生キャラクターとも言われるほど高評価でした。
キムジソクは、実在の人物を演じたことについて、燕山君がなぜ暴君にならざるを得なかったのか、その背景を知ろうと心理学の本をたくさん読み役作りしたのだそうです。
監督は「チュノ」と「またオヘヨン?」のキムジソクを見て、
「陽気に笑っているのに笑っていないような姿。明るいところが狂気に見えた時、視聴者にキムジソクだけの魅力を見せられるのではないか」
とのことで燕山君に抜擢したのだとか。ハマり役でしたよね
燕山君役は王だけに古語ばかりで、またセリフ量が多く、キムジソクはもともと完全に暗記しなければ撮影に臨めないタイプだとのこと。
とても苦労したようですが、台本が余裕をもって配られ、熟読する時間が与えられて助かった、と語っています。
またチュノに比べて肉体的には楽でしたが、精神的な負担が大きかったとも話していました。
逆賊ホンギルドン視聴率は?
最高視聴率は上述の通り14.4%。
同時間帯にイボヨン主演「耳打ち」が放送されており、この2作は毎週のように首位が入れ替わるほどの視聴率対決を繰り広げていました。
「逆賊ホン・ギルドン」の最終回は自己最高視聴率14.4%を記録し有終の美を飾りましたが、その日「耳打ち」はそれを上回る16.4%を記録し、同時間帯1位を譲る形となりました。
撮影エピソード、他の現場と違う点は?
撮影現場は一つ特異なことがありました。燕山君役を演じたキムジソクが「こんな現場は初めてだった」というその内容とは
「撮影序盤、スタッフ全員に所属と名札がついていたこと」
「誰のマネージャー〇〇〇」「小道具〇〇〇」「照明〇〇〇」といった具合に、全員がどこの誰なのかということがわかるようになっていたとか。
名前を呼ばれることで、現場の信頼感や連帯感が形成されるのを感じたそうです。
またキムジソクはこの作品が高く評価された理由の一つに、監督の指導や演出のすばらしさを挙げています。
というのも、韓国ドラマの撮影現場はその日に台本が仕上がり、その場でセリフを覚え、連日徹夜で慌ただしく撮影・編集してギリギリ間に合わせるということが珍しくありません。
事前制作でない限り、視聴者の反応や視聴率を見ながら脚本を変えたりということが当たり前の韓国で、本作はとてもスケジュール管理されたきちんとした現場であったとのこと。
「たったの一度も台本が遅れたことがなかった。30話まで全話台本リーディングをしてから撮影に臨んだ。演じる前に充分に話し合うことができた。環境で俳優の演技が変わるということが今回よくわかった、自分も知らなかった内面が引き出され、照明チーム、小道具チームなどなどすべてのスタッフに感謝したい。」
と語っています。
チャンノクス役を演じたイハニも同様のコメントをしており
「逆賊の成功はスタッフが作り出した現場の雰囲気の良さ」
だと語っています。そのほかイハニは撮影のエピソードとして時代劇特有の衣装のつらさを挙げています。
撮影はとても良かったけど、かつらなどの衣装のために徐々に肉体的苦痛が募り、鎮痛剤なしでは眠れないほど大変だったそうです。
第19話、20話の時が一番つらく、このまま撮影を終えることができないかもと思うほどだったとか。
しかしこれまで描かれたことのないチャンノクス役は視聴者たちに強烈なインパクトを残り、歴代級チャンノクスと呼ばれるほど高評価を得ました。
ホンギルドンは実在の人物?
洪吉童(ホンギルドン)は1607年ごろ書かれた小説の主人公の名前です。
小説の内容は、王の圧政に苦しむ庶民のために戦う勧善懲悪的ヒーローもので、日本では水戸黄門のような感じと考えたらいいでしょうか。
一般的にホンギルドンといえばこの小説の主人公のことを表します。
また「朝鮮王朝実録」の中に1500年洪吉同(同の字が違うホンギルドン)という盗賊団の一人が逮捕された、という記述があります。
今回のドラマ「逆賊-民の英雄 ホン・ギルドン」はこちらのホンギルドンをモデルとした作品。
しかし本作は一部史実を取り入れた架空のお話です。
洪吉童(小説のヒーロー)と洪吉同(実在の盗賊)、どちらもハングル表記・発音共に同じであるため、韓国でも混同しているようです。
逆賊ホンギルドンのあらすじ
朝鮮第九代王・成宗の時代。奴婢アモゲ(キムサンジュン)の子として生まれたギルドン(ユンギュンサン)には、ある特殊な力が備わっていた。 それが不吉な運命を招くと考える父は、息子を守るために奴婢の身分から脱出しようとするが…。
そんな中、娘を出産後に亡くなった妻の無念を晴らすべく仇討ちを決意したアモゲ。だが、彼が主人を殺めたところをギルドンが目撃してしまう。
12年後、全国を旅する行商人となったギルドンは、妓生のコンファこと後のノクス(イハニ)とその付き人ガリョン(ちぇすびん)と運命の出会いを果たす。
間もなく朝廷では第十代王・燕山君(キムジソク)が即位。やがてギルドンと燕山君は因縁の宿敵として遭遇することに…。公式ページより
逆賊ホンギルドンの感想・評価
逆賊民の英雄ホンギルドン
完走🙌🏻♥🙌🏻♥
ついつい夜更かしをして見ちゃうぐらい面白いドラマでした❣️👍
ユンギュンサンくんは六龍より更に素敵に💕モリの笑顔が最後に見れてよかった💕#逆賊民の英雄ホンギルドン#ユンギュンサン#PicoSweet https://t.co/PEl5tNV5Fn pic.twitter.com/ZvkrE0QyOn— こきゅわ (@ngy28osk) 2018年10月15日
ホンギルドン面白すぎて毎日家族みんなで揃って見とる
ユンギュンサンがどタイプすぎるし民には毎回泣かされてる…😭
私も民の一員になったみたい。
王様の暴君ぶりさすがすぎてほんまにコテンパンにしたい😒
とにかく史劇ってほんまに最高💗#逆賊民の英雄#ホンギルドン #ユンギュンサン pic.twitter.com/o0yiSBYBtm— りい@韓ドラ垢🇰🇷🌸 (@kkankkokku) 2018年9月4日
韓国ドラマ、逆賊 ホンギルドン 完走🙌🏻✨
ユンギュンサンのアクションシーン最後らへん気迫がテレビ越しにも伝わってきてウルウル😢💓王様役の俳優さんの演技にぐっと引き込まれた!!
そしてホン一族好きすぎる😳— りーやん@趣味! (@tvxq_skaylmod) 2018年9月14日
最後に
主人公を演じたユンギュンサンは
「ホンギルドンはさまざまな逆境にあいながらも、それに打ち克ち、乗り越えていく姿を通して視聴者の方々も共に成長できる作品だろう」
と語っています。多くの方に見てほしい作品です。