キム・レウォン、ソン・ホジュン、コン・スンヨンらが共演する警察官、消防隊、救急隊員らの活躍を描いた犯罪捜査&人命救助ドラマ!
キャストex画像、あらすじ、感想などをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
ファーストレスポンダーズキャスト一覧
原題:消防署の隣の警察署
Disney+全12話
放送期間:2022年11月12日〜12月30日まで韓国SBSで放送
ディズニープラスにて同時配信
平均視聴率:8.54%
最高視聴率:10.3%
演出:シン・ギョンス
「スリーデイズ~愛と正義~」
「六龍が飛ぶ」「緑豆の花」など
脚本:ミン・ジウン
「シンデレラと4人の騎士」
「ジャスティス検法男女1&2」など
【チン・ホゲ役】キム・レウォン
警部補。“珍島犬”との異名を持つ問題児。
【ポン・ドジン役】ソン・ホジュン
消防士。別名“ブルドーザー”。
【ソン・ソル役】コン・スンヨン
救急隊員。別名“ソンサリ(メダカ)”。
【コン・ミョンピル役】カン・ギドン
巡査長。ホゲの相棒。
【ボン・アンナ役】ジウ
科学捜査チーム巡査長。ドジンの妹。
【ペク・チャム役】ソ・ヒョンチョル
警部。チーム長。
【マ・テファ役】イ・ドヨプ
次期大統領候補の息子。
【ヤン・チヨン役】チョ・ヒボン
マ・テファの弁護士。
【チン・チョルジュン役】チョ・スンヨン
検事長。チン・ホゲの父。
キム・レウォン、ソン・ホジュン、コン・スンヨンらが共演する制作前からシーズン制を取ることを決めていたドラマ。
続編は2023年7月に配信予定となっています。
※因みに“ファーストレスポンダー”とは、緊急災害時に最初に対応に当たる警察官、消防士、救急隊員などのことを呼ぶ。
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ファーストレスポンダーズあらすじ
殺人の疑いがかかっていた権力者に暴行を加えテウォン警察署へ飛ばされてきた問題児のチン・ホゲ(キムレウォン)は、権力者のみならず上司や仲間立ちにも噛み付くことから“珍島犬”と呼ばれ敬遠されている刑事。
しかし、刑事としての能力は非常に高く、協力体制にある消防署とぶつかりあいながらも次々と事件を解決させていく。
最初厄介ものだと思われていたチン・ホゲは、類まれなる実力を発揮することで次第に消防士のドジン、救急隊員のソルらと親密になっていくのだが、彼を落としれようと狙うマ・テファによって様々な試練が課され…。
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ファーストレスポンダーズみどころ
警察官や消防隊、救急隊員らが協力して犯罪捜査に挑む犯罪ヒューマンドラマ。
犯罪捜査、消防、人命救助、科学捜査など、様々な要素が楽しめる作品で、基本一話解決で犯罪・火災現場をリアルに描いています。
トラブルメーカーな刑事役のキム・レウォンさんと、ブルドーザーと呼ばれる熱血消防士役のソン・ホジュンさん、高い医療知識と患者に寄り添う優しさを持つ救急隊員役のコン・スンヨンさんの三人を中心に、様々な犯罪現場や火災現場での活躍と人々を助ける姿を臨場感満載で描いていきます。
警察と消防が協力して事件を解決していく内容なので、一話一話がスリリングでスピード感満載で、犯罪捜査をしたい警察と災害を食い止めることが最優先の消防との対立やチームワーク、そしてお互いの事件を解決するための科学捜査など、普通の犯罪捜査ものとは一線を画した内容となっています。
それと同時に主人公と因縁の相手との対決や、主人公が引きずる過去の事件についてなども描かれ、それに立ち向かう主人公の破天荒ぶりも見どころとなります!
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ファーストレスポンダーズ感想・評価
事件の内容はかなりレアなものばかりですが、面白いことは間違いなし!
警察、消防、救急それぞれが舞台となる作品は数多くありますが、この3つの組織の活躍が同時に描かれた作品というのは案外珍しいですよね。
しかし、よく考えれば事件現場にこの三者が集るのは普通なことで、事件の規模が大きくなるほど協力体制を取るのは当たり前なことですよね。
そう考えると、これまで刑事だけの活躍しか見てこなかった方がおかしく、本作の方がリアルなんじゃないかと思いました。
まぁ、毎度共同作戦が行われるというのはあり得ないでしょうが…。
初回の電話越しに被害者と会話して現場の状況を把握したり、その場所を突き止めようとする展開は「ボイス」のようで、特に一分一秒を争うスリリングな展開は近いものがあり目が離せませんでした。
基本一話解決で、スパッと事件が解決するのでサクサク見れますし、かといって日本の刑事ドラマのようなヤワな内容でもありません。
ですが、事件の内容が監禁殺人、少年による脅迫&賭博&自殺幇助、バラバラ殺人&放火、金のために娘を虐待しひき逃げまでする母親など、冷酷すぎるレアな事件ばかりというのはちょっと出来過ぎかと。
その上、救急はまだしも消防が必要になる事件が毎回起きるというのも都合が良すぎませんかね?
そして悪の権力者の存在というのもありきたりでした。
今回は珍しく警察が優秀でしたが(味方に限る!)、権力者の息子がクズとか、その周りに悪徳検事や判事、警官が集まるというのもありきたり。
色々と盛り込まないと不安なのかもしれませんが、警察、消防、救急の協力体制を描くというだけでも充分見応えがあったのに…。
とはいえ、リアルかどうかはさておきドラマのストーリーとしてはかなり面白かったですね!
とはいえ、事件の内容がエグく犯人も狂人ばかりというのは出来すぎですし、権力者との対決というお決まりの設定も余計だったかと。
最後に
間違いなく面白いドラマでしたが、事件の内容がどれもエグすぎたり、犯人たちがとびぬけでクズだったりするのは少しやり過ぎに感じました。
たまには人間味のある切ない事件を挟んでも良かったかもしれませんね。
そして、ロマンスに関しては別に必要なかったですかね…。
がっつり描いているわけではありませんが、それよりもバディ感重視の方が正解だったかと。
ーーー*以下、ネタバレあり!ーーー
とんでもなく良いところで終わってしまったラストに関しては、海外ドラマ的な引きの強いものでした!
続編では連続放火事件の顛末や、マ・テファが恐れる者たちの正体が描かれるはずですが、巨悪に立ち向かうという展開は他の作品でも散々見てきているので、個人的には1話解決路線で行ってほしいところ…。